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アルビノと神様  作者: エクウス
18/23

証言18


女の子を抱えて、煙と炎に包まれた建物の中を進みました。

階段を降りて、どこか出られる所が無いか探しました。

崩れた壁から漏れる光を必死に追いかけて…やっとの思いで建物から出ると、外はそれはもうとても良い天気で。

明るく蒼い空と眩しく光る太陽。

立っているのは、禁じられた場所。

今までダメだと言われていた所に立っているのに、とても心地よく感じました。

激しい日の光に照りつけられながら、宛もなく歩いて行きました。


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