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第一話―自室にて

「このままで…いいのかな」

俺はクーラーの効いた二階の自室で、テレビゲームをしながら呟いた。

季節は、じめじめとした梅雨の6月が終わり、もう、暑い七月を迎える。

高校二年生になり、人によっては進路をそろそろ考える時期かもしれない。それが、嫌で、何かしたいという気持ちになってしまったらしい。

俺ができるとすればピアノを弾くことぐらいになるのだが、ちょっと休もうとピアノから離れていたのだがあれよあれよと、あっという間に一年半が過ぎてしまった。

いまさらプロを目指そうとは思わないので、やりたいわけでもない。

しいていま、興味があるのはゲーム音楽ぐらいなものである。そこで、ゲーム音楽の耳コピでもしようかと考えているのだが、家ではなんとなく集中できない。なので、学校でやることにした。e-スポーツとやらで高スペックなパソコンがあるので、拝借できるかもしれない。もちろん、部活を作ってからだ。同好会には最低三人は必要となるのだが、当てはある。

「!? や、やばい…姉さんが、帰ってくる。料理、作らないと」

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