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ラスボス育成観察録  作者: 不破焙
第壱號 黄昏の残狂
26/49

弐拾陸頁目 選剣

 〜〜十数年前〜〜



 幾千年もの昔から、

 その村にはある言い伝えがあった。

 霊廟に眠る破邪の剣、選ばし者が振るわん、と。

 腕に覚えある猛者たちが何人も、何人も、

 その『選剣』に挑戦してみては

 手ぶらで虚しく故郷へと帰っていった。


 最早、誰にも抜けはしない。

 伝承を引き継ぐ村の住民たちですら

 誰しもそのように諦めかけていた。

 そんなある日――



「やーん! 魔力圧凄いー魔法解けちゃう〜!」


「『化粧落ちちゃう』みたいに言わないで」


「フフ。伽話の世界ですね」



 ――後に勇者一行と呼ばれる四人組が来村した。

 戦士、僧侶、魔法使い。そして後の勇者。

 彼らもまた伝説の剣を抜きに来た。

 村長はそんな観光客(チャレンジャー)を案内する。

 いつものように、どうせ抜けないと秘めながら。



「ささ。どなたが挑戦されますかな?」


「行ってみたら? ()()()


「私? ……じゃあ失礼して」



 後に勇者と呼ばれる赤毛の青年が

 剣の刺さった台座の前まで歩み寄る。

 そして全身全霊を其処に注ぎ込んだ。



「あ!」


「どうでしたか!? ルビィ!」


「うん。無理ですねコレ」



 ――勇者は剣を抜けなかった。

 しかし後の歴史に選剣は確かに登場する。

 何故か。その理由は至ってシンプル。



「退けルビィ。元々本命は俺だろ?」


「ヴェルデ……やっぱり君だけが頼りですよ」


「へへ。任せな――」



 選剣は、()()()()()()()()()()()()



 ~~現在~~



「敵の正体は世界トップクラスの戦士だ」



 崩れた外壁の木陰にてガネットが語る。

 まるで人目を憚るように息を潜めて、

 緊急事態につき手が離せない大公に代わって、

 召集した魔物たちに状況を説明していた。

 何やら負傷した右腕を抑えながら。



「監督官殿。その腕は?」


「……敵飛行船と一戦交えた

 奴らは街を爆撃後、即離脱を図ったからな」


「――! それで、首尾は!?」


「大した損害も与えられず逃げられてしまった

 流石……腐っても元勇者パーティだな」



 敵を心から尊敬するように、

 またその尊敬が裏切られでもしたかのように、

 ガネットはどこか悲しげな笑みでそう呟く。

 が、今は人間の心情などどうでも良い。

 そう言わんばかりに魔物の仔が割り込んだ。



「なんでそんな奴が公国を狙っているの?」



 それは例え魔物で無くとも感じる疑問。

 むしろ勇者を称える人類の方が

 強く感じていたであろう疑念だった。

 だがどうやらガネットの方は

 その答えを持ち合わせてはいないらしく、

 ほとほと困り果てたように閉口する。

 すると、突然話題を掻っ攫うかの如く

 ギドは一歩前に出て語り出した。



「戦士ヴェルデ・クラック……

 宝剣使いと聞いてもしやとは思っていましたが」


「知り合い?」


「一度見かけて覚えていた程度ですよ

 ……君の質問の答えなら用意出来ますがね?」



 考察を行う上での起点は勿論、宝剣。

 敵対する魔王軍として見てきたからこそ、

 彼はそれに関する様々な情報を持っていた。

 そうしてギドは自身の持ち合わせた情報から

 かなりの高精度でヴェルデの心を推測する。



「彼が持つ(つるぎ)の正体は『選剣ルース』

 抜いた者が魔王を倒すと思われていた聖剣です」


「え、でも……?」


「はい。彼はその剣を抜いたのにも関わらず、

 魔王討伐の功を他の者に奪われてしまいました

 当時、機械技師としてパーティメンバーにいた、

 後の勇者――ルベウス・コランダムという男にね」


「ルベウス・コランダム……」



 勇者の名を気付けばベリルは復唱していた。

 後の勇者、ルベウス・コランダム。

 パーティ内での愛称はルビィ。

 聖剣を抜かずして魔王を撃ち落とした偉人だ。

 そんな彼にヴェルデは功績を奪われる。


 ルースを抜いた時にはさぞ期待された事だろう。

 彼こそ魔王を打ち倒す者だと確信された事だろう。

 そしてヴェルデ自身もその名声を誇りとして、

 日夜魔王討伐を目指して切磋琢磨した事だろう。

 しかし、結末は万人の予想を容易く裏切った。


 名声の矛先はルベウス一人に集約され、

 戦勝パレードでは赤毛の青年が前に立つ。

 戦士でも魔法使いでも僧侶でも無い、

 下っ端も下っ端だったはずの機械技師が。


 その時ヴェルデの感じたであろう劣等感は

 どこの誰にも正確には推し量れない。

 もしかしたらルベウスを憎んだかもしれない。

 もしかしたら民衆たちを恨んだかもしれない。

 もしかしたら、例え悪名であっても

 後世まで名を轟かせたいと願ったかもしれない。



「恐らくヴェルデ・クラックの目的は

 自分の名を歴史に刻むこと、だと思われます」


「……突飛な、邪推だな」


「信じたくない、といった表情ですね監督官?

 ですがかつての英雄が咎人となったのは現実です」


「分かっているさ、そのくらい」


「では我々も急いで敵飛行船の捜索に出ましょう

 公国軍では手も足も出なかった強敵ですから」


「嫌味を言ってくれる。が、

 誰がいつ『手も足も出ない』とまで言った?」


「「え――?」」



 〜〜チョーカ帝国領内・樹海地帯〜〜



 青々とした木々の波立つ森の中、

 頂きを白く染めた山が雄大な景色の端に、

 一隻の飛行船が乗り込んでいく。

 やがて空の鯨はその大自然の一角に近付き、

 また大自然の方も主人の帰還を喜び

 大地を鳴動させて絶景に巨大な穴を開けた。



「ボスの帰還だ! 丁重にお迎えしろよ!」



 穴の中では一人の男が大声を上げて、

 またそれに反応するように

 歯車と蒸気に満ちた焦げ茶色の基地内を

 バラバラな服を来た作業員たちが駆け回る。

 此処はヴェルデ・クラックの構えた根城。

 大公国を狙うテロリストたちの巣窟だ。


 そんな基地にヴェルデは軽快に降り立った。

 その周囲に数人の幹部たちを引き連れて。

 やがてヴェルデは口角を吊り上げ問い掛ける。



「各国の反応は?」


「既に聖騎士団が我々を平和の敵と定めました」



 チョビ髭に前髪を流すツーブロックの男が

 素早く彼の横に張り付きそう答えた。



「早ぇー! で、こっちの戦力は?」


「とりあえず四百人まで集めたよマイヒーロー!」



 ウェーブの掛かった長い青髪の少女が

 両手でハートマークを作りながら返事をした。



「上出来だ。例の仕掛けはどこまでいってる?」


「三日前に必要量到達。今日発動も可能です」



 鬣の如く持ち上げた金髪の青年が

 様相に似つかわしく無い恭しさで応答した。


 そうして三者からの回答を受け取ると、

 ヴェルデは再びニヤリとほくそ笑む。

 目の前に好物の餌が吊るされた猛獣の如く、

 迫る未来の抗争に想いを馳せて

 狂った英雄は不気味に嗤っていた。



「さて。オラクロンの大公はどう出るかな?」


「オスカー・フル・ビクスバイトですな?

 宣戦布告を受け、既に軍を動かしたようです」


「でもさでもさー? 公国軍来れなくな〜い?

 だって此処はチョーカ帝国領内でしょ?」


「あぁ。奴らは国境沿いにすら軍を置けない

 精々国内の要所に配備するのが限界だろうな」


「フッ、その通ぉり!」



 ヴェルデは振り向き両手を広げる。

 そしてそんな彼の背後には、

 歯車状の巨大な扉が存在していた。



「だからこその、この拠点! この()()()だ!」



 それは大公国戦に向けたヴェルデの切り札。

 新進気鋭のオラクロンでは無く

 辺境の統制すらままならない帝国にて、

 戦士がひっそりと蓄えて来た、とある物質。

 大自然の各地に血脈が如く流れるそれを

 テロリストは一処に集めて何年も蓄えていた。



「で? これって結局何が入ってるの?」


「なんてことはありません。ただの天然水です

 が……仮にこれだけ集めた水を一気に流せば、

 下流に住む方々はただじゃ済まないでしょうな」


「そして予想浸水域にはオラクロンの北側一部……

 大公が公私共に重宝する宮殿が含まれている

 つまり――」


「――支配領域外からの『水攻め』だ!」



 それは粗暴にして乱雑、

 だが同時に圧倒的な効果を含む戦略だった。

 有能な大公が収めるオラクロンの地では無く、

 彼の手が及ばないチョーカ帝国側からの水攻め。

 これが成功すれば公国の受ける被害は甚大。

 先の宣戦布告を受けて宮殿周りにも

 軍を配置していたとすれば、

 いよいよ壊滅的被害を被る事となる。


 仮にこれで大公の命を取れずとも、

 成立して間もない若い大公国にとっては

 それだけで再起不能の大打撃。

 機能停止に追い込まれた公国の未来は

 明るい方へ向かう事などあり得ない。



「そこへ私たちが乗り込んで国盗り成功!

 って算段なんだね! マイヒーロー!」


「ん……まぁな」



 ヴェルデの返答はその身が入っておらず、

 どこか他人事のようであった。


 だが彼をマイヒーローと称える青髪の信奉者は

 そんな事にも気付かずに歓喜する。

 自分たちが国を盗ったその後を想像して、

 満面の笑みで周囲を飛び跳ね回るのだった。

 そしてそんな彼女を煙たく思いつつ、

 金髪の青年は巨大な歯車を見上げながら

 真面目な話を続行する。



「あとは予想浸水域に公国軍が集まって来るのを

 我々はこの拠点でじっと待っていれば良い

 水門の開放は責任者である僕がやります」


「その前にココが見つかる可能性はないの?」


「なんと愚かな事を仰るのですか兵士長殿!

 我輩の情報操作テクを甘くみないで頂きたい

 現に今日まで我々は感知されなかった!」



 よほど自分の技術に自信を持っているのだろう。

 チョビ髭の男は高らかにそう答える。

 だがヴェルデはそんな彼の顔を手で遮り、

 はいはい分かったから、と会話を終わらせた。



「オメェらの技能の高さは信じているよ

 でなきゃこの俺様が作る新国家の、

 幹部候補(パーティメンバー)になんてしやしねぇよ」


「「――! ハッ!」」



 三者は声を揃えて膝を突く。

 彼らの瞳の奥には確かに()()があった。

 がその時、高まる士気を崩すように

 一人の整備士が慌てて現れる。



「飛行船に異常が……! 至急ご指示を!!」


「「あぁ!?」」



 ~~~~



 発覚したのは装甲のシミ。

 出撃前には無かった異質な模様。

 いつの間にか飛行船に刻まれていたのは、

 何らかの機能を有した魔法刻印だった。

 魔術にも長けた金髪の青年は

 その異物をを食い入るように観察する。

 そして刻印の持つ機能を理解すると、

 まるで獣のように歯を食いしばり激昂した。



()()()()()()……! おいコラ、チョビ髭!」


「な!? 我輩の責任ですか!?」


「情報操作周り全般はテメェの仕事だろうがよ!

 ナメた仕事してんじゃねぇぞこの浮浪者!!」


「ッ! 底辺術者が……!」


「ハーイ! 二人ともそこまで!」



 一触即発の事態を青髪の女が

 パンと一回、柏手一つで制止した。

 裏方とも呼べる技術者や情報官とは違い、

 有事の際に戦闘指揮を担う兵士長は

 冷や汗一つの動揺も無く凛としていた。



「場所がバレても公国軍は帝国領に入れない

 さっきもそう言う話だったでしょ?」


「「あ、あぁ……」」


「なら落ち着いて迎撃準備するだけじゃん!

 でしょ? マイヒーロー!」



 彼女の言はおおよそ正しい。

 基地内の組織メンバーが納得して、

 落ち着きを取り戻す程度には正論だった。

 がしかし、ヴェルデはその意見に同意しない。

 幾つもの修羅場を越えて来た歴戦の戦士は、

 己の直感が発令する緊急警報に耳を傾けていた。



(公国軍は国境を越えられない。これは正しい)



 追跡刻印が付けられたタイミングは明白。

 組織内に裏切り者がいるだとか、

 そう言ったイレギュラーは今の所皆無だろう。



(けど感じやがる、この妙な胸騒ぎ……)



 音の無い心の警報に集中する。

 これまで取った行動。その一つ一つを思い返す。

 宣戦布告をした。公国を襲撃した。飯食った。

 飛行船を飛ばした。武器の手入れをした。

 良く寝た。風呂入った。基地内を見て回った。

 作戦の確認をした。良く寝た。風呂入った。

 飯食った。肩慣らしの前哨戦をした。



(ッ――!)



 前哨戦をした。

 明日襲う国の下見として公国内に侵入し、

 偶発的に遭遇した魔物たちと遊んでやった。

 その後彼は殺した魔物のバラバラ死体を

 近くの壁に串刺しにして見世物にした。

 ――魔物が潜んでいるぞと、脅かすために。



(そういや丸一経ってたのに、

 公国からの反応はまるで無かったな?)



 死体をよくよく調べれば、

 魔物かどうかの判別などすぐに終わる。

 栄える公国にその技術が無いとは思えない。

 そして街中に魔物の死体があったと分かれば、

 もっと大きな反応があって然るべきである。

 迅速果断であろう大公ならば尚更そう。

 だが、それが無かったという事は――



「――趣味の悪ぃペットだな」



 直後、大きな振動が基地全体を揺るがした。

 答え合わせはすぐに来た。

 鬼の形相で、向こうの方からやって来た。



「な、何だこの揺れは!?」


「多分敵襲だ。数は……流石にそんな居ねぇだろ」


「侵入者!? しかし公国軍は――」


「軍じゃねぇ。てかそもそも、人間じゃねぇ」



 〜〜最下層〜〜



 山に潜む基地は薄暗く、

 明かりは念入りに守られた蝋燭の明かりのみ。

 特に最下層には人工の川が敷かれ、

 鉄柵と鉄板が敷き詰められたそこの床は

 仄かな青に彩られていた。


 そんな世界を乗り込んで来た業火が染める。

 鼓膜がはち切れそうなほどの爆発音を奏でて、

 爆炎が鉄柵も鉄板もまとめて吹き飛ばした。


 またそれと同時に剥き出しの岩肌には

 業火を光源とした影が映る。

 突然の襲撃に戸惑う兵士のシルエット。

 それらが玉響に揺らぎ、刹那、

 鞭の如くしなる鎖の影に両断された。

 直後岩肌には悲鳴の代わりに血が張り付き、

 死体の上を跳ねて進む魔物の影が

 途端に美女のシルエットへと変容した。



「ふぅ、雑兵じゃな」


「奇襲が効いてる証拠ですよ、セルス様」


「ほぅ? これは珍しい

 此度はお主も最前線に出るか、ギド?」


「当然でしょう。今回の敵は勇者一行の一人」



 そう言うとギドは剣を抜く。

 振り抜くままに、サッと虚空を裂いた。

 ――次の瞬間、空間は瞬く間に整合性を喪い、

 ぐにゃりと歪んで弾け飛んだ。

 その衝撃で破竹の勢いだった焔は消え去り

 そして前方の岩天井が大きく揺らいで崩落する。



「接敵する前に()を取り戻さないとです!」



 いつもの笑顔で剣士はそう告げる。

 まるで早朝のジョギングに向かうかの如く、

 これからいい汗を掻くぞと意気込むように。

 そしてそんな彼の背後を、

 たった一点を見つめて殺気立つ少年が追う。



「やる気満々のようですね、ベリル?」


「ジッとしてられない……早く行かせて……」


「貴方もそんな感じですか、ヘリオ?」


「……ぅす」


「ふふ、これほどの殺気なら開放させるが得策

 ……ペツもセルス様も単独の方が動き易いですか?」


「じゃな」


「当方も同じく。つまり?」


「ええ。国境とやらに阻まれた人間どもに代わり、

 ルール無用の魔物が直接指令を下しましょう」



 崩落して生まれた穴は複数。

 元々存在している基地内の通路も含めて、

 彼らが取れる移動ルートは頭数を超えていた。

 それは今にも溢れ出しそうな各々の闘志を

 存分に爆発させるには大変都合が良い。



「思う存分暴れましょうか、家族たち!」


「「応ッ――!!」」



 〜〜〜〜



「まさか……先日仰っていた魔物ですか?」


「ああ。それも大公に飼われた魔物たちだァ」



 遊び甲斐のある奴が来た。

 そう言わんばかりの笑みを浮かべて

 ヴェルデは斧を取り出し一歩ずつ進む。

 だがそんな彼の行く手を兵士長が遮った。



「魔物程度なら私たちが狩るよ、マイヒーロー」


「……あっそ。じゃあ今回は任せるとするか」



 意外にもすんなりと提案を受け入れ、

 悪に堕ちたかつての英雄は矛を収める。

 そして名前も覚えていない部下から

 魔物たちの侵入箇所情報を受け取ると、

 三人の腹心にのみ指示を出す。



「裏道を積極的に使って敵を背後から叩け

 本隊と挟み撃ちだ。指揮は任せるぜ?」


「任せてマイヒーロー!」


「敵の正確な位置も割り出す必要があるか

 お前ならそのくらいやってくれるよな?」


「っ! 容易き事です!」


「もし第九階層までの突破を許したのなら、

 そん時ゃもう水門を開放しちまって良いぜ」


「ではそのように――」


「あと刻印を剥いで飛行船は『上』に回しとけ

 俺はそこでお前らの朗報を待ってるよ」



 そこまで指示を出すと、

 ヴェルデはそのまま上に繋がる梯子を目指す。

 そして止まる事も、振り向く事も無いままに、

 彼は部下たちが最も求めている言葉を

 その大きな背中で語り聞かせた。



「期待してるぜ、パーティメンバー!」


「「ハッ――!」」



 それぞれの猛る情熱に当てられて、

 殺気立つ命が命を獲りに行く。

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