表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

幽霊シリーズ

光幽霊

作者: 黄菜

「・・・・・・・」



彼は、静かにそこにいた。

夜空を見ながら。



「・・・・え・・・」



家へと帰る途中だった彼女は、偶然、彼を見つけた。

驚いて、食材が入っているスーパーの袋を思わず落としてしまった。



「へー、お前・・・ 俺が見えるの?」

「・・・・・見えるって・・・ 幽霊みたいなこと、言わないでよ・・・」

「俺、幽霊だぜ?」



そう言って笑う彼は、透けていた。

足が無かったりはしていないようだ。


しばらく、彼女は彼を見つめた。

そして、恐る恐るつぶやいた。



「・・・・・・・幽霊なわけないじゃない。だって・・・」

「・・・・だって?」



彼は、
















「・・・・・光る幽霊なんて、聞いたこと、無いわよ・・・」



淡く、蛍光色に光っていた。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ