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忘れられた声の森

作者:ごはん
誰かの声が、二度だけ聞こえたことがある。
一つは、弟の「ごめん」という声。
もう一つは、失った恋人の「芸術だよ」という優しい声。

それは幻だったのか、本当に誰かがそばにいたのか。
答えはわからない。けれど、あの瞬間、わたしは「そうじゃないよ」と誰かに言ってもらえた気がした。

罪の意識とは、いつも“可能性”の中で生まれる。
そして、赦されるには、“真実”が必要なのかもしれない――

わたしが思い出した声、わたしを救った声の記憶。
それは、忘れられた優しさが、静かに風のように戻ってきた記録。

心にひとすじの光を灯す、ささやかな内面の物語。
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