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【完結】戦争から帰ったら妻は別の男に取られていましたが 上官だった美貌の伯爵令嬢と恋をする俺の話  作者: イヴェン


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16 .お嬢様はモヤモヤする

※ トルーデ視点です

 エトムントめ…わたくしを舐めおって。「後でご報告いたしますので、今はお部屋から出ないで下さいませ。お嬢様があの女性にお会いになる必要はございません」などと言っていたが、報告など待っていられない。


**********


【オリガを説き伏せて、ロープで窓から一階に降りて、庭のしげみから客間の様子をうかがうトルーデ】

(※注 トルーデは身体能力が高いので、二階からロープで降りることも可能)


 いたいた…フランツの元の奥方と…赤ん坊は寝てるな。彼女の姿は、あの時ちらっと見ただけだったが……あんなに痩せていたか?


 むむむ……やはり可愛らしい女性だ。あ、泣き出した。


 !! フランツがハンカチを渡した。フランツが、なんともいえない顔をしているな。


 そうか…あれがフランツの愛した女性か。フランツと幼い頃から一緒にいて、求婚し、結婚した女性か…。


【硬い表情になり、その女性を凝視するトルーデ。じいは、そんなトルーデを無言で見つめていました。姿を隠すマントを羽織っています】

 

==========


「お嬢様ッ!はぁはぁはぁはぁ……はー…苦し…」

 庭に降りたトルーデを追いかけてきたメイドのオリガ。肩が上下して息が上がっている。


「お怪我は?!」

「あれしきで怪我などせんわ …オリガ、すまなかった無理を言って」


 トルーデは、感情の抜け落ちたようなのっぺりとした表情をしていた。冷淡な、ちょっと悲しげな。


 エトムントが、イレーネと赤ん坊を伴って馬車で出ていくのが見えた。


「あ、お二人はウルリッヒ様のお屋敷に行かせるんだとかで」


「…そう」


 オリガの目には、そう静かに言うお嬢様の背中が、なんだか泣いているように映った。


お読みいただきありがとうございます!!^ - ^


書いていただいたご感想は、ありがたく読んでおります!

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