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38話:銀髪碧眼か金髪碧眼か君はどっち派?小説討論会配信

『わしは官能小説ばっか読んでるからのぅ…そういう系の小説しか思い浮かんでこんのじゃが…普通の小説…』



〈草〉

〈この好きな小説を語る配信したいって言ったの玄だよね…?w〉

〈確か『流石に18禁のは出さないぞ…皆、ワシをなんだと思ってるんじゃ?』とか言ってたよなw〉

〈結局変態じゃねぇかw〉

〈普通の小説思い浮かんでこない時点で終わってるw〉



『ひ、1つくらいは思い付かないの…?これ面白かったなぁとか…というか普通の小説読んでるの?』



『まぁ読んでるが…あぁ!思い付いたぞ、この小説が結構面白いと思ったのじゃ。えーっと…名前は…「一球入魂」だったの。

高校の硬式テニス部が全国優勝目指すみたいなストーリーで読んでいてこっちが熱くなったもんじゃ』



〈ガチガチのスポーツ小説やw〉

〈ふたなりばっか言ってるから恋愛系で来るのかと思ったら…w〉

〈玄さんスポーツ小説読むんだね〉

〈「一球入魂」は文の構成が上手いよなぁ…読んでてドキドキが止まらんもん〉

〈うん、1話目の試合でもう惹き込まれたわ〉

〈小説苦手なワイでもスラスラ読めたしね〉



『そういえば私スポーツ系の小説全然読んだことないなぁ…「一球入魂」今度読んでみようかな。玄さん他にもおすすめの小説とかあるの??』



〈玄さんもう官能小説くらいしかおすすめ出来ないだろw〉

〈かろうじて「一球入魂」思いついて紹介出来たくらいだしなぁw〉

〈一回帰って小説もっと読んできてください〉

〈玄さんのおすすめの官能小説も紹介してもらいたいけどね〉

〈どうせふたなりものしか出てこんぞw〉

〈ふたなり好きなワイには最高じゃないか〉



『他におすすめな小説は「サッカー少年」じゃのぉ…サッカー好きな主人公は今まで友達と空き地で遊んでいたんじゃが主人公は天才で誰にも負けることはなかったのじゃ。それは小学生でサッカークラブに行っても変わらず、主人公は誰にも負けなかった。ただ中学生になった事で周りのレベルも上りついに負けてしまうのじゃ…今まで楽しむ事だけを考えてサッカーをしていた少年が敗北を味わったことで、負けることの辛さを知り、全員に勝って全国を優勝することを目標に努力していくサッカー小説じゃ』



〈おう…〉

〈急に饒舌にw〉

〈普通に思い付いてるやん〉

〈元さんがサッカー少年を知ってるとはw〉

〈あれは熱い〉

〈サッカー少年って結構知る人ぞ知るスポーツ小説だよね〉

〈玄さん…?w〉




『他にもバスケで世界一を目指す「シュート」とか最弱野球部を最強二人組が立て直して甲子園優勝を目標に成り上がる「成り上がり野球部」とか身長が低いのがコンプレックスな主人公が俊敏なのを生かしてバレー部でリベロとして戦う「最後まで」とかもおすすめじゃのう』



〈クソ早口で笑ったw〉

〈全部スポーツ小説やないかい!〉

〈スポーツ小説好きすぎでワロタ〉

〈玄さんあんた普通の小説思い付かなかったとか嘘だねw〉

〈玄さんがスポーツ小説好きは想像できんかったわ〉

〈「成り上がり野球部」はガチでおもろかった〉

〈全部知らないんだけど…〉

〈「シュート」しか知らないw〉

〈やばい…全部この小説知ってる俺もバリバリスポーツ小説好きだった…w〉

〈この3作品はどれも漫画化してないから知らなくてもしょうがないかなぁ〉

〈漫画化希望〉

〈知らないから読んでみようかな〉



『げ、玄さん普通にスポーツ小説好きだったんじゃん!!私、玄さんが官能小説しか紹介出来ないみたいな感じ出してて焦ったんだからね…!?』


『すまんすまんの…流石に官能小説しか紹介出来ないのに好きな小説語る配信しようとはわしも言わないのじゃ』



………いや普通に言いそうだけどね…



〈アザーちゃんの顔草〉

〈玄なら言いそうだわって顔してるw〉

〈アザーちゃんがだめって言わなけりゃそのまま官能小説紹介してそうな雰囲気だったしな〉



『いや、流石に紹介はしない…のじゃ』



『玄さんその間は何…!?絶対悩んだよね今!絶対『あっ…やっぱり紹介しちゃうかも』の間だったよね!』



『まぁしょうがないの、人間本能には抗えないんじゃ』



『官能小説を紹介したくなる本能なんかないからね…!?』



『じゃあ…最後にわしがおすすめするふたなり小説を…』



『これで配信を終わります!おつアザー♪』



〈おつアザー♪〉

〈おつアザー〉

〈おつアザー!〉

〈おつアザ〜!〉

〈おつアザー〉

〈おつアザー〉

〈強制終了笑ったw〉

〈玄さん…w〉

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