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二十六から三十
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すぐ凭れ もう潮時か 恥かくか 詩は書き通し 埋もれた藻屑
すぐもたれ もうしおどきか はじかく(か しはかきとおし うもれたもくず)
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咎めると 寝乱れ髪は 謀るか 羽太食み彼だ 身寝獲る目かと
とがめると ねみだれがみは たばかる(か はたはみかれだ みねとるめかと)
※ 羽太 スズキ目ハタ科の海水魚の総称。マハタ・クエ・キジハタ・アカハタなど。体は長楕円形でやや側扁し、口が大きく、えらぶたにとげが三つある。
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ケア良いな 益示し知事 毎回か いま自治示し 消えない夜明け
けあよいな えきしめしちじ まいかい(か いまじちしめし きえないよあけ)
29
頼る我が機が 受信して 島影か マジで真珠史 書き変わる世だ
たよるわが きがじゅしんして しまかげ(か まじでしんじゅし かきかわるよだ)
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花の幕 剥ぐ女児知ると 危機感が 聴き取る司書に 具縛魔の名は
はなのまく はぐにょじしると ききかん(が ききとるししょに ぐばくまのなは)
※ 花の幕 花見の宴のときに引き巡らす幕。花見幕。
具縛 仏語。煩悩にしばられていること。




