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アルビノと神様  作者: エクウス
15/23

証言15


真っ暗な中で大きな壁の穴をじっと見つめていると…"何か"がこちらに近付いてくるような気配を感じました。

声も出ないまま、動くことも出来ません。

…"何か"はどんどん近付いて来ます。

怖くて、でも、何者なのか確かめたくて、僕は目を凝らして壁の穴を見つめ続けました。

"何か"が部屋に入った時、やっとその姿が見えてきました。

思っていたよりも小さく、どうやら人のようでした。

…そして、はっきりと姿を捉えることが出来た時…

僕の身体に衝撃が走ったのです。


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