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おとぎ話?

初めての投稿になります。


 小さい頃からお母様に聞いていた

「王子様とお姫様、ママはお姫様のお友達でお姫様を守っていたのよ」

絵本の中の天使のように愛らしいお姫様を見ながらお母様は語っていた。


「わたしもママみたいにおひめさままもる」


と幼い私は憧れた。こんな可愛らしいお友達を作って守るのだ!と。

「えぇ、きっとできるわ」

お母様は優しく微笑み頭を撫でてくれた。

「頑張ってお姫様を守れるようになりましょうね」

3歳の時に誓った。

そこから2年頑張った。礼儀作法に武器の使い方、少しずつお勉強も。

同年代では頭一つ飛び抜けているだろう。

お姫様にふさわしいお友達になるために頑張った。お姫様のお友達として恥ずかしくないよう。

可愛らしいお姫様のために!


それなのに


「どうして⋯」


本日は王妃様とのお茶会。お母様がお誘いいただき私も一緒に参加。

それはわかる。お母様は王妃様のお友達だから。

「婚約」という言葉が聞こえた。

誰と誰の?

「こんなに可愛くて優秀なんて」

綺麗な王妃様が笑いかけてくださる。

見惚れてしまう。

衝撃的な話と美しい王妃様で現実逃避したいが聞こえてしまった。

『是非、王子の婚約者に』


理解した途端私は泣き出してしまった。びっくりしてしまったと周りは落ち着かせようとしているが違う。ショックだった。

私は可愛いお姫様と友達になりたい。そして守りたいのにダメなのかと。

ショックで涙は止まらずにいると天使が現れた。


「大丈夫?」


少し年上だろう天使は、そっと私顔をのぞき込み困ったような笑みを浮かべた。

天使だった。声は鈴を転がすような可愛らしさ、まつげは長く目はぱっちり。

びっくりして涙が止まると嬉しそうに笑いかけてくる天使に恥ずかしくなりお母様の後ろに隠れてしまった。耳まで赤くなっていたと思う。


 この顔合わせでわたしの婚約は決まった。なぜこれで決まるのかはわからないが、天使とまごうことなき第一王子と婚約してしまった。


わたしの夢は変わった。そう、可愛らしい天使を守る。


絶対に。




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