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第七話

七話になります!

よろしくお願いいたします!

「たまにはこうやってたくさん食べるのもありだよね!」

チューハイを片手にぺーちゃんはご満悦そうだ。

テーブルの上にはスナック菓子やチョコ菓子が広げられている。

「ぺーちゃんは本当に昔からこういった菓子好きだよね」

「美味しいからね」

「アグリーだね」

お菓子を最近からっきし食べてなかったが、久しぶりに食べると一層美味しく感じた。

テーブルの上のお菓子を完食して、歯を磨くと、いい塩梅に眠気が出てきたので、

就寝する事にした。

布団を敷いて、僕はソファーに寝転がる。

「まーちゃん、一緒に布団で寝ようよ。昔みたいに」

「遠慮しておくね。恥ずかしいから」

「私とまーちゃんの仲なんだから、そう言わずに」

ぺーちゃんは既に布団に入り込んで手招きしている。

「そういうのは、恋人とかとやるもんだよ」

「まーちゃんは私とじゃ嫌?」

哀愁漂う語調だ。

否めずに、僕は共寝する事になった。

電気を消して、部屋は真っ暗になる。

音はせず、この静かさが心地よかった。

「昔に戻れたようで嬉しい」

本当に嬉しそうだ。

僕の鼓動は高鳴っている。

「まーちゃんは今幸せ?」

その質問に僕は即答できなかった。

「私はね、今凄く幸せなんだ。だって今日まーちゃんに会えたから」

抱きつかれた。

「まーちゃんが引っ越してから、毎日楽しくなかった。

退屈な日々だった。時には消えてなくなりたいって思う程辛いときもあった」

ご自身の過去を述懐し始める。

僕はただ耳を傾ける。

「けど、今日まーちゃんに会えてから、今までの辛さが消えて、報われた気がした。

まーちゃんがいなくなってから、まーちゃんに会って綺麗だねって言ってもらえるように

たくさん頑張ったよ。お手入れも心身の健康も保てるようにいっぱい頑張った。

そして、今に至るというね」

僕は無意識にぺーちゃんを抱き返していた。

「まーちゃんはこれからも私の大好きなまーちゃんでいてね」

「うん、もちろんだよ」

「良かった」

それから口上はかわさず、僕たちは眠りについた。


ありがとうございました!

引き続きよろしくお願いいたします!

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