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あらゆるスキルの保持者、創造と破壊の魔術 ~俺だけ悪魔~  作者: abaudo:アバウド
層のボス・鎌を使う狐
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狐の姿をした鎌鼬

狐の姿をした鎌鼬

abaudo;アバウド


影の声が聞こえる。

俺の何かが、ここはダメだと言って来た。

突如の事だ、ボスの部屋の前に来て、心臓の鼓動は高まって...

なんだか嫌悪感が募って来る。

「ここのボスは...一体なんなんだ?」

俺が鑑定眼を使っても、正体はわからない。

しかも何か波動を放っている。

俺の進行を妨げているみたいだ。

このまま入るか?

いや、でもこの感覚は危険そのものだ。

俺はそれ以上進むと、終わりだと思った。

というか感じた。

俺の細胞、感覚が全身を痺れさせる。

頭に釘が打たれるように痛さが広がってきた。

やっぱりだめだ。

これ以上進むとなると、耐性が欲しい。

何か...耐性...

その時だった。

「ドガンッ!」

と大きな音を立て、俺の立っている床が崩れて穴が開く。

穴は大きく広がり、俺の立っている地面までも崩れて行った。

「うわぁぁぁ!」

崩れた地面と共に、俺も一緒に落ちて行った。

「うぐっ...」

穴の底はそこまで深くはなかった、多分今は層と層の間にいると思う。

「ここは...」

その時、俺の横に大きな鎌が見えた。

危ない!

突如その鎌が俺を切りつけようと、回転しながら首根っこの一寸横を通り過ぎて行った。

死の危険が、すぐ真横に来ている!

少しでも避けるのが遅れていたら、マジで死んでいた。

しかし、真っ暗で何処から来たのかわからない。

しかもさっきの大きな鎌...あれから考えると、きっとここにいる“なにか”はでかい。

しかしどうする?

さっき溜まった五連するか?

何かいいやつ当たるといいんだけど...

でも、当たる保証はないし、引いているうちにやられるのは目に見えている。

何か...ここにいる奴の足止めが出来る物は...

そんな事を考えていると、いきなり後ろから...俺の反応速度・反射神経をとっくに超えたスピードで鎌が突き刺しに来た。

腕が?

飛んでいく。

自分の腕が飛んでいくのをまじかで見た。

痛くない?

いや、痛い!

「あぁぁぁぁぁぁ!」

俺の右腕に激痛が走る。

思わず倒れてしまった。

血が...血が...

「はぁ...はぁ...ぁあっ!」

なんだこいつ?

速すぎる。

一瞬でも気を抜けば、殺される。

痛い...痛過ぎる...

俺の足に力が入らなくなってきた。

暗い上に、視界がぼやけて...

その時俺の目にめがけて、横から小さめの鎌が飛んでくる。

案の定、俺の左目に突き刺さった。

「ぐ...あ...あぁぁぁ!」

俺はその場に倒れて悶える。

痛い?

左目に突き刺さった鎌が、えぐるように目から飛んで何処かに消えた。

これは...やばい...

左目が飛んで行ったことなんか初めてだ。

クソッ...ここで終わりなのか?

...死にたくない...

俺の勝手な決心だったけど、俺は俺の大事な人たちを殺した人間を破滅させるって誓った。

死にたくないのに、死ぬのは抗えない。

すると、俺の身体が光り始めた。

な、なんだ?

すると一瞬にして、傷が癒されて行く。

「あれ?」

...あ、そうか。

俺のスキル、隻眼の治癒のおかげか?

ステータス画面の右下の方に、小さな字で記されていたのを思い出した。

確か前の十連の時に...

また鎌が飛んできた。

今度は...俺は思い切って身体をひねる。

寸での所で避けられた。

隻眼の治癒か...

確か片目だけの状態になると、全体の治癒が高速化するってやつだよな?

狙って使いたくはないスキルだけど、なかなか使える。

よし...もう迷わない。

まだ十連じゃないけど、五連...引こう!

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― 新着の感想 ―
[一言] テンポも良いし、主人公も真っ直ぐだし、面白いです。 面白いんですが・・・地の文や表現にクセというか拙い部分があって、そこが引っかかってどうもお話に集中出来ません。 楽しみだし、続きを読みたい…
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