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十六から二十
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疾うからか 墨色選び 名は蜷に 花弁エロい 自ら飼うと
とうからか すみいろえらび なはにな)に はなびらえろい みずからかうと)
※ 蜷 たけのこ状をした、淡水産の巻貝。かわにな。みな。
にえ(贄/牲)、にれ(楡)、にわ(庭)
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好まぬ身 黙って並び 名は借りか 花弁撫でつ まだ見ぬ魔の子
このまぬみ だまってならび なはかり(か はなびらなでつ まだみぬまのこ)
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駄目出しだ 可笑しな家系 数奇解き 薄い毛悲し 顔出し駄目だ
だめだしだ おかしなかけい すうきと(き うすいけかなし かおだしだめだ)
19
裏は崖 山寺借りた 妻だった まったり空手 魔や怪我払う
うらはがけ やまでらかりた つまだっ(た まったりからて まやけがはらう)
20
晴れ舞台 尼寺借りた 梅雨の間の ゆったり空手 間合い狂れば)
はれぶたい あまでらかりた つゆのま(の ゆったりからて まあいたぶれば)




