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AB型姉弟のドタバタ日記

作者: Nui!

下剤を渡され、寝る前に飲もうと持ち帰り旦那の帰りを待った。

そういう時に限って旦那は帰ってこず、結局23時を少し過ぎた辺りに帰ってきた。

ことの次第を話し、寝る前に飲もうと寝る準備をして下剤を飲み布団に入ったのは0時を過ぎていました。


2時を回った辺りで下剤が効いてきた。

トイレにかけ込み、多分全部出しきった。

が、ナゼかまだトイレから出られる様子が無い。

ずーっとまだ出したい欲求があり3時間もトイレに籠っていた。


なかなか布団に戻ってこないのに気がついた旦那がトイレに来たのは5時過ぎだった。

「痛いの?」

「痛い...全部出したけど、なんかまだ出そう」

「それって陣痛じゃない?」

「・・・」

後から考えれば、それは陣痛でした。

なんか出そうは赤ちゃんが降りてきてる証拠でした。

何と危ない。あのまま旦那が言わなければ、私はトイレで出産していたかもしれない。

「病院いこう?」

「今行ったらお金かかるから、もう少ししてから...」

無知だった私は今病院に入院したら、早朝料金が取られると思い、我慢した。(我慢してはいけません)


8時まで待ってようやく病院に向かった。

その時には、痛すぎて一人では歩けず、車に乗るのも乗っているのも非常に辛かった。

病院になんとか到着し診察され、医者が驚いた。

「8センチ開いています。破水もしちゃってます」

「・・・」

あれー?いつ破水したっけ?って言うか8センチって。

言うまでもなく赤ちゃんは子宮口が10センチ開けば産まれてくる。

ベテランの看護師に何でもっと早く来なかったのか、説教を受けたが、ほぼ何を言われているか覚えていない。

陣痛中に説教は本人 身に入っていないので、しないであげてください、世の看護師さん。


まだ産まれません。つづく



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