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俺は深海魚ならぬ、深層悪魔!

俺は深海魚ならぬ、深層悪魔!

abaudo;アバウド


錬金術。

それは、とある国を滅ぼしたスキルだった。

錬金術のスキルを要した物は、狂い暴れていた。

そのせいで王国だけでなく、その周辺の国にまで響いて行った。

それではまずいと、全ての人が協力し合い、何年もかけてやっと滅ぼしたものだった。

錬金術の何が危ないか、それは人間の域を超えた地形変更。

あらゆる物を自在に操り、ある者は目が合っただけで殺された。

しかし、これはただの伝説に過ぎない。

こんな話は信憑性はないし、しかもこれは作り話だと言われている。

...そもそも錬金術など、存在しないのだ。


「蛙...また会ったな」

少し前、俺の後ろに突如現れた大蛙だ。

「あの時は逃げたけど、今の俺は一味違うぜ」

こいつのレベルや全体のステータスを見れば、俺より弱い事が分かる。

俺は入り組んだ段差の、小さな隙間から見つめた。

流石野生の本能...

俺の視線に気づき、辺りを見回し始めた。

だが、俺はとあるスキルを持っていた。

そう...隠密行動というスキルを!

べ、別に...ちょっと前に、誘惑に負けて引いたとかじゃないんだからね!

まぁ、まだ十連残ってるからいいんだもん!

別にいいじゃん!

引いたってさ...

ていうか、そんな事より...

今はこの蛙をどう倒すか、だ。

真正面で行ってもいい相手なのかわからない。

そういうのは、はっきりさせていないと、後にかかわる。

勝てるだろって言う油断が、全て悪い方に持っていくのだ。

ここの所、戦いばかりだった俺の心が、やっと慣れてきたのだ。

ここの小者だったら、普通に倒せる。

俺をあまりなめてんじゃねぇ!

そして、俺の戦いが始まった。

俺が後ろから、蛙に近づく。

どんどん距離を縮めていき、後ろから炎を放った。

「燃えろー!」

俺の意思は強い。

それに比例して、炎の威力も高まった。

俺の中で威力の高い、攻撃だ。

これなら................

その時、俺は自分の力を過信した事を、深く反省した。

だが、反省するだけでは、この生物競争の中を生きることは出来ない。

経験から学ぶことは、許されない事なのだ。

蛙はとんでもないスピードで、俺の後ろにまわっていた...

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