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風になるまで  作者: 築島 利都
第一部
16/99

16 夜と酒と2

夜明け前はもっとも闇が深い。


そんな中をカサネは歩いていた。オウタが並んでいるだろう列にむかって。


約束どおりに起きられるか心配だったので、オウタの持っていた携帯電話のアラームを利用した。ヨルキエとスウガにはしきりと興味をもたれたが説明できないので放っておいた。

すでに電源は切ってあるが起きた時刻は午前七時。こちらと元の世界の時差が二時間程度だろうから、大体午前五時といったところか。

カサネは列に並んでそのまま旅を続ける。ある意味、まとまった睡眠がとれる有難い順番だった。それが他の面子の気遣いだとわかっていた。


闇の中、城壁にはかろうじて灯りがともされているので目印になる。そちらにむかっていると、他の旅人から声がかかった。


「坊主、ずいぶん早起きだあな。こっちで一杯やってくか」


酔っ払いが何人か集まって呑んだくれていた。あまり良い雰囲気ではない。


「馬鹿言え、ひょろ長いがまだ十四、五歳ってとこだろ。酒やるのはもったいねえ」


「ははは、違いない。まだミルクのほうが美味い年頃だろ」


足を止めてしまったことを悔いて、さっさと踵を返そうとすると、男の一人がカサネの腕をとらえた。怖い、という感情は消せないが、同時に、正直、またか、という思いだ。これでは最初にこちらに来た日と変わらない。


「酒は無しにしても、酌ぐらいしてくれよお嬢ちゃん」


始めにお嬢ちゃん呼ばわりされたときは驚いたものだが、小奇麗な顔の少年には度々そういう悪ふざけを含んだ呼称が使われているだけのことだった。今もカサネを少女と見抜いているわけではなさそうだ。

それでも分が悪い。どう穏便に切り抜けようか、と思案していると背後から尖った声がした。


「酌が必要なら俺でどうだ? こいつに負けねえ綺麗どころだぜ」


言葉はふざけているが、声音が硬い。ドスがきいていて明らかに脅しだった。


「スウガ…」


慣れた仏頂面はやはり彼だった。


「どうして? 起こしちゃった?」


「起きたんだ。・・・お前はよくよく厄介事に巻き込まれやすいらしいな」


ため息をつかれると立場がない。

カサネだって好き好んで絡まれているわけではないのだ。


「と、いうわけでこいつは俺の連れだ。邪魔したな」


飄々としつつも、武人らしい威圧感のあるスウガに酔っ払いも正面から言いがかりをつける気にもならないらしい。へこへこしながら視線をそらした。


「いくぞ」


そっけない態度だったが、カサネの手を引いて城壁のほうへ向かった。


「も、いいよ。すぐ兄ぃのとこに着くし」


「それで交代してまた誰かに絡まれて、ってとこか。いいから黙ってろ」


そこでようやくカサネも気付いた。スウガは最初からカサネの当番につきあうつもりだったのだ。


「スウガはまだ休んでてよ。並ぶだけなら大丈夫だよ」


「根拠のない理由を言うな。俺はあれだけ睡眠がとれれば問題ない」


愛想のない言葉にも気遣いが隠れていることをカサネはわかっていた。出会いからして横柄な態度に腹が立ったが、それでもここ数日で決して理不尽なことは言わないと知っていた。


「…ありがと」


正直納得したわけではないけれど、一人で不安だったのも本当なので、素直に、とは言いがたいが礼をいった。

ほんの少し、口の端を吊り上げて、どういたしまして、とスウガは茶化した。


「三日位なら寝ないでも動ける。そう訓練してあるからな」


「本当に? すごいね、睡眠欲って一番強い欲求じゃなかったっけ」


確か人間の三大欲求のうち、睡眠欲、食欲、性欲の順で優先されるはずだ。ついでにいえば財欲、名誉欲を加えて五大欲求というそうだ。


「さすがに効率は落ちるがな。さて、オウタの奴はどこだ?」


夕方から数時間でヨルキエと交代したスウガだから、列がどこまで進んだのかわからない。カサネも夜食を届けに行った時から随分時間がたったのでとっさにはみつけられなかった。


「あ、カサネ! あれ、スウガも?」


むこうから見つけてくれたらしい。寝袋に半身をおさめて毛布を肩からかぶったオウタが手をあげていた。


「兄ぃ、待たせた? 交代だよ」


「ああ。でも何でスウガがいるんだ」


きょとんとしてるオウタに不機嫌そうにスウガが眉根を寄せた。


「いちゃあ悪いか。こいつ一人じゃまたろくでもないのに絡まれるからな」


それはオウタも心配していたらしい。スウガが来なければこのまま二人で並ぶつもりだったと話した。


「有難い、それじゃ俺はテントに戻るよ。あと頼むな」


さすがに気を張っていたのだろう。オウタは疲れの見える顔を情けなく歪めて欠伸しながら去っていった。


無言のまま、二人は座り込んだ。カサネはスウガに毛布を差し出したが、俺はいい、とまた断って、彼は身に着けていた外套を広げそれにくるまった。

しかたなしにカサネはさきほどのオウタと同じようにした。


「…なんだか、こんなにゆったりした時間は、こっちに来て始めてかも」


思えば初日から働き、捕まり、尋問され、倒れ、その後旅に出て今に至るというわけだ。心休まる暇もなかった。

いまは列に並んでいるとは言え、することもなく星を眺めていた。カサネは星に詳しくないが、きっとここの世界の星の並びはカサネの知るそれとはまったく異なるのだろう。


「ゆったりね。まあ、旅とも言えないからな。こんな行程は」


「そうなの?」


「街道沿いに都上りなんて安全なもんだ。本当の旅って言うのは道なき道を進む。野宿も当たり前、危険も段違い、経験が必要なんだ」


スウガは心なしか楽しそうに旅の話をしている。ヨルキエがしょっちゅう国中をうろついているのは聞いていたが、スウガも旅に出ることがあるのだろうか。


「スウガも旅に出るの?」


「いや、俺はいま役所勤めだから早々出かけるわけにはいかねえよ。昔の話だ」


肩をすくめて、懐から小さなボトルを取り出した。すぐに何かわかった。冷えた体をあたためるといったら一つしかない。


「ちょっと…」


嗜めるように見上げたが、スウガはふん、と鼻をならして無視した。ごくり、という音とともに、のど仏が上下する。なぜかその様子にカサネの目は釘づけになった。

自分にはないその突起。どこか不気味なのに嫌ではない。

無意識のうちに自分ののど元に手をやった。するとスウガは目ざとくそれに気付いてにやりと笑った。


「お前も飲むか?」


別に寒かったわけでも、喉の渇きを覚えたわけでもない。


「いらない。こんな寒いところで飲んで寝たら凍死するからね」


きつくねめつけてもどこ吹く風。またぐび、と煽った。


「お前、学生だっていってたな。なんの勉強しているんだ?」


その、至極まっとうな質問にカサネはなぜだか答えられなかった。


「…こっちでは教育制度はどうなってるの?」


意図的にはぐらかしたことには気づいたのだろう。スウガはちょっと眉をあげたが、それには触れなかった。


「国中にきちんと組織が出来上がってるわけじゃないが、基本は公学だ」


「公学?」


「国の費用で運営されてる学校だよ。行政、司法、武術、数理学、なんてものを教える。それとは別に、私学ってのが国中にある」


基本といいながら、公学はずいぶんと専門的なようだ。


「私学は名の通り、私費で運営されている。村とか教会とか貴族とかも含むがな。私学は読み書き算盤を教えている。学問というより、生活の基盤だな。ちょっと小金をもってる奴らは皆いく。それでもこの国の識字率は一桁だ」


そこでカサネはちょっと疑問をもつ。


「ねえ、そんな基礎中の基礎を教える学校を公費でまかなえばいいんじゃないの?どうしてそうしないの」


それはもっともな質問だった。だが、スウガは苦虫を噛み潰したような顔で、簡単にいうんじゃねえよ、と毒づいた。


「私学の教師なんてのは別に大した賃金ももらってねえ。神父が片手間にやってたり、文字を知ってるやつが農閑期に教えたり、そんな程度だ。学校という体裁を整えてるとこのほうがすくねえだろうな。そういう個人が好意で、あるいは請われて教えてるのを全部含めて私学と呼んでいるだけの話だ。それをきちんと組織立てようとすれば膨大な費用がかかる。それでも学費は集められない。意味がないんだよそれじゃ。だから少しくらい学費がかかっても生徒が集まるレベル、教師も限られてくるレベルの勉強を教える場として公学が作られたんだ」


なるほど、とカサネは頷いた。義務教育というのは慣習としていき渡らせるのが殊のほか難しいという。子供も労働力だからだ。

しかし、こう放置したままというのもどうかと思う。


「公学ってずいぶん専門的だけど、どんな人が入るの?」


「別にそう特別なわけじゃない。学費も場合によっちゃ援助がでるしな。平民も結構いる。俺だって公学は行ってたぜ」


「へ? スウガ行政とか勉強してたの?」


「いや、違う。ああ、さっき確かに行政とか司法とか言ったが、それを全部やるわけじゃない。自分に必要な授業だけとるんだよ。俺の場合はほとんど武術と刑法だ」


大学のようなものだろうか。


「公学も私学も年齢制限はあるの?」


「私学は特にないな。大体五歳くらいから通わせる親が多い。それも決まっているわけじゃない。ぎりぎり勉強が理解できて、仕事にもろくに使えない年頃だから私学でも行かせて面倒見てもらおうってとこだ」


私学は小学校に似ているようだ。それにしてもその間の中学や高校のような組織はないのだろうか。


「私学の内容は一、二年も真面目にやれば身につく。残りは独学でできるしな。そこから先は個人個人で大きくわかれる」


貴族の子弟はほとんどが家庭教師を雇い、二年ほど行政、司法、数学、経済などの基礎を学ぶ。そして素質を伸ばすため、家業に見合った勉強をするために公学に入る。それが順調に行って十二歳くらいらしい。公学で二年ほど学び、その後は学内推薦や親のコネ、あるいは実力など様々な手段で望みの職種に見習いとして入り、うまくいけばその後正式に職をもらえるという仕組みになっていた。

スウガも貴族としては家格が低いが、彼は恵まれた才能があったので、それに従い、武術、体術、馬術など、武官としての要素を中心に学び、その後志願して騎士団に入団、更に辺境の土地の分隊長となったわけだ。


スウガが騎士、と聞いてカサネは思わず噴出した。カサネの国では騎士というものになじみが薄いため、どうにも夢見がちなイメージを持ってしまうことが多いが、実はそう柄のいいものでもなかったらしい。この国でも同じことだろう。どちらかとういうと武士に近い。


「騎士っていうのはほとんど意味がないからな。それだけで飯はくえねえし、誰も敬うもんじゃない。ほとんど身分と同じものだ。ま、とにかく俺は武官狙いだったからはなからろくに勉強してなかったけどよ、大貴族の坊ちゃんなんかは大変だぜ。行政はもちろん、法にも明るくなきゃならないし、言語も勿論外交に必要だろ、文化もはずすわけにはいかないし、数学もある程度は知っとくべきだ。武術もろくすっぽできなきゃ暗殺される可能性もないではないし、つくづくそんな家に生まれないでよかったって思うぜ」


と、軽く笑った。

つまり、どんな家に生まれ、どんな職を望むかによって、学ぶことも制限されてくるのだろう。


「なんか、自分が恵まれてたな、って今更だけど思うよ」


「あん?」


なにをいっているのかわからない、という表情のスウガに苦笑を返して、説明した。

自分のいう学校は興味を持てることを捜すためにいくようなもので、ほぼ全員が進学する高等学校までは、様々な分野を幅広く学ぶこと、その先の勉強だって、それほど実践的ではないこと。そうしたことを話した。


「まあ、暢気なことだとは思うが、いいんじゃないか? お前らの国は平和で豊かで暇があって。そんなら勉強だって切羽詰ってやらなくてもな」


「うん…」


そう返事はしたが納得はしていない。

カサネ自身、なにが言いたいのかはわからないのだが。

言葉がうまく出ないのは、ちょうどカサネが進路について考えはじめる年頃だったからだ。

あのまま、あちらの世界にいれば、近く面談があったはずだった。しかしその場で言うべき将来のビジョンがカサネには何も無かった。


勉強は嫌いじゃない。


理詰めの数学や化学も女子では珍しく得意だったし、同じ理由で古典文法や漢文法、英文法も好きだった。

だが、それを学んでなにになるのだろう。その先がなくて大学に行く意味があるのだろうか。

そういうことを考えていた。

そして今、スウガに聞いたこちらの仕組みを聞いて、益々その思いは強くなった。


「あーあ、こうしてこんなとこに来ちゃったのも、甘い考えに喝をいれてやれ、って神様の魂胆かな」


「随分、不遜なこと言うな。俺は信仰深いほうじゃないが、敬虔な信者は結構いる。うかつなことは言わないほうがいいぜ」


そうだった。宗教感覚に疎いのは日本人の悪いところだ。

カサネは一応、神妙に頷いて、また膝を抱えた。寝袋の中の脚が少し痛んだ。


「暢気だよね。衣食住も、教育環境も、全部用意されてる。建前だけど自由もある。…私たちの国の人にね、『自分はどの程度の生活をしているか』って聞くと、ほとんどの人が中流って答えるんだって。それってどういう意味だかわかる? 無意識に下を欲しがってるんだよ。自分は恵まれているって確認したいんだよ」


カサネの言葉は、自国の人間を責めるのではなく、自分に向けられていた。

痛いほどに、焦っている。

どこか飄々とした雰囲気を持った兄妹で、スウガには今ひとつつかみ所の無いように思えていたのだが、こうして、悩む姿は、人並みのようでもあり、しかし、その悩みの内容は、十代の娘とも思えないものだった。


もとは将来の話をしていたはずだ。


この少女は、ものを考えるのに範囲を広げすぎている。

これでは絶望してしまうのも無理は無い。

世界の全てを、社会という曖昧な言葉でくくって、許容量を超えてしまう。

スウガは一つ、助け舟を出す事にした。


「…お前にできることはなんだ?」


「え?」


思考の迷路に入ろうとしていたカサネは、驚いたように顔をあげた。


「出来る事だよ。何でもいい。俺は…、そうだな、乗馬と剣技なら相当の腕だと自負してる。旅もできる。力仕事は得意だ。交渉ごとはそううまくないが、簡単にだまされない術も知ってる。意外なとこじゃ、料理もできるぜ。こんなとこか」


スウガの意図がわからずにカサネは困惑した表情をみせた。


「お前は?」


「え、えっと…。私も料理は出来るよ。ただ、こっちみたいに火をおこすことから始めるのは慣れていないけど、やり方は知ってる。あとは、裁縫も簡単なのなら出来る。あ、暗算は得意よ。割と好奇心強いほうだから、写真とか…あ、さっきの本の絵ね。あれの仕組みとか、なんで空が青いのか、とか雑学っぽい事も結構知ってる」


一生懸命考えていると、スウガはにやっと笑った。

それはいつもの意地の悪い笑みのようでもあり、うまくいった、と満足しているようでもあった。


「結構あるじゃねえか。それだけ学んだってことだろ」


「え?」


「そうやって努力できるのも才能だと思うぜ、月並みな言葉だけど」


カサネには、まだわけがわからない。


「出来る事があるってのは学んだ結果だろ? お前は何もないわけじゃない」


「でも、料理とかって違うんじゃない?」


「オウタだって、勉強してるのは髪切屋のことなんだろう? じゃあ一緒だ」


「兄ぃのは専門的な技術だよ。私が出来る料理なんて、プロとは違うよ」


カサネはその違いが大きいと思っていた。

だが、スウガはそうではないという。


「俺の剣技だって、誰かがプロだと決めたわけじゃないぜ? こうして飯のたねにしててもな」


「だって…仕事にできてるってことがプロの証拠みたいなもんでしょ?」


「兵士の全員に剣の心得があると思ってるのか、そうじゃない。算盤はじけるってだけで兵になれたやつもいる。最悪、稼ぎがあればなんでもいい、って気持ちで兵になるやつもいる」


「…」


そうか、とおぼろげながら、彼のいいたいことがわかった。

カサネはこれまで、仕事につながる興味とか技術とか、そうしたものにとらわれすぎていたのだ。

もちろん、オウタやスウガのように、これとさだめて学校を選び、勉強できればそれにこしたことはない。

だが、全ての興味に対応する職があるわけではないのだ。

カサネが好きな、数学を勉強しても、直結する仕事なんてそう、多くない。

ただ、その過程で培われた能力が、いずれ役立つ事もある。

そういうことなのだろう。

ほんの少し、気持ちがほぐれた。

それを見抜いたのか、スウガは満足げに笑って、また酒を煽った。


「あせんなよ。お前、十六だろ? お前一人で世界まで背負うことないだろう」


自分が考えすぎていた事を指摘されて、カサネは少し赤くなった。

「出来る事をやって、出来る事をふやしていきゃあそれでいいと思うぜ。少なくとも、俺はね」



すっかり、見抜かれ、楽にしてもらった。

カサネは初めて、スウガを信頼した。


「ありがとう」


そうして、緊張のほぐれたカサネの笑みは、ひどくすがしいものだった。


それは、この国の人間には、ちょっと刺激が強いほど、美しいものだった。


「…それじゃ、礼に酌でもしてもらおうか」


照れを隠すように、スウガは冗談めかして言った。

せっかく人が真面目に礼をいったのに、とカサネは眉根を寄せて皮肉を言った。


「そうやって、お酒を呑むことは、できることを放棄してることにならない?いざってときに力が出せなくなるじゃない」


スウガは鼻で笑って、瓶の残りを一気に飲み干した。


「俺はね、この程度じゃ酔わないの。…ま、お前のいいたいことはわかるよ。確かに酒と女に溺れないようには気をつけてる。俺の身体も商売道具だからな」


そうした意識がプロという証拠なのだろう。

カサネは、ようやく技術や資格以外の、将来に必要なものを、わかりかけていた。

そうして、だいぶ時間がたっていたらしい。

東の空が白み始めている。


「夜明けだ…」


普通に生活していたのでは見られなかっただろう、その陽光に、カサネはため息のような感嘆の声をあげた。


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