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Another 01
真っ白い部屋。そこを染めるのは部屋に放り投げられた私の赤い血。
きれいな白の空間に咲いた真っ赤な花。それを連想させた。
痛い。
痛い苦しい。
痛い苦しい痛い苦しい痛い苦しい──辛い。
どうして私は辛いの? どうしてどうしてどうして?
ねぇ辛いよ、hs@f。
hs@f? hs@fって誰だっけ?
大事な人。きっと大事な人。そう確信できる。だってhs@fはやさしい人だから。
hs@fは私に名前をくれた。そう、hs@fは私に……どんな名前をくれたんだろう?
思い出せない。大切な名前のはずなのに。とても気に入っている名前のはずなのに。
どうして覚えていないの? 私の名前は何? 私の本名は何? hs@fから名前をもらう前の私の名前は何!?
ここに来る前は何をしていた? 何かと戦っていた気がする。
頭に靄が掛かったように思い出せない。
一体私は何なのだろう。私は誰なのだろう?
教えて。誰か教えて。
ねぇ、hs@f教えてよぉ。




