天授の呪い
天授の呪い
abaudo;アバウド
「やめてください...」
彼女は強く腕を振り払った。
そして掴んでいる俺の手を振りほどくと、そのまま走って逃げてしまった。
彼女の目には涙が止まらずに流れているのを見てしまった俺は、可哀想という感情を抱いてしまった。
とりあえず俺が追いかけてもダメだろうと思い、千里鑑定眼で彼女の後を追いかけていく。
すると、村の近くの茂みに入って行った。
茂みの奥を覗くと、怪我をした狸に治療魔法を掛けていた。
――ん? あれは昼ぐらいに倒した、化け狸か?
そいつはもう死んでしまっているはず...って。
なんだあの光は...
神々しい天や金色の雲の風景が、彼女の後ろに映し出されている。
しかもあれは...
...天使だ。
天使が狸を、天の上まで...運んで行っている。
天に運ばれるまでの間、彼女は手を合わせて涙を流していた。
俺は鑑定眼で彼女のスキルを見てみる。
○○ Lv 43。
P/4332 [-----] M/80041 [-----]
攻撃/67 防御/231 疎攻撃/1321 疎防御 46
炎属性耐性↓ 水属性耐性― 風属性耐性↓
暗黒耐性↓ 光属性耐性↑ 空間属性魔法―
無属性魔法↑
状態異常/天授の遣い:10 冥界の魔獣
スキル/
女神の微笑み Lv Max。
味方全員のP(体力)を全回復する。
その後女神の加護を与え、防御力を30%上げる。
光属性魔法使い Lv Max。
光属性魔法に必要な消費M(魔力)を無くす。
以後、光属性魔法を使う時は魔力を消費しない。
無詠唱・魔道感覚。
詠唱をしなくても魔法を扱えるようになる。
魔道(空間魔法で狙いを定める初期段階時の極少量の魔力)が見えるようになる。
天授の遣い
魔界の素である神々の世界から、魂を戻すことが出来る。
一体死者を迎えると、体に異常が発生する。
異常の内容については、人・悪魔それぞれ異なる。
十回目以降の状態異常からは確定で使用者を殺す状態異常を発動させる。
冥界の魔獣
天授の遣いによって発動された魔法。
冥界の魔獣としての称号が授けられた。
天授の遣いを発動すると、狐の尻尾でカウントさせる。
天授の遣いで死亡してしまった場合、特別な天界へ送られる。
――
天授の遣いか...さっき使ったスキルはこれの事だろう。
彼女は狸を生き返らせると、森の奥に消えて行ってしまった。
尻尾を見てみると、冥界の魔獣の説明通り彼女の尻尾が十本に増えている。
――って、うん?
冥界の魔獣の説明が続いている...
俺は冥界の魔獣の説明を開いた...
次回、黒蓮堂に奪われた未来
総合評価100P達成しました!!!
支えてくださっている皆様、本当にありがとうございます!!!
一つの目標であった100Pを達成できて、本当にありがたいです。
これからも物語を続けていくので、小説を盛り上げていってくれると作者感激の涙す!!!!!
これからも“あらゆるスキルの保持者、創造と破壊の魔術”をよろしくお願いします。




