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43.ガー坊と組む

おまたせました!短いですが、どうぞっ!!

あと、また新しい小説を載せました。

今までの小説と味が違う『竜魂の適合者~竜王と盟約を交わす少年~』を宜しくお願いします。

 


 ケイはフォックだけを召喚しており、パーティは六人とピッタリになった。




「ここから『暴獣の森』になるが、地面や空にも気をつけなよ?」

「空はわかるが、地面も……?」


 地面から現れるモンスターもいると話すと、驚いている人がいた。その人はβテスターの人で、そんなモンスターはいなかったと教えてくれる。




「やっぱり、モンスターの種類が増えているわ」

「ディナの索敵を頼りにしているからな」

「そうね。見逃さないように気を付けないと駄目ね」


 ディナな盗賊の職業で、他の職業よりも索敵の範囲が広くなっている。ディナの索敵なら、何処からモンスターが現れても安心して進めるだろう。


「近くにモンスターはいないー?」

「そうね、ケイ君に私達の力を見て貰わないとね。うーん、この辺りにはいないから先に進まないと」

「まだ門からあまり離れてないからね~」


 皆でしばらく歩いていくと、ディナが三体の反応を見つけたと言う。それも地上ではなく、上空にいるらしい。


「む~、見えたが前衛の俺らじゃ届かねえな」

「なら、魔法を使えるレーシに撃って貰うか」


 魔法使いであるレーシは任せて! と敬礼をして魔法を唱えた。




「斬り裂け、【ウィンドゥスラッシュ】!!」




 音も光も出ない技で、空にいるモンスターへ当てた。流石に『暴獣の森』にいるモンスターを一撃は無理だったようで、三分の二は残っていた。だが、呼び寄せることは出来たようで、当たったモンスターだけじゃなくて、近くにいた二体のモンスターも付いてきた。




「よし、俺はケイと組む。あと二体は任せたぞ!!」


 ケイはガイルと一緒に一体の鳥型モンスターを相手にする。そのモンスターの名前を見てみた。




 ツイバミワシ レベル16(C)




 名前からそのモンスターはついばみが得意なワシだとわかりやすい。ガイルが前に出て、大剣を構える。




「さぁ、来やがれ!!」

「ふむ、フォック。ガー坊の援護をして来い」

「ミュッ!」


 ケイはガイルをフォックに任せて、向こうでの戦いに目を向けていた。同じツイバミワシを二体に対して、剣士、魔法使い、盗賊のバランスが取れた構成になっている。

 まず、動いたのは大きな盾を持った剣士であるラムドが【挑発】でヘイトを集める。ヘイトを集めて、二体ともラムドへ向いた瞬間に、盗賊のディナが接近して短剣を振るっていた。




「まだまだ! こっちを向けやがれ!!」


 さらにヘイトを集めまくって、更に剣のスキルを使い、体力バーを減らしていく。大分、体力を減らしたら二人はすぐに後ろへ下がっていた。

 何故、もうすぐで倒せるのに下がるのか? それは後ろで魔法の準備を終わらせたレーシかいたからだ。




「燃え尽きちゃえ! 【ファイアストーム】!!」




 ストーム系は魔法の三番目に覚えるのだ。もう範囲魔法を覚えるの早いなと感心するケイだった。燃えざかる竜巻は二体のモンスターを飲み込んで、体力バーを真っ白にして消え去ったのだった。




「終わりっ!!」


 レーシはブイッと指を立てて、勝利の宣言をしていた。後から話を聞いたが、火魔法だけはレベル3に達していて、他に風、雷を覚えているが、まだレベル1だと言う。

 普通ならバランス良く、全部のレベルを上げていくが、レーシは火魔法を良く使うからレベルが上がるの早いらしい。

 これで、三人の戦い方は大体分かった。あとは自分達とサヨを入れるとして、どういう連携を取ったら一番いいか考えていたら…………




「よし! ケイ、俺の活躍を見たか!?」

「あ、ゴメン。全く見てなかったわ」

「おい!?」


 ガイルの動き、戦い方は前から知っているから先に三人の戦い方を知っておきたかったのだ。まぁ、全く興味がなかったかと聞かれたらそうだとしか言えないが。

 ギャーギャーと叫ぶガイルを無視して、脚の側まで来ていたフォックを肩に乗せて、撫でてやるのだった…………







『竜魂の適合者〜竜王と盟約を交わす少年〜』も連載していますので、こちらもどうぞ!

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