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遺跡の終わりに

 スマイターを奈落に落とした後、俺達は棺の部屋へと向かい移動をしていた。


「さて、どうなっているのやら……」


「ちゃんと扉開いているでありますかね?」


「実は地下に繋がっていて、生きているなんて事も……」


「そういう事言うのは止めなさい。もしそうだったらゾッとするわ」


 あんな倒し方で本当に扉が開いているのか。

 もしかしたら奈落にも底があって、スマイターがまた復活しているんじゃないのか。

 そんな不安が俺達の中を渦巻いてた。


 そして移動している最中、隣を歩いているルーナが、しきりに頭を傾げながら喉を押さえているのが目に入る。


「ルーナ、どこかおかしいのか? さっきのでどこか痛めたのか?」


「一応回復はしましたけど、まだ痛いなら言ってくださいねルーナさん」


 俺は支えていただけだが、ルーナはスマイターの攻撃と直接ぶつかり合っていたんだ。

 あの後シスハが回復をしていたけど、どこか体に異常があって不思議じゃない。

 それぐらい凄いぶつかり合いだったからなぁ……あれとまともに対抗できるのは、スキル発動状態のノールとルーナぐらいだろう。


「いや、そうじゃない。ただ、凄く喉が渇くんだ。平八、水筒をもらってもいいか?」


「ああ、いいぞ」


 心配していたが、どうやら喉が渇いただけらしい。

 今も汗はあまりかいていないけど、緊張で喉が渇いたのかな?

 

 俺は水筒をバッグから取り出し、ルーナに手渡した。

 そしてすぐに水をコップに入れてゴクゴクと喉を鳴らして飲み始める。

 

 飲み終わったと思うとまたコップに水を入れ、何度も、何度も飲んでいく。

 ちょっと飲み過ぎじゃないか? 既に5杯は超えているんだけど……喉が渇いているなら普通なのか?


「どうだ? 収まったか?」


「……たぶん。しばらくは大丈夫だ。すまないな」


「何かあったらすぐ私に言ってくださいね!」


 12杯飲んだ所でルーナは俺に水筒を返してきた。

 一気にかなり飲んだな……腹がタプタプになってそう。

 

 シスハが心配そうに両手をワキワキと動かして近づいて行く。

 そんな彼女に、ルーナはいつものように眉を寄せて両手を前に突き出し近寄るなとジェスチャーしていた。

 

 心配だったけど、いつもの調子に戻ってきたみたいだな。

 スキルを2度も使用したから、ノールみたく動けない、エステルのように気分が悪くなる。

 そういう不調が現れるかと思ったが、そんな素振りはない。

 でもまだ油断できないので、可能な限りルーナの様子を見ておこう。

 

 緩んでいた気を引き締めしばらく進んで行くと、ようやく棺の部屋の入り口が見えてきた。

 この中に入れば、スマイターを倒せたのかどうかわかってしまう……緊張するぞ。

 

「おっ、開いてるじゃん!」


「石版の欠片もあるのでありますよー」


「これでこの遺跡も終わりかしら?」


 ツバを飲み、ドキドキしながら中へ入ると、棺の奥にあった両開きの扉が開いていた。

 そこには宝箱はなく、壁に石版の欠片が直接はめ込まれている。

 外そうと手を添えてみると、壁から簡単に外れた。

 

 今まで手に入れた石版の欠片と合わせ、長方形の石版の完成だ。

 あとはこれをどこで使うのか……だな。



 棺の部屋をあとにして、完成した石版を使う場所を探し迷宮内を彷徨う。

 そこらじゅうから出てくるマミーを相手にしながら進んでいると、通路の奥に鉄っぽい大きな扉が出てきた。

 ゴブリン迷宮にもあんなのがあったよな……あそこがゴールか?


「あそこ……だよな?」


「そうみたいでありますが……罠ばかりだったので、ちょっと行くのが怖いのでありますよ」


 この迷宮に入って何度も罠に遭遇しているせいか、全員疑い深くなっていた。

 ゴールが見えたのなら急いで駆け出したい所だけど、誰1人としてそんな事する様子は微塵もない。


「……よし、それじゃあ俺とノールで確認しに行くとするか」


「そうでありますね。何かあっても、私と大倉殿ならなんとかなるであります」


 今まともに動けるのは俺とノールとシスハ。

 本当はノールを残してエステル達を守らせたいけど、罠があるか俺とノールで確認してから行くべきだろう。

 シスハもここの魔物なら対応できるし、エステルとルーナだって完全に動けない訳ではない。


「エステルとルーナは休んでいてくれ。シスハは2人を見ててくれないか?」


「喜んで! よーく見ておきますからね!」


「うっ、止めろ……近寄るな……」


 待っている間エステル達を見守ってくれとシスハに頼む。

 彼女は、笑顔で両手を合わせて嬉しそうに体をクネクネさせながら返事をした。

 そのままルーナの方に近づいていき、それを見ていたルーナは顔を引きつらせながら嫌そうにしている。

 ……ホント相変わらずだな。


 エステル達をシスハに預けて、俺とノールは前へと進み始めた。

 慎重に1歩1歩足元を確認して、左右もよく見ながら進んでいく。

 

 そして、何も罠がなくあっさりと奥の扉まで到着した。

 あれれ? あれだけ警戒していたのに何もないの?

 罠があると思った? 残念!

 とか言われているようでなんだかイラッするけど、何もないのは良い事だから喜んでおこう。


「よし、ここにはめればいいんだな」


「これで終わりならいいのでありますが……」


 扉の真ん中部分には長方形の穴があったので、完成した石版をはめ込む。

 すると扉は勝手に開いていく。


「おっ、どうやら心配ないみたいだ」


「よかったであります!」


 恐る恐る中を見ると、中も扉と同じようにゴブリン迷宮の暗い部屋が広がっていた。

 これでやっと安心できるな……終わった、ようやく終わったんだな。


「迷宮の奥はこうなっているのか」


「ここもゴブリン迷宮と似た雰囲気の場所ですね」


 安全が確認できたからエステル達を手招きして呼び、全員で部屋の中へ入った。

 ルーナは初めて入る迷宮の最終地点を、キョロキョロと興味深そうに見ている。


 奥の方へと行くと、前と同じように細い支柱に乗った台があった。

 迷宮の奥は、どこもこんな感じなのかね?

 それにしてもこれで3つ目の迷宮か……こうなってくると、他にも探せば迷宮がありそうだな。

 調べつくされたはずのアンゴリ遺跡にあるんだから、既に知られている場所に存在するかもしれない。

 

 まあそれはいいとして、ようやく待ちに待った瞬間だ。

 さっそく台の上に乗っている透明な板にスマホをかざす。

 するとスマホが振動して、画面に何か表示された。

 

【迷宮達成報酬:魔石200個、プレミアムチケット、SSRコストダウン、SSRスキルアップ】


 んほぉぉ!? 何これ!? 何これ!

 すげー豪華なんですけど! 魔石200個に無料チケット、それにSSR2つとか大盤振る舞いなんですけど!


「へへっ、きたきたきた! これだよこれ! これを俺は求めていたんだ!」


「大倉殿、まだそんなにはしゃげる元気が残ってるでありますね……」


「顔が凄いニヤけていますよ」


 こんなもの貰っちゃったら、テンション上げ上げだよ! ニヤニヤが止まらねぇ!

 あー、今日の疲れが一気に吹き飛んだわ。

 目標140個だったのに200個も手に入っちゃったぞ。

 

 ……あれ? 何かおかしいな?

 こないだはこんなすんなり魔石貰えたっけ?

 たしか貰う前に別の表示がされていたはずだけど……。


「うーん?」


「お兄さん? どうかしたの?」


「いや、ゴブリン迷宮を攻略した時は確か何か解除したとか出たんだけど……たしか……黒化 (ニグルド)? だったかな?」


 前回は魔石を貰える前に、黒化を解除しましたと通知されていた。

 あの後すぐに転移で飛ばされたからうやむやになっていたけど、あれなんだったんだ?

 解除ってなっていたが、特にスマホに変化もないし……知らない所で何か起きているのか?


「黒化……? あるとしたらお兄さんの称号変更とかじゃないのかしら?」


「称号か。……特に変化はないな」


 称号変更の画面を切り替えて確認しても、変化はない。

 一体なんだったんだろう? 迷宮関連のものなのか、それとも他のことなのか……まるでわからん。


「うおっ!?」


「また転移でありますか! 集まるでありますよ!」


 悩んでいると、足元に魔法陣が現れた。

 たぶん外に飛ばされるだけだと思うが、念の為前と同じように全員固まる。

 そして視界は白い光に染まっていく。


「うぅ……全員無事か?」


 光が収まり目を開くと、俺達はアンゴリ遺跡の迷宮の入り口にいた。

 すぐに全員いるか確認して、無事いることを確認できたから安堵する。

 全く……入り口まで送ってくれるのはありがたいけど、毎回こうヒヤヒヤするのは嫌だな。


 安堵した直後、後ろからギギギと鈍い音が聞こえてくる。

 何事かと後ろを確認すると、開いていた迷宮の扉が閉まり始めていた。


「な、なんでありますか!?」


「迷宮が……閉じているみたいよ」


 ゴブリン迷宮は入り口が崩れて消えたが、この迷宮は扉が閉まっていくのか。

 ここも、もう2度と入れないのかもしれないな。

 

 その予感が当たったのか、入り口の前にあったスマホをかざす台座は、扉が閉まると同時に緑に発光して光の粒になって消滅した。


「とりあえず終わったみたいだし、ここから出ようか」


「ビーコンは使えないんですか?」


「あちゃ……使えないぞ」


「外までは届かないのね……」


 帰る為に歩き出そうとすると、シスハがビーコンは使えないのかと聞いてきた。

 建物の中じゃ届かないだろうなと思いスマホを操作してみると【使用できません】と表示される。

 はぁ……地道に戻るしかなさそうだな。


「お、大倉殿!? 魔光石、魔光石が黒くなっているのでありますよぉ!」


「えっ」


 迷宮のある部屋から出て、魔光石のある部屋へと来るとノールが指差して叫びだした。

 その方向を見ると、緑色に発光していた魔光石が全部黒く染まって光を失っていた。


 おいおい……嘘だろ。もしかしてあの魔光石、迷宮から魔力みたいなものを吸い取っていたのか?

 俺達が攻略したせいで迷宮が消滅して、あんな状態に……?


「……これ、俺達のせい?」


「そうなる、わよね……」


「あはは……調査で来たのに、冒険者達の収入源減らしてしまったみたいですね……」


 うわぁ……どうすればいいんだよ。

 俺達が行った後にこんな状態になったとか、怒られそうなんだけど……。

 でも迷宮があった事は知られてなかったんだし、これは不可抗力って奴だよね?

 

 黙っていたらめんどくさいことになるかもしれないから、正直に言った方がいいよなぁ。

 一応この黒くなった魔光石も持っていくか。


 ちょっと沈んだ気分になりながら、俺達は外へ向かい歩き始めた。


「あれ? フラーウムマミーがいない?」


「そういえば、ずっと遭遇してないでありますね」


「それになんだか数も減っているわ」


 外へ向かう途中何体かマミーに遭遇したが、消えないマミーは1体もいなかった。

 それどころか、マミーの数自体は行きの半分以下だ。


「迷宮を攻略したから、その異常が消えたって事なのかしら?」


「でもそうなると、迷宮があの異常の原因って事になりますよね?」


 いきなり異常が終わるなんて考えられないし、きっかけがあるとしたらエステルの言うように迷宮がなくなったせいだろう。

 そうなると、魔物の異常発生とかは迷宮が原因という事になる。

 だが、迷宮自体はかなり前からあるはずだ。

 

 それなのにどうして今になってこんな異常が起きているのか……ゴブリン迷宮の時はそんな話もなかったしな。

 うーむ、よくわからない。


「暗!? 俺達、こんな時間までこの迷宮の中にいたのか」


「室内だと時間の感覚がわからなくなるわね」


 悩みながら外へ出ると、空は暗くピラミッドの周辺は闇に包まれていた。

 随分と長い間中にいたんだな……下に降りて砂漠を歩く気にもならないし、ビーコンでさっさと帰るか。

 

 冒険者協会への報告は明日にしておこう。

 もう全員疲れきっているし、今から報告すると長くなりそうだからな……魔光石の件とか。


「ルーナさん! どこか具合が悪いんですか!?」


「ん……ああ、うん……」


 スマホを操作してビーコンを使おうとしたが、その前にシスハが突然叫び始めた。

 彼女の方を見てみると、ルーナがフラフラとした足取りで元気がない。

 返事も声が小さく反応も鈍い。明らかに普通じゃなくなっていた。


「お、おい? 大丈夫なのか?」


「なんだか目が虚ろとしているのでありますよ?」


「私より体調が悪そうね」


 ノールが顔の前で手を左右に振るが、全く反応せずどこを見ているのかわからない。

 外に出たことで一気に緊張が途切れて、調子が悪くなったのか?


「ルーナさん? 熱でもあるんですか?」


「ん……」


 シスハはルーナの肩に手を回し抱き寄せながら、額に手を当てて熱を測っている。

 いつもならそんな事されたら大騒ぎする彼女だが、今は特に反応しないでされるがままだ。


「ルーナ! 本当に大丈夫なのか!?」


「やっぱりどこかおかしいのでありますよ! 大倉殿、万能薬を飲ませるのでありますぅ!」


「異常だわ……シスハが触って怒らないなんて……」


 あり得ない光景を目の当たりにして、本当にルーナがやばいと悟った俺達は大騒ぎした。

 シスハ相手にこんな反応、異常事態だぞ! 本当にどうしちゃったんだ?


「温厚だと定評のある私でも、その反応は怒りますよ! 泣きますよ!」


「あっ、す、すまん……」


「ご、ごめんなさいであります……」


「ごめんなさい……」


 俺達の反応に、シスハは泣きそうな表情で俺達の方を向いて叫んだ。

 流石に酷過ぎたと、俺達は素直に頭を下げておいた。

 でも、異常事態だということは本当なんだよなぁ……。


 そんな微妙な雰囲気の中、突然余所見をしていたシスハに対して、抱き寄せられていたルーナが飛びついた。


「きゃっ! ル、ルーナさん? ど――うっ!?」


 正面から抱き付かれて、シスハはそのまま地面に押し倒された。

 何事かと俺達があたふたとしていると、ルーナはそのまま口を大きく開いて、シスハの首元に噛み付く。


「ル、ルーナさ――あ、あっ……あ、はぁ……」


「んー」


 シスハを逃がさないようにガッチリと体に抱き付いて、ルーナの口元から吸うような音が聞こえる。

 こ、これは……血を吸っているのか?


 最初は抵抗しようともがいていたシスハだが、すぐになんだか腑抜けた声を出してもがくのを止めた。


「お、おい!? な、何しているんだ!」


「あわわわ……どうしちゃったのであります……」


「なんだかシスハ、喜んでいるように見えるのだけど……」


 ノールはその光景を見て、口元を押さえて震えている。

 エステルはシスハを見て、頬に手を当てて呆れている。

 

 俺としては……エステルと同じ意見かな。

 シスハは口を半開きにして顔を赤く染め、全く嫌そうな表情をしていない。むしろ笑顔だ。

 もがくのを止めた辺りで自分からルーナを抱き締め始めたし、喜んでいるように見えるのだが……。

 

 一応助けるべきなんだよな?


「ぶふぉ!? ゲホッ、ゲホッ……ま、不味い……」


 ルーナを引き剥がそうとした瞬間、その前にルーナがシスハの首から口を離した。

 そして顔をしかめて苦しそうに咳き込み不味いと呟く。


「私は……私は一体何をしていたんだ?」


「覚えてないのか? シスハに噛み付いたんだぞ?」


「私が……シスハに? ……この味、確かにその味だ……うっ」


 どうやらルーナは噛み付いた時の事を覚えていないみたいだ。

 涙目になりながら舌を出して、本当に苦しそうにしている。

 そこまでシスハの血で拒絶反応が起きるのか……。


「ま、不味くてごめんなさい……」


「うっ……す、すまない……」


 そんな反応をされたシスハは、動けないのか地面に横たわったまま泣きそうな声で涙目になりながら呟いている。

 なんだろう……吸った方と吸われた方、両方が涙目になっているこの状況。

 

 ルーナは謝りながら、横たわっているシスハに手を添えて起き上がらせている。

 

「大丈夫なのか?」


「はい……ありがとうございます」


 俺もシスハに近寄り、とりあえずポーションを手渡した。

 普通に動けているから、問題はなさそうだな。


「私、頑張って美味しくなろうと思いましたよ、大倉さん」


「お、おう……そうか。頑張れよ……」

 

 シスハはポーションを飲みながら、キリッとした真面目な表情で俺に向かい決意を口にした。

 うん、そんな変なこと言われても、どう反応したらいいかわからないや。

 

 シスハが異常なのは今に始まった事じゃないし、あまり触れないでおこう。


「なんだか悪寒がするのだが……とりあえず体調は戻った。喉の渇きもなくなったぞ」


「よかったでありますよ。でも、どうして急にこうなったのでありますかね?」


「考えられるとしたら……ルーナはスキルを使うと、吸血衝動が出てくるとかなのかしら?」


 ルーナのスキルによる反動は、吸血鬼らしく吸血衝動なのか……。

 そういえば凄く喉が渇いたとか言ってたもんな。

 2回もスキルを使ったし、相当な衝動だったろうに。

 

 それを外まで耐えるなんて、かなり頑張ったんだな。

 スキルを連発して使えると思っていたけど、そう気軽に使いまくれるものじゃないみたいだ。

 今後のことを考えて、何か対策できるといいんだけど……。

 

 今回はルーナに随分と助けられた。

 そのおかげでガチャを回せるんだし、彼女には何か恩返ししてあげないと。

 

 騒ぎも収まった所で、俺達はビーコンで自宅へ帰ることにした。

 色々あったけど、ようやくガチャの時間だ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] シスハに噛み付くのね やっぱりこれ
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