表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ.【寄生虫LOVE♡】

どうも、SIAです!

他の作品なども書いているのですが、ブックマークとユーザ様が本当に執筆の励みになりました。

この作品を面白いと思われた方は、ブクマ・感想・評価ポイントお待ちしております。


水越(みずこし)菜結(なゆ)、21歳。

都内の有名な国立大学に通っている。

そして私には、好きなものがある。

そう、寄 生 虫だ。

小学四年生の時、図書館にあった一冊の『寄生虫大辞典』を手に取った瞬間に惚れた。

そしてその瞬間から、『寄生オタク変態』と大変不名誉なあだ名が付いてしまった。


※※※※


「なゆたん、今日はどこ行く〜?」

後ろから、声を掛けられる。

寄生虫好きの私でも、仲良くしてくれる唯一の友である岡崎千歳(おかざきちとせ)ちゃんである。


「ん。今日は、ちーちゃん家行きたい。」

ちーちゃんとは、愛称だ。


「良いよ〜。新作のゲームがあるから。」

やったね!


「何のゲーム?」

気 に な り ま す !


「ジャジャーン!」

徐に鞄から取り出したのは、青色のゲームソフト。


「ああ〜!それ、『ラスボス・スレイヤー(改)』じゃん!」

11歳の時、ハードオフでPSPと一緒に手に入れた平成のゲームだ。

あの頃は、ヤバいくらいの金欠だったから中古品しか買えなかったんだよね。


「(改)って事は、移植版?」

声優やグラフィックなどが変わったのであろう。


「そう!帰ったら、やらない?」

勿論で す !

何たって、私がこれまでで熱中した三大ゲームの一つなんだから!


「YES!当然デス!」

自然と横断歩道を歩く、足取りが弾む。

とても、幸せな気持ちになった。


ーーだが、そうは問屋が卸さないのであった。


「ちーちゃん、いこっ。」

手を引き、進む。

すると、目の前のビルが突然こっちに倒れて来る。


「嘘…。普通、道路で死ぬなら交通事故でしょ!」

私は、ちーちゃんとビルに潰されていった。



お読み頂き、有難うございました。

熱中症に気を付けて、お互い頑張りましょう!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ