1章キャラクターシート
1. シェリー・グレイソン (Shelley Grayson)
名前: シェリー・グレイソン
愛称: シェリー
年齢: 16歳
性別: 女
種族: 吸血鬼とエルフのハーフ
外見の特徴:
銀色の髪をハーフアップにしていることが多い。
白いワンピースをよく着ている。
瞳の色は、片方が深い赤、もう片方が澄んだ青のオッドアイ。
灰色のクリスタルのネックレスを母から譲り受ける
簡単な性格紹介:
明るく天真爛漫で、誰に対しても物怖じしない親しみやすい性格。
時折、物憂げな表情を見せることがある。
困っている人を見過ごせない、強い正義感の持ち主。
自身の身体や周囲の出来事に対して、強い探求心と疑問を抱き始めている。
フェニクス地方の言葉(名古屋弁に似たイントネーション)が時折出る。
第1章での主な行動・役割:
古都フェニクスの「夜の教会」で、父ナサニエル、母クロノエルと共に暮らしている。
アストラリス大学魔法学部に合格し、幼馴染のエディと共に首都アストラリスへ旅立つ。
アストラリス到着早々、銀行強襲事件に巻き込まれ、人質を庇って銀の弾丸で撃たれてしまう。
その際、常人ではありえないほどの速さで傷が治癒するという異常な現象を経験する。
事件後、自身の身体の謎やネックレスの反応、そして謎の侍女との出会いを経て、自らの手で真実を探求することを強く決意し、アストラリス大学での新生活をスタートさせる。
読者への一言(あるいはキャラクターの印象的なセリフ):
「自分で見つけ出す。私が誰なのか、この力が何なのか、そして、このネックレスと羽根が何を意味するのか…このアストラリスで、絶対に!」
2. エディ・ストーム (Eddie Storm)
名前: エディ・ストーム
愛称: エド(シェリーなど親しい者から)
年齢: 16歳
性別: 男
種族: 猫獣人
外見の特徴:
日に焼けた褐色の肌。
茶色の髪をツンツンに立てている。
ピンと立った猫耳と、感情に合わせて動く尻尾を持つ。
金色で鋭い瞳。
簡単な性格紹介:
明朗快活で直情的。
仲間思いで、特に幼馴染のシェリーを守りたいという気持ちが非常に強い。
勇敢で行動力があるが、時に無鉄砲な一面も。
故郷キャットピーク村の素朴な言葉遣い(九州弁に似たニュアンス)が時折出る。
第1章での主な行動・役割:
古都フェニクスで、幼馴染のシェリーと共に育つ。
シェリーのアストラリス大学進学に合わせ、自身も同大学の探求・実践学部戦闘技術科へ進学を決意する。
シェリーと共に首都アストラリスへ旅立ち、新生活の準備をする。
アストラリス到着早々、銀行強襲事件に遭遇。シェリーが被弾するのを目の当たりにし、彼女の異常な回復力に驚愕する。
事件後、シェリーの身を案じ、彼女の決意を傍で見守りながら、アストラリス大学での新生活をスタートさせる。
読者への一言(あるいはキャラクターの印象的なセリフ):
「シェリー!待ちくたびれたばい。荷物、重かろうもん、こっちで持つたい」
3. ナサニエル・グレイソン (Nathaniel Grayson)
名前: ナサニエル・グレイソン
愛称: パパ(シェリーから)
年齢: 50代後半の外見
性別: 男
種族: 吸血鬼
外見の特徴:
落ち着いた茶褐色の瞳で、常に深い思慮に包まれている。
手入れされた白い顎鬚があり、歳以上の威厳を感じさせる。
簡単な性格紹介:
穏やかで深みのある声で話す、思慮深い性格。
シェリーに対して深い愛情を持っている。
言葉遣いは基本的に標準語に近いが、少し古風で落ち着いており、シェリーに対しては時折、親しみを込めた名古屋弁風のニュアンスが混じる。
第1章での主な行動・役割:
古都フェニクスの「夜の教会」で牧師を務め、妻クロノエル、娘シェリーと共に暮らしている。
シェリーのアストラリス大学合格を心から祝福する一方で、彼女の将来や特異な力について深い憂慮を見せる。
シェリーの旅立ちに際し、アストラリスでの心構えについて助言を与える。
16年前の嵐の夜、瀕死のリアナ・ストームから赤子とその秘密を託され、クロノエルと共に彼女を引き取り育てることを決意する。
読者への一言(あるいはキャラクターの印象的なセリフ):
「シェリー…混乱するのも無理はないよ。確かに、シェリーの身体には…他の者とは異なる、特別な力があるのかもしれないねぇ。でもそれは、シェリーが劣っているとか、ましてや何かの間違いで生まれたということでは決してないんだ。それは…」
4. クロノエル (Chronöelle)
名前: クロノエル ・グレイソン
愛称: ママ(シェリーから)
年齢: 30代程度の外見の落ち着いた女
性別: 女
種族: エルフ
外見の特徴:
温かなヘーゼルの瞳は、悠久の時を見つめてきたかのような深みを湛えている。
落ち着いた色合いの茶色の髪を緩やかにまとめていることが多い。
シンプルなアースカラーのエプロンドレスを身に着けている姿は、どこか古風で雅やかな雰囲気を漂わせる。
長く尖った耳は優美な銀の髪に隠れがちだが、細くしなやかな肢体や、自然と調和するような独特の雰囲気を持つ。
簡単な性格紹介:
穏やかで優しいが、その内には容易には揺るがない芯の強さを秘めている。
シェリーに対して深い愛情と理解を示し、彼女の成長を静かに見守っている。
言葉遣いは、穏やかで品があり、ややゆったりとした関西弁風の響きを持つ。
第1章での主な行動・役割:
古都フェニクスの「夜の教会」で、夫ナサニエル、娘シェリーと共に暮らしている。
シェリーのアストラリス大学合格を喜びつつも、彼女の将来を案じ、意味深長な助言を与える。
シェリーの旅立ちに際し、古くからグレイソン家に伝わるという灰色のクリスタルのネックレスを「お守り」として託す。
16年前の嵐の夜、瀕死のリアナ・ストームから赤子とその秘密(羊皮紙の断片)を託され、ナサニエルと共に彼女を引き取り育てることを決意する。
読者への一言(あるいはキャラクターの印象的なセリフ):
「シェリー。あなたの持つ力や、あなたがこれから知るであろうことは、もしかしたら、今のあなたには受け止めきれないほど大きなものかもしれへん。せやけどね、どんな真実も、あなたがあなた自身であることの価値を損なうもんやないのよ」