25.【第一章完結】リミッター2解除
別小説【無能転生者の異世界英雄譚~冒険者パーティーを追放されたが、受け身で習得するチートスキルを悪役令嬢から授かったので英雄になれるみたいです〜ですがショタワンコにされました、ぴえん】と繋がる物語。
「リミッター2解除」
リミッター2解除をしたユガレイ。
すると凄まじい【気】を放ち、姿が変わった。
銀の髪は伸びて、赤いタテューが浮かび上がり、目が細くなり、牙が生えた。
「ユガレイのやつ…やっと本気になったな」
「あれは…なんだ!
ユガレイくんの姿が変わった…」
「凄まじい『気』を感じます。さっきとはまるで別人のようです」
姿の変わったユガレイに対してグアル、トワル、シエラがつぶやく。
グアルは前にも見ていたようだ。
「お前たちは見るのは初めてか…まぁ俺も今回で2度目だがな」
「一体なんなんだい?」
グアルの言葉に問いかけるトワル。
「ユガレイは何故か魔力が全くない。
生物としてありえない特徴だ。
だが魔力がない代わりに生体エネルギーを底なしに持っている。
その生体エネルギーを調節して引き出すのがエネルガンだ。
エネルガンには段階があり、リミッター1解除で通常時の2倍の速さと力が増して、そのエネルギーを使ってエネルガンの威力を上げ、属性変換チップを扱えるようになる。
そして、リミッター2解除は…」
グアルが説明している最中にユガレイがエネルガンの引き金を引く。
「ギガブレイク」
ズキューン!!!
ギガブレイク。
それはハンドガンから放たれたとは思えないほどの極太レーザーだ。
レイブレイクとは比べ物にならない。
「!!!」
生命の危機を察知した東洋の死神が避ける。
ドカーン!!!
崖に直撃した。
するとたった一発で崖が大きく抉れている。
「…リミッター1解除の10倍だ」
グアル曰く。
リミッター1解除の10倍。
つまり、リミッター2解除は通常状態の20倍の力を発揮するそうだ。
シュン!
するとユガレイは、東洋の死神の後ろに回り込み
右手の銃の柄で、東洋の死神の左こめかみを殴る。
ドガ!!
ザザザザッ!!
ダメージをくらいつつも距離を取って刀を構える東洋の死神。
「妖刀流 絶技『炎雷双龍破斬』!!!!」
東洋の死神が2本の刀を振り下ろし、炎と雷でできた龍を放つ。
ゴオオオオオオオオオオオオオ!!!
「ダブルギガブレイク!!」
ユガレイはさきほどのギガブレイクを両手で放つ。
ドガーーーーン!!!
そして、東洋の死神の技と衝突して大爆発する。
ズガガガガガガ!!!
その隙にユガレイは東洋の死神を接近戦で超高速で滅多打ちにする。
さきほどとは全く別物のパワーとスピードで対処できない東洋の死神。
「ぐ…あ!!」
「これで終わりだ!!」
ズキューン!!!
ユガレイはギガブレイクを放つ。
そして、東洋の死神はまともに食らった。
この時、東洋の死神の走馬灯が過ぎる。
「し…師匠」
ドガーーーーン!!!!!!!!!!
大爆発をして森は焼け野原となった。
「リミッター設定!」
そしてユガレイは元に戻った。
「ふう、疲れたー、リミッター2解除は久しぶりだったなぁ」
「全く相変わらずとんでもない力だよ」
関心するグアル。
「これが…白銀のスナイパー。
ユガレイくんの力か…」
「…」
初めて見るユガレイの力に驚くトワルとシエラ。
「驚いている場合じゃないぞ。
これでもユガレイはグリムリペアNo.4だ。
ドナーもそうだが特にリアとボスはユガレイよりも遥かに上だ」
グアル曰く。それでもドナーとリアとキュリアは上のようだ。
「…僕らももっと頑張らないといけないね」
その事実を知って非力さを感じるトワル。
「そうだ。
ジャブラ相手に苦戦しているようでは今後とも足でまといだ。
俺たちはもっと強くならなければこれからの戦いについてこれない」
「…」
昔、キュリアを暗殺しようとしたことがあるシエラ。
そのことによりキュリアの実力を知っているつもりだったが、ユガレイにすら敵わないという事実を突きつけられて無言で刀を納める。
「あわわわ!」
そして、性格が元に戻る。
「やーっと追いついたわ~」
今になってノイモが追いついてきた。
「ノイモ、今来たのか」
今更かと言わんばかりに話しかけるグアル。
「大教会デウスから情報や依頼がたっくさん届いているわよ~。
これから忙しくなるから頑張ってね~」
ノイモはどうやら情報の整理をしていたようだ。
「やれやれ、息付く間もなく仕事か」
「No problem. 僕はいつでも行けるよ」
「あわわわ! 怖いですぅ~」
「よーし! 今日もお仕事頑張るぞー!」
今日もまたグリムリペアは多くの人に平穏な日々を送ってもらうため暗殺をする。
第一章 完
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