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体の部位考察シリーズ~喉仏~

人は、自分にない物に興味を持ったり、それを求めたりする傾向にある。


私にとって、その一つが「喉仏」である。


最初に私が「喉仏」に目覚めたのは、まだ私が幼児の頃だったと思う。

当時、痩せた体に小さな顔の幼稚園の先生の喉の出っ張りが、

妙に気になったのをかすかに記憶している。


ただ、普段から男性とみたらすぐに喉仏に目がいくという訳ではない。

何かの拍子でふと目がいったり、あるいはその人を男性として意識して初めて、

喉仏が気になるようになるのだ。

これを文字通り「フェティシズム」と呼ぶのだろうか。


また、喉仏が成人男性特有の保有物だからかもしれないが、

まだ少年らしさの抜けない童顔な顔だちに、立派な、いや立派という表現が適切かはさておき、

その、少年らしからぬ喉仏が付いていたりすると、ドキリとさせられる。


そして、ただ単に骨のでっぱりの大小が気になるのではない。

気になるのは、その動き方だ。


しゃべったり、笑ったり、歌ったり、はたまたゴクリと唾をのみ込むだけでも

喉仏は複雑、かつ繊細、いや時に大胆な動きを見せる。

喉仏の動きがその人の感情をも表現している様で、とても興味深いのだ。


だから、気になりだすとずっと目が離せなくなる。

そして、喉仏を観察するなら断然横顔に限ると思う。

離れているところからなら、じっと見ていても気づかれないし、

動きが特によくわかるからだ。


自分の喉に指を当ててみる。

ゴクリと唾を飲み込むと、かすかに骨が動くのがわかる。

でも、男性の喉仏の動きは、それとは比べ物にならない。


それが動く時はどんな感触なんだろう、その大小は声質にどんな影響をもたらすのだろう、

その動きは自分でコントロールできるのか、などなど興味津々である。


自分にないだけに、神秘的な事この上ない。







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