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第ニ話―夕食

階段を降りて一階のリビングを通り――無音が嫌なのでリモコンでテレビを付けて――キッチンへ。

姉は吹奏楽部に所属していて、帰りが遅い。それは、自主練をしてから、毎日帰ってくるから。両親は、さほど有名ではないがオーケストラの小さな楽団に所属しており、全国ツアーの真っ最中だ。だから、不覚にも料理スキルが身についてしまった。

ピンポーン。

ガチャン。

玄関が開く音がする。姉だろうか。

「ただいまー!」

「おかえり、姉さんっ!」

挨拶を終えると階段を上る音がした。部屋のドアが開いた音がした。それから、階段を降りる音がした。いつもの姉なら、そのままお風呂に入るだろう。その間にさっさと料理をしよう。

作るのはほうれん草の野菜炒めとコンソメスープ。

水道の蛇口から、小鍋に水をためた後、コンロに載せて火を付けた。次に、冷蔵庫から使いかけのツナ缶とほうれん草と卵とコンソメをキッチンの上に置いた。

水が沸騰する前に、フライパンでツナとほうれん草を炒める。最後に卵と混ぜて完成だ。

沸騰したら、コンソメを入れて終わりだ。



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