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365日分の1日の恋(菜々版)

作者: 菜々

きっと、今の自分ほど君のことを想っている人はいないと思う


でも、もしも許されるなら


この10分の一でも、10000分の一でも


君が想っていてくれたなら・・・・・・


    *



―――結局、俺は何もかも遅すぎたんだ


   


「一週間後、家の事情で引っ越すことになりました。皆さん、今まで本当にお世話になりました。」


 そう言って頭を下げる櫻田(さくらだ) 陽菜(ひな)を、木崎(きさき) (まこと)は呆然と見つめていた。

 彼女は頭を上げると、淡々と自分が次に住む街の名称を語る。それをぼんやりと聞き流しながら、誠は立ち上がって泣き喚きたい衝動を必死にこらえていた。



    *



 櫻田 陽菜が、誠たちの通う市立南第一高等学校に転校してきたのは、去年の2月14日のことだった。

「櫻田 陽菜です。これから、いつまで続くかわからないけれど一応よろしくお願いします。」

教室内で何人かがその言葉に息を飲んでいる中、彼女は表情一つ崩さず、一礼して席に着いた。

 誠は組んだ腕の隙間から、突っ伏したまま、隣に音もなく座った陽菜を見て思う。担任が消している黒板に書かれた彼女の名前と、横にいる彼女自身を見て、どうしようもなく感じてしまったことを。


(似合わねぇ名前だな・・・・・・)


 空っぽの机を見つめながらうつむいている彼女の顔は見えないが、どうせ無表情なんだろうなと勝手に誠は推測した。

 どう見ても、「陽」なんていう雰囲気ではない。むしろ、陰のような近寄りがたい空気を彼女は纏っていた。

「じゃあ、授業を始めるが、っと、木崎!」

自分の名前をいきなり呼ばれ、誠は伏せていた顔を上げる。と、同時に隣の彼女がこちらを一瞬見たのを感じ取る。

「お前、隣なんだからちゃんと櫻田の面倒を見ろよ。」

担任の口から出たのは、ある意味お決まりとも言えるセリフで。でもそれは、思春期真っ盛りの高1男子にとっては、無茶な要求だった。

 顔を歪ませて明らかに、面倒くさい、という表情を浮かべた誠に対し、周りにいた男子たちは顔を喜色満面に彩り、誠をもてはやし始める。


「止めてください。」


 その言葉に、ざわつき始めていた教室が一気に静まり返った。

誠の顔を見ながら、彼女はさらに続ける。

「木崎君、でしたっけ。別に私はあなたの助けなんて必要じゃないので、放っておいても構いませんから。」

凍りつく空気。彼女は何事もなかったように前に向き直る。

「じ、じゃあ、授業をはじめるぞ・・・・・・」

我に返った担任が、慌てたように告げたのは、それから数秒後のことだった。




(なんだよあの女・・・・・・)


 誠は、怒りをぶつけるように口の中に入ったレタスを噛み砕いた。

「だーいぶ、お怒りのようだね。やっぱり、あれのせい?」

苦笑しながら、誠の目の前に座っているのは、長い黒髪を後ろで一つに結い上げた女子生徒。

「・・・・・・」

誠は無言で、野菜ジュースを煽り(といってもストローだから、勢いよく吸い上げただけ)不機嫌そうに目を眇めた。

「そんな顔しないの! まぁ、わからなくもないけど。」

女子生徒――森野(もりの) 美里(みさと)は笑いながら誠をたしなめる。

「だってよ……」

誠は、今朝の一件依頼男子たちにずっとからかわれているのだ。男子曰く誠は“振られた”ことになっているらしい。

「くっそ。」

乱暴な手つきで、購買で買ってきたサンドイッチにかぶりつく誠。

 美里はその様子にややつり上がった勝気そうな目を優しげに細める。

 そこから少し離れたところには、一人で教室の端の席に弁当を広げた陽菜の姿があった。彼女の席は、本来なら美里が今座っている席のはずだが、彼女は美里が誠に近寄ったら、無言で立ち去っていった。美里が何を言ったわけでもないのに、だ。

(そんなに、俺の隣が嫌だっていうのかよ)

ますますイライラしてきて、誠は大口を開けてサンドイッチにかぶりつく。と、その拍子にパンの間からはみ出たタルタルソースが、口の端からこぼれ落ち、顎を伝って制服につく寸前で白いものに掬い取られた。

 指についたタルタルソースを舐め、美里は笑った。

「気をつけてよね、まったく。」

恥ずかしくなり目をそらす誠に、さらに笑みを深める美里。


「「「ちっ!!」」」


 瞬間、教室内のどこからともなく舌打ちが聞こえてくる。

 木崎誠、森野美里。この二人は幼稚園時代からの付き合い――いわば幼馴染という関係で、クラス内ではもはや公認カップルとして認識されていた。 もっとも、本人たちは気づいていないが。



    *



 額ににじみ出る汗を腕で拭う。

「ちょっと、水飲んできます!」

誠は、同じように汗を拭う、部員たちに告げ水道へと向かった。

 冷たい水が、ランニングで乾ききった喉をするりと通り抜けていく。そのまま、頭を水に突っ込み短い黒髪をかき回した誠は、数秒して顔を上げる。

 タオルで、びしょ濡れになった髪を吹きながら、元の場所目指して歩き出した。と、その足が止まる。

 未だ水の滴る前髪の間から、誠に見えていたのは薄暗い校舎の中、たったひとつだけ明かりのついた教室。2年3組――誠たちのクラスだった。


 5月14日(月)日直――

黒板に書かれた日付をぼんやりと見て誠は思う。

 思えば彼女がこの学校にやってきてから、3ヶ月の月日が経っていた。2年生になった誠は思い出す。4月のクラス分け、自分と同じクラスの名簿に彼女の名前があったことに、どうしようもなく嫌悪してしまった自分を。

 あの時のことを思い出しながら、教室内・・・・・・正確には窓側、前から4番目の席を見て、誠は目を見張る。

 そこには、短い茶髪を微かに揺らして一心不乱に何かを唱えている彼女――櫻田陽菜の姿があった。

 よほど集中しているようで、教室に入ってきた誠に気付いた様子はない。

「おい。」

その証拠に、かけられた声に心底驚いたのか目を見開いて立ち上がる陽菜。

「ぁ・・・・・・」

わずかに漏れた吐息に、誠は近づいていた足を止めた。

「ど、どうして・・・・・・」

「いや、電気がついてたから」

気まずいのか、乾ききっている髪を右手でかき回しながら疑問に答える誠。

(なんで、声かけちまったんだ、俺)

若干の後悔は、彼女の手に持った用紙を見て吹き飛んだ。

 細かい文字が羅列するそれは、2年生の名列表だった。

「あっ!」

見られたことに気づいたのか、慌てて後ろに用紙を隠す陽菜。

「それ・・・・・・」

「な、なによっ!」

唇を強く噛み、顔を真っ赤にする陽菜。

 誠は彼女のその様子に、訳が分からなくなった。

 まるで噛み合わないのだ。無感情に振舞っていた彼女の姿と、今、目の前で、黙ってしまった誠を不安そうに見つめる姿が。

「もしかして、覚えてくれようとしてた、とか?」

ようやく絞り出した声に、びくり、と身を竦ませる陽菜。

 その顔が、それまでにも増して赤く染まっていく。

「悪い?」

頼りなげに揺れる瞳に目一杯の涙を浮かべながら、それでも強い口調で言い返してくる陽菜。

「悪い、っていうか・・・・・・」

(びっくりした。)

「どうして・・・・・・」

「それ、は・・・・・・少しでも、皆のことを知りたくて・・・・・・」

言った後、陽菜は驚いた。何故、自分はただ席が隣なだけの男に、こんなことを言っているのだろうか、と。

 それきり黙り込んでしまう彼女を見ながら、誠は言うべき言葉を見つけることができなかった。彼女が言ったことを、素直に飲み込むことができなかった。

「それなら、どうして・・・・・・」

あんなに冷たい態度をとったのか。そう言おうとしたのに、思いは音になりきらずに消えていく。それは、目の前の陽菜の目から、こぼれ落ちる涙に戸惑ったからだ。

 まるで堤が決壊したかのように、とめどなく流れ落ちていく涙。陽菜自身も困惑している。

「ほら・・・・・・」

微かな嗚咽を漏らす陽菜に、誠はたまらず手に持っていたタオルを差し出した。しばらく、それを呆然と見つめていた彼女はやがておずおずとそれを手に取り、涙を拭う。

 これで、大丈夫だろう・・・・・・安心して息を吐いた誠は、彼女が次にとった行動に驚き、固まってしまう。

 陽菜は、受け取ったタオルを顔に押し付けると、力が抜けたかのように床に座り込み、声を上げて泣き出してしまったのだ。

 くぐもった泣き声が、二人以外誰もいない教室内に響き渡る。

「っ・・・・・・どうっ、して・・・・・・」

それは、誰に対する問いだったのか。

 誠は、伸ばしたままの手を下ろそうとして、躊躇いがちに座り込んだ彼女の頭に乗せる。そのまま、ゆっくりと撫でると、彼女の肩が震えた。



「6回」

「え?」

徐々に乱れていた呼吸が落ち着いてきたとき、陽菜は突然言った。

 意味が分からず聞き返す誠に、俯いたまま彼女は繰り返す。

「6回、よ。私が今まで転校した回数」

思わず息を止める誠。高2に至るまでに6回もの転校を繰り返してきたと彼女は言ったのだ。

 そして、転校初日の彼女の言葉を思い出す。

『いつまで続くかわからないけれど』

 あれは、比喩でも嫌味でもなく事実だったのだ。彼女にとっては、いつか終わりがくるのが当たり前だったから。それが、2年後なんかじゃなくもっと早くやってくることも。

「皆、言うわ。絶対、忘れない、って」

どうせ、一ヶ月もすれば私のことなんて、綺麗さっぱり忘れちゃうのにね。彼女は途切れ途切れにそう続けた。

 自嘲の籠った言葉に、下手な慰めをかけるのが憚られるような気がして誠は何も言うことができなかった。

「手紙も、ずっと、待ってるのに・・・・・・」

陽菜は、そうポツリと言うと、顔を上げる。泣きはらして、真っ赤になった目元が痛々しい。ただ、それでも

(綺麗だ・・・・・・)

そう思ってしまうほど、初めて向き合った彼女は美しかった。言葉が出ない誠。陽菜は


「だから、もう決めたの。関わらない、って」


「それはダメだ!」


 咄嗟に絞り出した誠の声は、自身が思っていたよりも鋭く響き渡った。

「そんなの、絶対に間違ってる」

「なら、どうしたら――っ? 最初から、終わりがくるのをわかってるなら、始めなければ、悲しむこともないでしょう!」

「それでも、お前の記憶は残るんだろ? だったら、たとえ相手が忘れても、自分の記憶に相手の笑顔が残ってれば、それでいいじゃねぇか!」

自分でも、何を言ってるのかわからないまま、誠は叫ぶ。

 目の前で泣いている彼女。ろくに言葉を交わしたこともない彼女に、どうしてこんなにも自分は必死になっているのだろうか。


「・・・・・・俺の名前は、木崎誠。趣味は、サッカー。」


 唐突に始まった、自己紹介に胡乱な目を向ける陽菜。

 それでも、誠には一つだけ気づいたことがあった。彼女が、どうしようもなく不安そうに震えている彼女。今にも壊れてしまいそうな彼女を。


「これから、よろしく頼む」


 守ってあげたい、そう思っている自分がいることに。



    *



「どうして、こんな急に・・・・・・」

「ごめんね、美里」

泣き出す美里を、そっと抱きしめる陽菜。

「せめて、もっと早く言ってくれればよかったのに」

「ごめんね」

自分の胸元に顔をうずめて泣いている美里に、そう繰り返した陽菜。困ったように眉根を寄せている。子供をあやす親のようだ。

 人目も気にせず泣き声をあげる美里。普段はしっかりものの美里のそんな姿が珍しくて、それが自分のためだと思うと嬉しくて・・・・・・哀しい。陽菜は、その背中を優しく撫でながら教室の奥の席に目を向けた。

 そこには、彼女の親友がいるはずで、でもそこには今誰もいない。彼はHRが終わってから、一度も教室に戻ってきていない。


――誠・・・・・・


伏せられた目尻から、涙が一筋滑り落ちた。




「ちくしょう・・・・・・」

誠はひとり屋上にいた。肌に突き刺さるような風は、全く気にならない。むしろ、これくらいじゃないと頭が冷えない。誠は、やや冷静になってきた頭でそんなことを考えた。

「・・・・・・っ」

木崎誠にとって、櫻田陽菜はかけがえのない友人だった。あの日の邂逅から、美里と3人で一緒に過ごしてきた大切な親友。


――結局、俺は終わりがくることを知っていたけど、どうしようもなく分かっていなかった――


誠は冷たいコンクリートの壁に背中を預けて座り込み、顔をうずめた。


――もう少し、もう少しだけ落ち着いたら戻ろう――


 このぐちゃぐちゃな気持ちのままではダメだ。今彼女に会ったら、取り返しのつかない事をしてしまいそうだった。

 誠はうずくまったまま動かない。




「誠、今日も休み、かな・・・・・・」

「何してんだろうね、あいつは」

「うん」

ほんとだよね。陽菜は沈んだ声で、腰に手を当てている美里に返す。

 2月14日

 誠はあの日以来、熱を出して学校を休んでいた。



「まことー! 今日も行かないのー?」

「・・・・・・」

階下から聞こえてくる母親の声を聞き流しながら、誠は何も流れていないヘッドフォンを耳に当ててパソコンに向かっている。パソコンの画面の日付表示は14日。

 熱なんて、とっくに下がっている。陽菜にどんな顔で会えばいいのかがわからないまま、ずるずると一週間が過ぎていた。


「はぁ・・・・・・」


 母親が仕事に出かける音を聞いて、ヘッドフォンを外す。と、そのタイミングで静かだった部屋に、賑やかな音が一瞬、響き渡った。

 それは美里からのメールだった。

 たった、1行半のそれを読んで誠は立ち上がる。

 握った携帯を投げ捨てて、誠は部屋を飛び出した。


『陽菜が待ってる』




「櫻田!!」

教室の扉を勢いよく開けて飛び込んできた誠を、一斉に注目するクラスメイトたち。その中で、一人が立ち上がった。

「遅いよ、誠!」

「さ、櫻田、は?」

息切れで、途切れ途切れになりながらも必死に言葉を紡ぐ。だが、

「ついさっき、出て行ったよ・・・・・・」

「なっ?!」

入れ違いになってしまったのだった。それに気づいた誠は、乱れている息をそのままに教室内を飛び出して、走り出そうとする。しかし、一歩出たとき、その手が強い力で掴まれた。

「今更行って、どうするの?」

「それ、は・・・・・・」

「陽菜はずっとあんたを心配してた。あの子が、この教室で過ごす最後の時間を、一緒に過ごしたかったのは私じゃない。きっと、誠、あんたに決まってる。」

「・・・・・・」

突然の言葉に、誠は答えることができない。

「それなのに、あんたは・・・・・・」

「・・・・・・ごめん」

「謝るなら、陽菜に言えって言ってるの!」

叫ぶように言う美里。ずっと昔から一緒にいた美里が、こんなにも怒った姿を見るのは初めてだった。

「でも、陽菜はきっとそんなことを言って欲しいわけじゃない。ほんとは、わかってるんでしょう?」

美里が怒るのは、いつも誰かの為だった。誠は、それを思い出した。

「だから、行ってあげて」

優しく響いた言葉に、誠はハッとして美里の顔を見る。

「誠の、気持ちを伝えてあげて」

誠は頷き、走り出す。


 それを見送ってから、美里は崩れ落ちた。

「馬鹿だな、私。伝えられなかったのは」

どっちよ。口の中だけで呟いた美里の手の中で、くしゃり、と小さな音が響いた。



 玄関で、靴を履きかえようと下駄箱に手を伸ばした誠は、何かにぶつかった感触に、手を止める。そっと引き抜かれた手の中に握られていたのは、チョコレート。

 そういえば、今日はバレンタインだった。今更それを思い出した誠は、チョコと一緒に、何か白いものが包まれているのに気づいた。

 リボンを解いて、取り出したそれは、誠にとって見慣れた筆跡で書かれた、短い文。


『ありがとう、さよなら。大好きだった』


誠は―――





 たった1年暮らしただけの、綺麗な部屋を陽菜はもう一度振り返る。

「陽菜、行くわよー!」

「うん・・・・・・」

開け放したままの玄関から、急かす母親の声が響いてきた。陽菜は、無理を言って寄らせてしまったことを思いだす。そして、誰が想像できただろう、そう思って苦笑いした。


――この部屋が、こんなに恋しくなるなんて


 目を閉じれば、笑い声が聞こえてくるようだった。いつもいつも、3人でふざけては笑いあった場所。

「さよなら・・・・・・」

「陽菜!!」

「今行くっ!」

「違うわ――」

母親の言葉を陽菜は、最後まで聞くことは出来なかった。


「好きだ!」


目の前に、息を切らして立っている誠がいたからだ。


―――来てくれた・・・・・・


その思いでいっぱいになる。

「ま、こと・・・・・・」

呆然とする陽菜を誠は力いっぱいに抱きしめた。


「好きだ。お前のことが、どうしようもなく、好きだ」


 囁かれた言葉に、陽菜の両目が見開かれ、次々に涙が溢れ出した。

「俺、お前に言ったよな。相手に忘れられても、お前がそいつの笑顔を覚えてればそれでいいだろ、って。」

「う、ん」

「そんなの嫌だ。俺は、お前のことを忘れない。約束する。」

息の出来ないほど強く抱きしめられた陽菜の顔が歪む。彼女にとって、その言葉は何度も言われ、何度も裏切られてきたものだった。

「でも、」

陽菜の言葉を遮って、誠は続ける。

「だから、俺の全てを覚えていてほしい」


「――っ!!」


「頼む」


「そっ、そんなの当たり前、でしょ」


――誠なら、信じられる。だから、私も――


 何の根拠も無いわけじゃなかった。一緒に過ごした月日が、それを確かに証明してくれる。


 顔を上げた陽菜と、誠は見つめ合う。そして、二人の唇がそっと重なりあった。







タイトルは、

陽菜が転校してきてからの365日分の思いを、最後の一日に。そんな意味で使わせて頂きました。

冒頭の詩的(?)なところは、誰の気持ちなのでしょうか


それにしても、落としどころが……


評価、感想、ダメだし、ダメだし、大歓迎です

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― 新着の感想 ―
[良い点] 冒頭、読み返してみると色々考えさせられますね。 なんだかんだで この二人が幸せになってくれたらいいなって、思います。 [一言] 美里もやっぱり……ですよね。 ありがとうございました。
2014/02/16 20:38 退会済み
管理
[一言] 多少最後が強引かなとも思いましたけど、トータル感からすると良かったです。 現実にありそうなエピソードなんで、ドキドキがありますね。 続きを書くのも面白いかも。
[一言] 切なくてキューンとなりました。 美里の気持ちにもキューンってなりました。 最高のバレンタインですね!
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