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来た! カップリング結果発表!

 最終投票で魔術師の13番を第一希望に書くことにして、フリータイムの残り時間で他にもちらほら来てくれた男性はいたので、彼らを二、三希望として置く。……これで、13番さんが第二か第三にでも私の番号を書いてくれていたらカップリングというわけなのだが。

 彼の動きは読めなさすぎた。

 私の連絡先を知った時点で満足だったのかもしれないし、他に仲良くした本命がいたかもしれないし。私としては、異性として恋人になりたい、なれるかどうかというより、こんな異世界人の知り合いがいたらいいなぁ、という憧れで13番さんのことを思っていたから、連絡先だけでも知れたのは収穫だったのか?

 最初対面席にいたゴブリンの男性が私の前に戻って来て、「緊張、解けませんでしたかぁー」と言ってくれたが、私の緊張はあの魔術師に選ばれるかどうかという点に変化していた。

 いよいよ結果発表だ。司会者が前に立つ。

「では番号をお呼びします」

 右隣のテーブルは対面席番号1番同士の二人がカップルとして呼ばれた。左隣のテーブルは、火吹き人男性とやはり対面の女性が3番同士のカップルとして呼ばれた。……ん? 両隣がすでに呼ばれたってことは、私の番号が読み上げられることはない……? 私はもう終わったつもりで、呼ばれるカップルをひたすら拍手する側に回った。

 はー……、仕方ないね、次だ次。

「それでは最後のカップルの発表です! 男性13番と――」

13番? あ! あの人誰かとカップリングするんだ! はーあ!

「2番の女性の方」

「呼ばれてますよ」

 固まった私に、ゴブリンの男性が声をかける。え?

 ゴブリンの男性は2番、その対面の私も2番。ということは、シュー・レイとカップリングしたのはこの私、旗下朱奈だった!

「おめでとうございます」

と祝ってくれるゴブリンさん、いい人だなぁ。両隣と正面が呼ばれて取り残されたというのに……。

 そして、颯爽と現れた13番……!

「魔術師キノヱネ・ノノヰと申します。以降、よろしく」

 白手袋の手を優雅に差し出す。

 あわわわわ。

 異世界婚活で、初のカップリング、してしまった……!?

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