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ラスボス育成観察録  作者: 不破焙
第壱號 黄昏の残狂
25/49

弐拾伍頁目 『日常』

 ~~執務室~~



「ではこれから幾つか質問をするぞ、小僧」


「……」


「ベリル、聞かれてますよ。答えなさい」


「――! ごめん、なんだっけ?」


「……いや良い。鮫。お前が答えろ」


「う、うす!」



 日もすっかり高くなったお昼頃。

 朗らかな外の気候とは裏腹に

 執務室には今にも息の詰まりそうな、

 まるで海底にいるかのような空気感が漂う。

 ベリルたち魔物の一行は大公直々に

 聞き取り調査を受けていたのだ。


 内容は当然、襲撃者のあれこれについて。

 人相や印象は勿論、発言や戦闘スタイルなど

 共有出来る情報の全てを生存者は熱く語った。

 やがてそれら全ての情報を飲み干すと、

 大公は胃もたれでもしたかのように

 何かを思い口元を抑えて閉口してしまう。



「大公?」


「……()()()()()()()()


「それはそうでしょう陛下、ご容赦ください

 暗い夜での目撃情報のみで個人の特定は困難

 私も同行していれば良かったのですが……」


「ん……うむ、そうだなギド()()

 貴様ら災禍遊撃隊(カラット)は貴重な戦力を失った訳だ」


「最も公国の益と成り得た子がね?」



 こんな時でも、

 大人たちは何やら言葉に含みを持たせる。

 いつものように、平時と何も変わらぬように、

 まるで――シェナの死を軽んじているかのように。

 それがどうにも許せそうになくて、

 ベリルは机を強く叩いて感情を表現した。



「どうした小僧?」


「どうしたじゃないよ……! 早く見つけて……

 シェナを殺したあの男を、早く見つけてよ!!」


「……見つけてどうする?」


「そんなの――言わなくたって分かるでしょ?」



 宣う少年の声は震えていた。

 威圧する少年の目は血走っていた。

 その怒気は垂れ流される魔力に混じって

 同席していた他の魔物たちをも戦慄させた。

 しかし大公は顔色一つ変えずに

 たった一言「そうか」とだけ呟くと、

 次いで下手人の捜索を確約し

 魔物たちに自宅で待機するように命じた。



「……見つけたら、ちゃんと教えてよ」



 退出するその狭間に、

 ベリルは横顔を向けてそう言い残す。

 鋭く尖りつつも濁ったその眼はまるで、

 星すら飲み込む黒渦のようだった。

 そうして魔物たちが出ていくと、

 ゴクリと喉を鳴らし、ガネットが口を開く。



「如何しますか、陛下?」


「……軍部高官を召集しろ

 今回ばかりは我々も覚悟を決めねばならん」


「っ……! 承知しました!」



 ~~数時間後・ベリル宅~~



 家に戻っても尚、ベリルの情緒は不安定だった。

 しかしそれは駄々をこねる幼子の行動に非ず。

 彼は椅子の上で握り拳を膝に置き、

 ただ一点、机の染みを眺めて過ごす。

 瞳孔の開いた眼は滅多には瞬きなどせず、

 耳くらいの高さまで上がった肩は

 服の上からでも分かるほど

 僅かだが小刻みに震えていた。


 それはまるで、心を喪った抜け殻のよう。


 そしてそんな彼に話し掛ける事は誰にも出来ず、

 焔魔も瞳魔も、そして普段は陽気な海魔ですらも

 互いに同室内の各場所に陣取ったかと思えば、

 一言も喋る事無く、ただじっと佇んでいた。

 しかしそんな空気に耐えきれなかったのだろう。

 機械仕掛けの体を揺らしペツが口を開く。



「しかし、まさかシェナ殿が、とは……」


「これペツ。今は控えんか」


「むっ。これは失敬」


「いや良いよ。続けて……ペツ……」



 一切顔を向ける事は無かったが、

 ベリルは不意に仲間たちへそう告げた。

 彼らがシェナの事を話すと言うのならば、

 共に語らう元気は無いまでも、

 今は彼女の話を聞いていたいと思ったのだ。

 故に彼は体勢を変えずに耳だけ参加する。



「当方、まだまだ彼女とは張り合いたかった……」


「そういえば偶に戯れておったのぉ」


「ええ。ある時はどちらが長く潜水出来るか勝負

 またある時は編み物早作り勝負もしていました」


「それ貴様の負け確じゃありゃせんか?

 というか、何故競い合うようになったのじゃ?」


「どちらの方がより名の知れた魔物なのか

 転じて、どちらがより優秀な魔物なのか」


「潜伏者のする争論じゃないのぉ!」



 そういえばそんな会話をしていたなと、

 ベリルは無言のまま思いを馳せる。

 彼の横顔はやはりまだ儚げであったが

 僅かに生気も戻っているようだった。



「そう言うアンタはどう思ってたんすか?

 セルス・シャトヤンシー?」


「? どうとは?」


「アンタが大将と姐さんの組み合わせが

 好きなのはオレちゃんたちも知ってっけど、

 じゃあ姐さん個人はどうなのかなって」


「あぁ~……妹……いや弟子じゃな」


「弟子?」


「訓練後によく美容のあれこれを聞かれてた」


「はえー。女子の集いっすね」


「ついでに妾が男共を堕とした手練手管の数々を

 あの子が寝不足になるまで教えてやったわ!」


「美容の敵っすね」



 自分の知らなかった事実に

 ベリルはまた少し感情を跳ねさせた。

 シェナがセルスとどんな話をしていたのか、

 妄想を巡らせ彼は更に表情筋を軟化させる。



「皆良いっすね、姐さんとのエピソードが多くて」


「そういう貴方は無いのですか、ヘリオ殿?」


「ん〜? オレちゃんってば一番の新参っすから?

 三人以上の話はあっても、サシでの話は……」


「まぁ確かに貴方とシェナ殿が二人きりで

 どんな会話をするのか想像しにくいですね」


「でしょ? 精々あった出来事といえば

 任務で入った森ん中で一緒に迷った挙句、

 ブチギレた巨大怪鳥とバトったくらいっすわ」


「知らない危機! 何故そんな事に!?」


「いや~何でっすかね?」


「絶対貴方が何かしたのでしょう!」


「此奴の事じゃ。きっと余罪もあるぞ!」



 そうしてペツとセルスは

 ヘリオへの尋問を開始するのだった。

 鋼鉄の焔魔が抵抗する海魔を羽交い締めにして、

 瞳魔がガラ空きの腹をポクポクと殴る。

 そんな光景が馬鹿らしくて、

 ずっと聞いていたベリルの顔にも遂に、

 薄らと笑みが浮かび上がるのだった。



(皆、楽しそうだな……)



 室内の空気は間違い無く明るくなっている。

 開放された窓から覗く陽光が

 重たかった空気を浄化してくれる。

 少しだけ目線をずらしてみれば、

 そこにはいつもの仲間たちが確かに居た。

 いつものように巫山戯合って、じゃれ合って、

 いつものように笑い合う魔物たちが居た。

 其処には確かに『日常』があった。



(あ、れ……?)



 シェナの死から、()()()()()

 例え流れた血はとっくに渇いても、

 涙が涸れるにはまだ早い。

 だのに其処にはもう『日常』があった。

 桃髪の少女だけが居ない『日常』があった。



「ッ……!」



 途端に少年の背を悪寒が走る。

 目の前で巫山戯合う仲間たちの姿が、

 何か不気味な化け物のように見えてしまう。

 自分も同じ魔物であるはずなのに。



「んあ? どうしたっすか大将?」


「……皆、シェナが死んでどう思ったの?」



 そう問いかけるベリルの声は震えていた。

 しかしそれはさっきまでとは別の感情。

 怒りとは真逆とも言える疑念と困惑の念。

 そして彼の問い掛けに対して魔物たちは、

 迷う事も顔を見合わせる事も無く回答する。



「無論、()()に思いましたぞ!」


「妾もじゃ」


「オレちゃん! オレちゃんもっす!」


「……そ、そっか」



 自分の気のせいか、とベリルは安堵し、

 同時に外へと通ずる扉に向かう。

 変な事を考えてしまった脳ミソを

 冷やしたいと思っての行動だった。

 だが彼が扉に手を掛けた正にその時、

 魔物たちはその本音を晒してしまう。



「しかし本当に残念です

 彼女のツッコミはボケ甲斐があったのに」


「女子が妾一人だけになってしまった」


「能力も凄かったのに、()()()()()()っすよね?」


「――っ」



 ベリルは強く戸を開けた。

 魔物の仔は、否、人と魔物の狭間の仔は

 逃げ出すように飛び出して行く。

 そんな背中を鮫が不思議そうに見つめていた。



「大将……?」



 ~~~~



 手すりに自重を乗せるベリルの顔を、

 冷たい風がスッと撫でる。

 そこはベリル宅からすぐの展望台。

 空を飛ばなくとも街全体が一望出来る。

 ――シェナの居なくなったその街を。



(人間たちも笑ってる)



 謎の大規模破壊事件が発生しても、

 当事者で無い者たちは普通に過ごす。

 商売をして、仕事をして、休息を取って。

 シェナが死んでも、何も変わらない。

 街には今まで通りの『日常』が継続していた。



「まるで世界が、シェナを忘れちゃったみたい」



 口に出してみれば、途端に寒気が増幅した。

 震えるほどの怒りも恐怖も通り越して、

 ショートした脳は底知れない虚無を得る。

 この気持ちをどうにか落ち着かせたいのだが、

 どうやら仲間とは共有出来ない物らしい。



「おや? ベリル? 何故外に出ているのです?」


「ギド……なに持ってるの?」


「新品のゴミ袋です。どうせ近々するでしょ?

 シェナさんが住んでいた家の、大掃除」


「――! それっ、今するの!?」


「ん? まぁしても良いですね。やります?」


「やる!」



 地獄に垂らされた糸に縋る罪人が如く、

 ベリルは喰い気味でその提案に乗っかった。



 ~~~~



 前に入ったシェナの部屋は正に汚部屋。

 散らかった荷物がそこら中に転がり、

 廃墟と見紛うような有様であった。



「……と、伺っていたのですがねぇ?」



 しかし合鍵を使い開いた扉の先には、

 記憶にあるような汚い部屋は無かった。



「っ……!」



 そんなはずは無いと言わんばかりに

 ベリルは部屋の中に慌てて入った。

 しかしやはりその目に入って来るのは

 必要最小限の家具と生活用品が少しのみ。

 このまま出払っても問題のないような

 飾り気の無い部屋が其処にはあった。



(なん……で……?)


「掃除はしない子だったはずでしたが、

 なるほど、心境の変化があったようですね」


(……!)



 汚い部屋に住んでいたのは、

 ベリルたちを出会ったその時までの話。

 掃除をしてくれる人間の友人も失い、

 文字通り死んでも守りたい弟が出来て、

 彼女はとっくに汚部屋に住むのを止めていた。

 部屋の四隅に積んでいた荷物は捨て、

 一日の大部分をベリルたちと共有する事で、

 シェナは自室に己の痕跡をほとんど残さなかった。



「これは私一人で十分片付きますね」


「……!」



 まるで世界がシェナを忘れたよう。

 今し方吐いたその言葉が再び脳裏に反響した。

 そしてその幻聴を皮切りに、

 ドワッと少年の感情が溢れて来る。

 やがてそれは彼の瞳が一筋の雫となって伝う。



「ベリル……?」


「ねぇギド……()()って皆には無いの?

 皆はシェナが死んでも、これが流れないの?」


「……はい。魔物にその感情はありません」



 そう呟くと壊れた人形のように佇むベリルに

 ギドは雑念を払拭させるために仕事を与える。

 自分一人で十分片付く程度の荷物を、

 彼は袋に詰めさせ最寄りの処理場まで運ばせた。

 やはりその道中は寂しくて、

 虚ろな瞳の魔物は抜け殻のように保護者の後を追う。



「失礼。こちらの物品の処理もお願いしたいのですが?」


「はいよ! ギリギリ焼却に間に合ったねぇ!」



 シェナの私物が炉へと投げ入れられる。

 焦げ茶色の無骨な焼却器へと、次々と、乱雑に。

 リズムカルに開閉を繰り返す蓋の合間からは

 メラメラと燃えさかる焔が想い出を灼いていた。

 離れていても炎の熱気が肌を撫でる。

 真っ赤な光が顔をオレンジ色に染め上げる。



(……シェナ)



 そんな炎の揺らぎを見つめながら、

 ベリルは妄想の世界に逃避した。

 きっと昨夜の出来事はお得意の幻惑で、

 彼女は今も何処かで生きている。

 未だに姿を見せないのは

 格好つけて別れた手前恥ずかしいのだ、と。



(そうだよ、シェナは強いんだ……!)



 妄想に逃げて彼は己の心を守る。

 ほとんど壊れかけたその心を守るために

 少年は妄想を現実にしてしまった。



(きっと今も近くに隠れてるはずだ!)



 シェナが死んでいないという希望が、

 ベリルの中で真実へと変化した。

 その瞬間、彼の脳は都合良く幻覚を映す。

 まるで天使が舞い降りたかの如く、フッと、

 少年の体を背後からシェナが抱きしめた。



(シェナ! やっぱり、あの死体は、まぼろ――)


「――あ。そういえばこれを預かってます」



 少年が妄想の中に居るとも知らずに、

 ギドは懐から一本のナイフを取り出した。

 それは刃先がぽっくりと折れた軍用ナイフ。

 いつぞやからシェナが使っていた短刀であった。



「ッ!!」



 瞬間、目の前にいた幻が霧散する。

 シェナだった幻は悲しげな笑みを浮かべると、

 風に吹き飛ばされる煙が如く消え去った。

 そうして現実に戻ったベリルの目に、

 いつの間にか握り締めていたナイフが映る。



「あ、……あぁ……! っ、ぁああ!」



 手にしたナイフは冷たかった。

 たった一つ世界に残された彼女の痕跡は

 まるで希望など無いぞと警告しているようで、

 何故だが最も強く、現実の死を直感出来た。



「ぅぐ……! っぅ! あぁあ、ぁああああ!!」



 悲しかった。悲しかった。

 ただただ今は――『悲しかった』。

 それは他の魔物には存在しない感情で、

 人と魔物の狭間の子だけが

 たった一人悲しみを背負って泣き叫ぶ。


 保護者はそんな彼の手を取って、

 共に帰ろうと歩調を合わせてくれていたが、

 その道中、終ぞ少年が泣き止む事は無かった。


 時刻はいつの間にか夜半の入り口。

 顔を見せ始めた星々の明かりが

 少年の涙に合わせて煌めいている。

 そしてその内の一つが桃色に妖しく光り、

 暗い夜空で、やけに目立っていた。



 ~~翌日~~



「た、大将……大丈夫っすか?」



 一夜明け、ヘリオが恐る恐る少年に問う。

 昨日自分たちのした言動のどれかが

 彼を傷付けてしまったのではと

 察知していたからだ。


 しかしベリルはそんな彼に何も言わない。


 怒るでも失望するでも無く、

 まるで何も無かったかの如く

 平然とした顔付きで相づちのみを打つ。

 かと思えば少年はすぐにギドの下に駆け寄り、

 大公からの連絡はまだかと急かした。



「お喜びくださいベリル。大公からの召集命令です」


「――!」


「さぁ、皆さんもすぐに準備を!

 まずは宮殿に赴き指示を仰ぎますよ!」


(遂に、遂に……!)



 ベリルは念じるように感情を増幅させる。

 折れたシェナの軍用ナイフを

 まるでお守りのように懐に仕舞い込んだ。

 その時――



「大変じゃぞ! ギド!!」



 ――何時になく慌てたセルスが

 扉を押し退け、その情報を届けに来た。



 ~~~~



「まさか、な……」



 執務室の中から大公は空を見上げる。

 漏らしたその声はいつものように冷淡だったが、

 その表情はいつになく焦ったものだった。

 また彼の背後ではガネットを始め、

 公国所属の人間たちが秩序無く走り回る。



「なんのつもりだ!? こんな馬鹿な事を!」


「何故今まで気付かなかったのだ!?」


「陛下! ここは危険です、お逃げください!」


「いや。それは不要だ」



 半ば諦めたかのように大公はそう呟いた。

 そしてそんな彼が見上げる先には、

 青空の中で矢鱈と目立つ、

 黒い装甲に包まれた飛行船が浮かんでいた。


 左右には計二十を数える巨大な砲門。

 空気をパンパンに入れたガス袋の上には、

 鬼を模ったかのような巨大な紋章が一つ。

 明らかに公国が認可している船では無い。

 そして街の人々もその姿に気付き始めた頃、

 飛行船に積まれたスピーカーが

 早朝には喧し過ぎる騒音を轟かせた。



『魔王が死んだ。勇者も失踪した……

 ()()()()()()()()()()()?』



 騒音はガラス窓を強く叩く。

 音響が狂ったように人々の耳を刺す。

 脈絡の無い『異常』から脈絡の無い言葉が、

 戸惑う人々の頭に降り注いだ。

 その直後、飛行船が持つ全砲門が口を開く。



『――俺だけの時代だ!』



 都市に向く全ての砲門が火を吹いた。

 空から降り注ぐ閃光が標的のシルエットを映し

 凶暴な砲弾の破壊が並ぶ影を尽く粉砕した。

 人々の困惑は悲鳴と苦悶の声に変わり、

 街の一部からは閃光と共に爆煙が噴き上がる。



『俺の名は――ヴェルデ・クラック!

 今この瞬間より! 俺は()()()を開始する!』



 その光景を笑う音と共に、

 かつて勇者と行動を共にした男が狂い咲く。

 歴史を区切る一つの時代の黄昏時に、

 悪へと墜ちた狂戦士が民の絶望に響応した。



『これは俺様からの――宣戦布告だァ!!』

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