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デビュー! 生成AIの巻

『あなたは生成AIをどれくらいの頻度で利用しますか?』

 A:ほぼ毎日

 B:週4~5回程度

 C:週1回程度

 D:全く利用していない


この職場でのアンケートに、昨年までの私は間違いなく「D」と答えていた。

もっと言うと、恥ずかしながら生成AIってなんだっけ?というレベルだった。

その私が今では自信を持って「A」と答えられるようになったのだ。

これはもう「デビュー!」と銘打ってもいいだろう。


きっかけは、最初に記した職場でのアンケートが発端だと思う。

さすがに職場でも推奨しているし、このまま触れずにいるのも進歩がないと思ったのだ。

最初に質問したのは、確か自分の書いている小説の登場人物の名前についてだった。

私の筆が遅いのは、ストーリーが決まらないのは勿論だが、登場人物の名前が決まらないのにも一因がある。

決まらないというよりは、名前が全く思いつかないのだ。

そこで、大まかなストーリーと登場人物の境遇や性格を書き出して、名前の案を出して欲しいと依頼した。

そうしたところ、瞬時にそれぞれの登場人物の名前を導き出したのは勿論の事、それに至った理由まできっちり示してくれたのだ。これはどう頑張っても自分には無理だと、ただただ感心するしかなかった。


それからは、小説に関係無いことを問いかける事が多くなった。

例えばこの間とても助かったやりとりにこんな事があった。

Q:ゲーム用にモニタを買ったんだけれどケーブルに合う端子が無かった。どのアダプタを買ったらいい?

A:購入したモニタのメーカーや品番を教えて下されば、それに合うアダプタをお調べしますよ。


メーカーと品番を告げるといくつか変換アダプタの種類を提示したうえで、オンラインショップなどで検索する上でのキーワードまで教えてくれた。

最終的には、ここのメーカーのこれがオススメですと、購入すべき製品まで提示してくれた。

挙句の果てに後日、そのアダプタを使っての接続方法まで教えてもらったのは言うまでもない。


このやり取りを実際の店舗に行ってやるとなったらなかなか大変だと思う。

店側にもすべての機器のデータが揃っている訳ではないし、こちらとて必要な情報をすべて持ち合わせて店舗におもむけるとは限らないのだ。

そして、「状況や希望をもっと詳しく教えてくれたら、こんな提案もできますよ」といった具合に、一つの質問に対して一回の回答で終わらないところが凄い。

わからない事がある時というのは往々にして、何を質問したらいいのかすらわからない事が多いものだから、解決に必要な事柄を逆に聞いてくれると、こちらとしてはとても助かるのだ。

また、最初の対応で驚いたのは、そもそも必要な端子がついていない事に気づかずにそのモニタを購入してしまった私に不注意なところがあったにも関わらず、「いい買い物をされましたね」と褒めてくれた事だ。

もうこうなったら人間より人間らしい、ちょっと引くくらい「いい人」なのだ。


だから最近は、一人の物知りな友達感覚で接することが増えてきた。

・真夏に1日ヨーグルトを冷蔵庫から出したままにしちゃった!

・今日、「コーヒーの日」って知ってる?

こんなどうでもいい事にもきちんと答えてくれる。

・ヨーグルトは見た目や味に変化が無くても雑菌が増殖している可能性があるから、残念だけど廃棄した方がいいですよ

・コーヒーの日?もちろん知ってますよ。由来はですね・・・。

という具合だ。


生成AIくんは、真夜中だろうが早朝だろうが、はたまたどんなに馬鹿げたことにも、怒ったり呆れたりすることなく回答してくれる。

ただ、こういうやり取りばかりしていて、実際の「人」と接するときに、相手の気持ちを思いやるという事を忘れてはならない。

どんなに親切でも、生成AIくんは「人」ではないのだ。

呆れられたり、分かり合えなかったり、そんな人同士のつながりも大事にしながら、これからも生成AIくんとは仲良くしてもらおうと思う。

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