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復讐

今回は瑠美が連れていかれた時の場面です。

それにしても文章短いなぁ……

数分前 瑠美side


「蜜柑ちゃん!ちょっと来て!」


「わっ!?な、何ですか!?」


ゲームコーナーに来て早々、オレンジはなゆに連れていかれた


「相変わらずだねぇ、なゆは……」


私はゲームを物色しながらさっき会ったショウの事を考えていた


(結構久しぶりだったわね、ショウに会うの……変わってなかったわ)


彼は私の恩人であり、とても大切な人でもある。ショウがいなかったら、今の私は存在していなかっだろう


(恩人……か……)


あの頃の私を思い浮かべる度、私は後悔する。

もう同じ事を繰り返してはならないんだ、絶対に。

私はそう決意を固めていた


「おい、お前」


「え?」


突然後ろから声をかけられる。

振り返ると中学生くらいの男が数人いた


「えっと……何か用かな?」


「俺達の顔を見て何か思い出さねぇか?」


「へ?」


言われたので男達の顔をよく見る。


………え……?そんな……まさか……


「あ、あんた達は……!」


「へっ、思い出したか。ガキの頃は世話になったよなぁ、暁瑠美」


私はこの人達の顔を覚えている……忘れられるわけがない。

だってこの人達は……!


「戻って……きてたの……?」


少し顔つきが変わっているけど……間違いない。この人達は子供の頃に私が転校させてしまった人達だ


「お前に復讐する為に戻ってきたんだよ」


「復讐……」


そっか、そりゃそうだよね。あんなに酷い目にあった挙げ句に転校までさせられたんだもんね。ずっと恨んでるよね、私の事


「ちょっと俺達と一緒に来てもらうぜ。抵抗するならしても良いがな」


男は腕を鳴らしながら言った


「……良いわよ。抵抗なんてしないよ」


「ほう?やけに素直だな。まぁ良いや、来い」


私は男達の後をついていく。はぁ……皆して私を睨んでるよ、仕方ないけどね


(ごめんね、オレンジ、なゆ)


今日遊ぼうって言った私がこんなことを言うのもなんだけどさ。


今日、遊べそうにないみたい

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