気付かれる
詩の第三弾です
これは作者の(多少性転換していますが)実体験の詩です
彼に悩みを 打ち明けてはいたけれど
本当のキモチ 言えるはずもなくて
友達に書いた手紙が 君に読まれるだなんて
思いもしなくて どうすればいいか わからなくて
顔が火照るのが分かった 見られたくなくて 慌てて手で顔を隠す
君は不思議そうな顔をしたね
私の心≪キモチ≫なんて知らずに 君は無邪気に微笑んでいて
どうすればいい? そればかり考える
「そんなに悩んでたんだ」 言われて胸が冷たくうずく
友達が 彼をスキだって
一年が始まるときに 聞いたのに
友達はもっと昔から 彼のことが好きだったのに
私はただ どういう人なのか知りたくて
話してみたらいつの間にか 彼を好きになっていた
どうせなら彼がもっと 嫌な奴だったらよかったと
今はいつも考えている
それなら私はこんなにも 君が好きで仕方なくなんて
ならなかった はずなのに
友達と友達が 付き合うのに
こんなにつらいのは 初めてだよ――――
どうでしたでしょうか???
これからもこんな感じで書いていきます