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14.僕は妻を愛している、永遠に

別小説【無能転生~冒険者パーティーを追放されたが、受け身で習得するチートスキルを悪役令嬢から授かったので英雄になれるみたいです〜ですがショタワンコにされました、ぴえん】と繋がる物語。

時は遡り10年前。

超科学都市ラディソスで起こった事故の話。

トワルの妻ファルマ・チースタ(トワルと結婚後アレニエ)は結婚して2日後に事故に遭い昏睡状態で死の淵を彷徨っていた。


しかし、ラディソスの最高責任者ラルスの人体実験を受けて一命を取り留めた。


同じくトワルも人体実験を受けたが実験は失敗。

2人はみるみる若返っていく。


ファルマの方が特に早く若返って記憶を消失していった。


途方に暮れるトワルの目の前に現れたのがクレスト・キオール。


2人の若返りを抑制できると言ってついて行くことになった。



さらに月日が流れて、




「パパー! お弁当作ったよー!」



唾の大きい帽子、青く長いウェーブのかかった髪、貴族のような質の高いワンピースを着こなす少女。


彼女の名前はファルマ。

トワルの妻だが幼子にまで若返ってトワルの記憶も無くなっていた。



「あぁ!!! 愛しのマイスイートエンジェルのミラクルランチ!!!

僕のハートが天にも昇る勢いだ!!!!」



そんなトワルはファルマからのお弁当を手にして異常なほどの愛情表現をする。



「えへへー、パパ! お仕事頑張ってね」



「あぁ…なんて良い子なんだ…あまりの美しさに思わず目に入れてしまいそうだ!!!

むしろ入れたい!!!!」



「その子に料理を教えた甲斐があったな。さぁ、トワル出発の時間だ。俺はこの前拾った奴に色々教えないといけないからな」



ファルマの隣いるのが猫族の青年グアル。

ファルマに料理を教えていた。



「気になるね。その新人のユガレイくん。何者なんだい?」



グアルが拾ってきた未知の存在ユガレイ。

当時はグリムリペアのボス、キュリア・ロザリオの修行を受けていた。



「素性はわからないが、ボスとリアにも相談した上での決断だ。とりあえず心配ないだろう。それより、ドアの隙間からシエラが覗いて待ってるぞ」



緑髪の内気な少女、シエラがドアの隙間から覗いていた。

入るタイミングがわからなかったようだ。



「ひゃう! は、は、早く、しゅ、出発しよう」



見つかって吃るシエラ。



「sorry。待たせちゃったみたいだね。

それじゃ、行ってくるよ」



トワルはクレストをきっかけにグリムリペアに入ることとなった。

クレストのお陰で若返りの抑制はできるようになったが妻は子供まで若返ってしまい、トワルのことは忘れている。

そして、本当の関係を伝えず、父と娘の関係で暮らしている。


そんな中、トワルは生涯を貫くと誓った想いがある。


どんな姿になっても

僕のことを忘れてしまっても

僕は妻を愛してる、永遠に






そして、現在。



トワルたちが闇ギルドのマスター。

フォルザトラに押し潰されようとしている中。



「…生憎死ぬ訳にはいかないんでね。

愛する妻が僕の帰りを待っているから」



妻を残して死ぬ訳にはいかない。

生涯を貫くと誓った想いを破ることは出来ない。

秘めた想いのために諦めないトワル。



「…愛する…妻ですか…」



フォルザトラは何か言いたそうに呟いた。



ドガーン!!

ドガーン!!

ドガーン!!


その時、大教会デウスが所々、次々と爆発を起こした。

そして、大教会は崩れていく。



「…残念ながらそれは叶いませんよ。

大教会内部にはゲンガーさんがいますからね。

戦力をこちらに分散し、彼一人で内部まで潜り込ませました。

ゲンガーさんはあなた方が倒した幹部とは

比べ物にならないジャブラ最強の戦士です。

誰も彼を止める事はできません」



「最初から…お前たちの掌の上だったのか」



フォルザトラたちこそが囮で罠だったと知るグアル。



「そうです! そして、見なさい!

大教会デウスが崩壊していく姿を!

あなたがたは負けたのです!

そして、願いを叶えるのは私です!」




ドガーン


更に大教会の外にある森が爆発し出した。


ドガーン


更に木々が吹き飛ぶ


ドガーン


更にジャブラの兵士たちは吹き飛び、爆発はグアルとフォルザトラたちの所へ近づいている。



「…何かが近づいて来ますね」



不審に感じるフォルザトラ。


ドガーン


ザザァッ!



最も近い爆発の瞬間、銀髪の青年が現れた。



「ふー、間に合ったかー!」



グリムリペアNo.4、白銀のスナイパー。

ユガレイが到着した。

先程からの爆発はユガレイが敵を蹴散らしながら進んでいるものだった。




「ユガレイ!」




「良いタイミングで来てくれるね」



グアルとトワルは安堵する。



「…ゲンガーさんの連絡では異空間に封じたと聞いていましたが…?」



大教会に潜入していたゲンガーはユガレイを異空間に封じた後、フォルザトラに連絡していたのだった。



「そいつはこれのことか? お勤めご苦労さんっと」



ドサッ


ユガレイは戦闘不能になったゲンガーをフォルザトラの足元に放り投げた。



「…バケ…モノ…」



ゲンガーは意識を失った。


大教会の戦士たちが束になっても敵わなかったゲンガーを一人であっさり倒してしまうユガレイ。


その実力に驚くフォルザトラ。



「…ゲンガーさん…あなたがやったのですね。大教会が爆発していたのもあなたの仕業ですか?

雇われた身だと言うのに大教会が半壊しておりますよ」



爆発はゲンガーの破壊活動ではなく、ユガレイとの戦闘によるもの。

半壊しているのでまさかゲンガーが敗北しているとは思わなかったという。

その時、



「……ボクハシラナイヨー?」



「嘘下手か!!!」



冷や汗を垂らしながら目を逸らして嘘をつくユガレイと、それにツッコミを入れるグアル。



「部下の敗北に悲しみたいところですが私も悪人ですね。

それ以上にゲンガーさんが全く相手にならない強者に血が滾ってきましたよ」




「そりゃいい、そいつのお陰でウォーミングアップを済ませたからな。

仲間を傷つけた罪は重いぜおっちゃん。

リミッター1解除」



フォルザトラとユガレイの戦いの幕が開かれる。


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


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面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


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