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あらゆるスキルの保持者、創造と破壊の魔術 ~俺だけ悪魔~  作者: abaudo:アバウド
レベルアップとスキルの獲得
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逃げよう。そして、逃げよう。

逃げよう。そして、逃げよう。

abaudo;アバウド


ん?

俺の後ろに、何かが...

この感じ、ちょっと前まで感じてたような...

俺の後ろには、でっかいでっかい蛙がいた。

「は?」

蛙は全体的に薄い青色だ。

えーっと、鑑定眼をスカウターみたいな感じで使えるよな...

大候蛙ヤクエーガン 毒属性 Lv 22。

レベル22!?

ダメだ、レベル差があり過ぎる。

流石にレベル10の差は埋められない。

蛙と目があった時、俺は完全な恐怖心に駆られていた。

逃げるか...

その瞬間俺の足は、逃げだしていた。

逃げるが勝ちとは、よく言ったものだ。

確かに勝ちなのかもしれない。

でも...

俺の中に、悔しさが横切った。

待ってろ、直ぐに倒しに来てやる。

蛙ごときに怯えた自分を、腹立たしく思う。

こんな事で動じるわけには行かない。

絶対にだ。

俺は更に暗いダンジョンの奥地へと、足を踏み入れた。


「何だここは...」

さっき階段を駆けあがって来たし、洞窟の二階部分か?

俺は警戒しながら、静かに進んでいく。

さっきの層ではいなかった、小型モンスターがうろちょろしていた。

ここなら結構レベル上げとかもできるんじゃないか?

俺は早速鑑定眼を使う。

狂蛾虫レベイット。無属性。Lv 40。

さっきも感じてたけど、これって攻撃力みたいなのは見れないのかな?

俺は鑑定眼の仕様をよく解らないまま、戦うのは危険だという事を感じていた。

とりあえず、今は様子を見よう――


様子を見始めて、二時間が経った。

よく考えたら、鑑定眼にもレベルがある事を知った。

多分、ガチャか...

もしくはレベルアップ特典でもらえるのだろう。

まあいい。

そんな事よりも腹が減った。

あの鳥肉、奪われたもんな...

水は無限に出せるけど、食材を無限に出すことは出来ない。

今は空腹のせいか飛んでいる蛾までもが、食料に見えてきた。

この体、ほぼ何も食べないで何日も持っているのは、悪魔だからなのか?

まぁ、途中腐った肉食べたけど、吐き出したから0カロリーだ。

俺は知らず知らずのうちに、断食をおこなっていたのか!?

昔はいっぱい食べれたしなぁ...

その時だった。

蛾がいきなり速く飛び出したと思ったら...

そこに、牛が落ちてきたのだ。

「ズドン!」

「ぎぇぇぇええ!」

いきなり牛が来るなんて聞いてないんだけど!?

しかもでかいから地面がへこんだ!

ていうか、なんで牛?

俺は鑑定眼を使って、牛を見る。

牛 無属性 Lv 2。

レベル2!?

よくそんなんで、あのレベル40の蛾を倒そうと思ったな!?

まぁ、そんな事より、食材ゲットだぜ!

俺は流石にテンションがおかしくなって、牛を見るなり飛びついた。

しかし、牛は見たことも無い速さで俺に突進してきた。

俺はその場で気絶した。


目を覚ますと俺は、鍋の上につるされていた――

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