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可愛さ余って憎さ百倍

『可愛さ余って憎さ百倍』ということわざがある。


可愛いとか大切に思う気持ちが強ければ強いほど、ひとたび相手が自分の意に反した言動をとる事によって、ことさらそれに対する憎しみの度合いが高まる、という意味だ。


この感情は、自分の身の回りの人間だけでなく、自分が推している芸能人など、直接関わりのない相手にも向けられる事がある。


例えば、デビュー当時やまだ芽が出ていない下積みの頃から自分が注目し応援してきた芸能人が、俄然注目を浴びる存在になり、メディアへの露出が急激に増えてきたらどうだろうか。

努力の結果、チャンスを掴み仕事に恵まれるようになったのだから、本人にとってこんなに良い事はない。

ファンからしても、目にする機会が増えるのだから願ったり叶ったりだ。何も文句はない、はずである。

ただ、余りにも売れに売れてしまうと何だか寂しい気持ちになるのは私だけだろうか。

一応、世間よりも先にその人の良さに気付いていたうちの一人なのだという自負がある。

でも、誰もが知るような存在になってしまうと、勝手にその存在が遠く感じられるようになってしまう。

もっとも、元々近しい存在でもなんでもないのだから、遠くなるもへったくれもないのだが、そこはそう勝手な思い込みだから始末に負えない。


そこで、最初のことわざである。

『可愛さ余って憎さ百倍』

まあ、この場合「憎さ」というのとは感覚が少し違うが、何だか裏切られたような気分になって、勝手に落ち込んでしまうのだ。まったくもって、面倒くさい性格だ。

大切な事なので二度言うが、これは自分の勝手な思い込みである。だから本人には全く非はない。


そしてそんな複雑な気持ちを抱えながらも、ソワソワしながら出演情報をチェックする日々が続くのである。

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