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ダークヒーローが僕らを守ってくれている!  作者: 重源上人
VS.アイドル魔法少女キューティクルズ編
32/76

《オープニングイベント》 最終公演! キューティクルズ 光と闇のプレリュード

 こちらは後日譚ショッピングモール編の二日前の出来事となっております。

 そこは、轟々と光り輝く屋外コンサートホールだった。


 キューティクルズ全国公演最終日! と、仰々しく銘打たれた巨大看板が打ち立てられた、コロシアム型の円形コンサートホールだ。


 そんな円形のコンサートホールには五万人ほどの観客が溢れかえっていた。

 多様な色彩のスティックライトがリズミカルな音楽に合わせて振るわれ、紛争中の革命軍以上の声援を(とどろ)かせている。


 それだけの観衆が熱狂できるほどこのコンサート演出は煌びやかで騒々しい。特に光のライティング演出においては過剰ともいえるほどだった。


 会場に無作為に光を走らせるランダムサーチライトが八台。扇状に光の線を放つスプレッドレーザーライトが三台。夜空に向けて光の柱をつくりだす高出力スポットライトが三十八台。さらに会場に増設されたスカイライトにスポットライトが百台以上。


 常設されたライトだけでも通常のライブには支障はないのに、さらに異様な数の光源が増設されているのだ。基本的に光の演出は食い合うものであり、複数組み合わせる演出など演出家の失策としか思えない過剰さだった。


 実際、スプレッドレーザーライトの光はほかの光源と重なって光量がやや落ちている。あげくに一台で事足りるレーザーライトを三台も設置しまっていては、会場に光の線が溢れすぎてメインとなるアイドルに集中できなくなってしまうことだろう。


 とはいえ、そんな過剰な演出に苦情を言う観客は一人もいなかった。むしろそのごちゃごちゃとした光の中でクラブハウスのように踊り、音楽に合わせてリズムを取っていた。


 そもそもこのコンサートホールの中心。円形の舞台の上には主役のアイドルがいなかった。当然観客たちも誰もいない舞台の上など見てはいない。


 彼らが見上げるのは、このコンサートホールの上空だ。


 今このコンサートホールの上空にあるものは、ブラックホールだった。正確にはブラックホールと呼ぶのがもっともしっくりくるような漆黒の球体だ。


 しかし引力を持つわけでもなく、ただ漫然と空中に漂っているだけの日蝕太陽のような影。プロミネンスの代わりに紫色の薄い光彩を放ち、会場のスポットライトが向けられているにもかかわらず一切の光を反射することがない謎の物質。


 そんな黒い球体を見ながら、空中に滞空している三人の少女が話し始めた。


「なんていう大きさのシャドウ! 私たちの光が届かないなんて!」

「溜まりに溜まった闇がこんなに大きいとは意外でしたわ。まずいですわね」

「僕、こんな大きさのシャドウに光を当てれる気がしないんだけど!? どうやってこれを浄化させればいいの!?」


 その巨大なシャドウを前に語り合う三人の少女たちは、このコンサートの主役であった大人気アイドルグループ、【ブロードウェイ・スーパースター・キューティクルズ】の三人組だった。


 アイドルらしいメルヘンチックな衣装に愛らしい顔つき、当たり前のように滞空して見せる魔法の力。その存在は魔法少女と呼ばれる類のものだ。


 アイドル活動のついでに闇を退治しているのか、それとも闇を退治するついでにアイドル活動をしているのか、その始まりは定かではない。

 しかし、確かに彼女たちは正義の味方であり、それゆえに観客たちの人気も確かなものだった。


「キューティクルズぅぅぅぅ!」

「負けないでー! 頑張ってー!」


 観客たちの声援、その一つ一つの声がキューティクルズに届けられる。その声援の熱狂がキューティクルズに力を与えた。


 キューティクルズの一人が振り返り、両隣のキューティクルズに声を掛ける。


「もう一度、今度はもっと大きな光であのシャドウを包み込みましょう! そのために今日、この最大規模のコンサートを開いたのだから! ファンのみんなが一斉に集まるこの日しか、あの巨大なシャドウを包み込める光が集められないのだから!」


 そう叫ぶのは、赤色の衣装に身を包んだキューティクルズのリーダー、ルビー・キューティクルだった。

  体つきは中学生程度の背格好であり、大きな瞳に鼻筋整った童顔は年相応に愛くるしいものだ。薄く透明感のある赤色を基調としたフリル多めのミニスカートに、ホワイトシルクのコルセット。太ももまで届きそうなほどの赤い長髪が特徴的で、魔法か何かの影響かその髪は赤水晶のような透明感のある色に輝いていた。


「その通りですわねルビー。あのシャドウを倒すのは今日以外にあり得ません。なんとしてでも決着をつけなければ!」


 そう答えたのは薄い緑色の衣装に身を包んだ少女、エメラルド・キューティクルだった。


 彼女はエメラルドグリーンに衣装にサテンブラックのコルセットを装着した大人びた少女であり、他の二人と比べると身長も高く、胸の発育もひときわ優れている。しかし完全な大人と呼べるほど成熟しているわけでもなく、発育のいい学生程度の年齢に見えた。

 そしてお譲さま口調にセットで取り付けられたかのような縦ロールのドリルヘアーは、翡翠石のように硬く変質しまるで刃のように鋭く輝いていた。


「二人とも言ってることは正しいけど、でも無茶だよ! まるで浄化できるイメージがわかないんだ! だって僕たちの光が全て吸い込まれちゃうんだよ!」


 そう反論したのは、アクアブルーの衣装に身を包んだ少女、サファイア・キューティクルだった。


 海色とも呼べる清涼な色彩の衣装に負けないその快活な少女は、今は困った顔つきでシャドウを睨んでいた。

 ミニスカートという今の衣装がなければ少女よりは美少年に見えるであろう顔立ちで、三人の中でも一番小柄でスレンダーだ。サファイアカラーのショートヘアーは本人の猫っ毛を反映しているのか、硬質な色合いでも僅かな風でサラサラとよく揺れていた


「サファイア! 私だってそんなこと分かってる! それでも、やるしかない!」

「そうですわ! あの大きさのシャドウが実体を手に入れた時には、もう誰にも止められないのですもの!」


 ルビー・キューティクルとエメラルド・キューティクルがそう説得する。


 するとルビー・キューティクルは真下を向いて、視界いっぱいに広がる五万人の観客に向かって叫んだ。


「みんなー! もう一度だけ、私たちに力を貸してーっ!」


 その魔法の声が届くと観客たちはさざ波のように揺れ動き、誰もがその言葉の意味を理解した。


「ふぉおおおおおおお!」

「いま光を当てるよぉぉ! キューティクルズゥー!」

「みんな光を当てろー! 懐中電灯を出せー!」


 観客たちは一斉に懐から懐中電灯を取り出し、光をキューティクルズの三人に向ける。


 さらには会場のサーチライトからスポットライトのすべての光がキューティクルズに向けられ、三人は白く発光するようにその光に包み込まれた。


 会場が一体感に包まれ、観客参加型ゆえに観客のボルテージも同時に高まっていく。

 懐中電灯を持った観客たちは腕がちぎれんばかりに手を伸ばし、出来るだけ強い光をキューティクルズに当てようと躍起になっていた。


「必殺技来るぞ! シャッターを切るタイミングを間違えるなよ!」

「光量調整入れろ! 今までで一番逆光がきつい! 限界まで絞りを入れるんだ!」


 一部、最前列の客はカメラを構えて懐中電灯を構えないでいた。そんな映像屋のドライなファンもいたが、それでも観客のほぼすべてが光をキューティクルズに向けている。魔法の力を受けてその一体感は確かなものとなり、観客はその高まりゆくボルテージをただただ楽しんだ。


 円錐状に見えるほど光がキューティクルズに集中していくと、キューティクルズの三人は手を一つに重ね合わせた。

 それぞれの持つ三色の光が組み合わされ、光の三原色の原理に基づき三色は一つの白い極光へと姿を変えていく。


「暖かな光! 熱狂の光に包まれて!」

「心の闇よ! 大いなる騒乱にかき消されよ!」

「魂を揺さぶる! 光の律動!」

「「「シャイニング・フォーカス!」」」


 三人が同時にその手のひらを向けると、極光の奔流が槍のように伸びてシャドウの球体を貫いた。

 レーザー状の光の槍はシャドウをドーナツ状に凹ませると、貫通して闇夜に突き抜けていく。


 しかし、そこまでだった。


 シャドウを貫いた光は先細りしながら小さくなり消えていくが、大穴のあいたシャドウはゆっくりと元の形へと姿を戻していっていた。ダメージはおろか体積の減少も見られず、ほぼ無傷の状態だった


 さらにはシャドウの表面に薄くまとっていた紫色の光が僅かばかり強く輝くと、真下から不気味に立ち上がってくる紫色の光の糸を吸い寄せて、球体はさらに大きくなっていった。


 その様子を見たキューティクルズの三人は驚いた。


「そんなっ! これだけの光でもまるで包み込むことができないなんて!」

「それだけじゃないですわ! あのシャドウ、ファンのみんなから心の闇を吸い取って、さらに大きくなっていきますわ!」


 紫色の光の糸は観客の体から湧き出でいた。その黒の混じった紫色の光の糸は、自らを蔑む心を具現化したかのような禍々しい光だ。


 心の闇を持たなかったファンなどは1%にも満たず、約五万人分の心の闇は球状のシャドウをさらに肥大化させた。


「僕たちの必殺技が全部すり抜けている! 実体がないあの大きさのシャドウを包み込むなんてやっぱり不可能だよ!」

「でも、実体を手に入れたらあのシャドウは暴れ出しちゃう! あの大きさが暴れ出したら。街にも被害が出ちゃうよ!」

「その通りですわ! それにあの大きさのシャドウが獣になれば、私たちではおそらく勝てませんことよ!」


 三人はさらに膨らみだしていくシャドウを見ながら慌てて相談する。

 しかし、現状では完全な手詰まりであることは疑いようがなかった。


 だがそんな状況の中、ステージの舞台裏から新たに漆黒の人影が飛び出して闇夜を飛翔してきた。


「えっ!? あれは!」


 ルビー・キューティクルがその存在に気付き、下から飛び出してきた人物を指で指し示す。


 観客の中から飛び出してきたその人影は、黒衣のアイドル衣装に身を包んだ、もう一人のキューティクルズだった。


「ブラック!? どうして!?」

「ブラックプロデューサー!? そんなっ! 突撃するつもりですわ!」


 プロデューサーと呼ばれた少女、ブラック・キューティクルはためらうことなくシャドウの球体に突撃、内部に侵入していった。


 シャドウの中は薄暗いものの透明度が高く、中心部まで入り込んだブラック・キューティクルの姿を視認することができた。ブラック・キューティクルはそのままシャドウの球体の中心で静止して、三人のキューティクルズに向けて話し始める。


「くっ! ……大丈夫、私ならできる! みんな、よく聞いてください! 私がシャドウを取りこんで、私自身が実体になります! 三人は、私に必殺技をぶつけて、私ごと浄化してください!」


 そう、ブラック・キューティクルは緊迫感に満ちた大声で答えた。


 ブラックは三人と同じく中学生程度の体格で、衣装も他のキューティクルズと色以外に大きな差異はないものだった。

 ルビー以上の長いストレートの黒髪を翼のように大きく広げた天使のような少女であったが、しかし上瞼(まぶた)のやや下がった少し不機嫌そうな目が崩れない、苦労性を感じさせる少女だった。


 しかし何より印象的なのは、右目をかするように描かれた四本の切り裂き傷である。上は頭髪の付け根から、下は唇付近まで長く伸びたその痛々しい切り裂き傷はすでに古傷と呼べるほど乾いていたが、その爪跡は端正なブラックの顔を傷物と呼ばせるには十分であった。


「そんな! ブラックだめ! 危険すぎる!」


 ルビー・キューティクルはそう叫び返す。しかしブラックはそんな言葉を気にせず、当然のような口調で反論した。


「いいえルビー。私はきっとこの為にいた存在。最初の戦いでこの顔に傷を負ったせいで私はアイドルにはなれなかった。闇を帯びてキューティクルズに変身できるようになってからも、光を浴びることができない私ではプロデューサーとして影の中で戦うことしかできなかった。でも、今なら分かる。私はきっと、今日のような日の為に闇の戦士として生まれたの。私はあなた達アイドルの影。光の後ろに隠れて、みんなを支えるプロデューサー。だからこそ、私は影の戦士として、今日こそキューティクルズの一員として、戦って見せる!」


 ブラックは両手を大きく広げて、自身の中にシャドウの闇を受け入れた。

 

 闇は濁流のようなうねりを見せて、ブラックの胸元の水晶に吸い寄せられる。


「ブラック!」

「いけません! 今すぐ中止してくださいブラック!」


 ルビー・キューティクルとエメラルド・キューティクルが叫ぶ。しかしブラックはまるで力を弱めるつもりがなく、吸い込まれる闇の奔流はさらに勢いを増していっていた。


「ああああああああ!」


 ブラックはその身になだれ込む闇の力に苦痛のうめきを漏らしながらも、巨大な闇を見る見るうちに吸収していった。


 シャドウの球体は急激に直径を縮めていき、ほんのわずかな時間でその体積を十分の一にまで減衰させる。


「抑え、込めたっ! ……っつ! 長くは持たない! はやく、必殺技をっ!」

「そんな! 駄目だよブラック! 僕たちの必殺技では、ブラックを傷つけてしまうかもしれない!」

「だとしても! はやく!」


 サファイアの問いにブラックは短く答える。


 その焦燥を感じ取ったのか、リーダーのルビー・キューティクルは急いで真下の観客に向けて叫んだ。


「みんな! お願い! ありったけの光を私たちに貸して!」


「「「「「フォォォォォォォ!」」」」」

 重なり切った観衆の声援はもはや言葉として切り取れないほどの轟音となっていた。


 観客の懐中電灯は再びキューティクルズの三人に向けられる。スポットライトも含めた光は集約していき、その光はやがて白夜の陽光のように闇夜を白く照らした。


「ブラック! 私はあなたを信じる! 私たちも全ての力をぶつける! 余力なんて一滴も残さない!」

「ルビー! そんなっ! これしか方法はないの!?」

「サファイア! あなたも覚悟を決めて! ブラックが作ってくれたのは、最後の希望よ!」

「そんなっ……!」


 ルビー・キューティクルは赤色の光を強めていき、手を前に差し出した。

 それと同時にエメラルド・キューティクルも緑色の光を強めてルビーの手に手を重ねる。


「……分かった。僕も覚悟を決める! 全力で光をぶつける! だから、あなたも耐えてブラックプロデューサー!」


 サファイア・キューティクルも手を重ねると、白い極光が再び闇夜を明るく照らした。


 観衆から立ち上っていた紫色の闇は消え去り、膨大な光が周囲に飛び散ってキラキラとしたダイアモンドダストのような輝きを生み出す。


 ルビー・キューティクルを中心として集まった三人は、両手を一つに重ね合わせると、確かな覚悟を持ってして叫んだ。


「暖かな光! 熱狂の光に包まれて!」

「心の闇よ! 熱い騒乱にかき消されよ!」

「魂を揺さぶる! 光の律動!」

「「「シャイニング・フォーカス!」」」


 熱を帯びた白光のレーザー光が闇の球体をすべて蒸発させながら、ブラックの体を浄化する。

 球体のシャドウは一瞬にして消失し、中心に残ったブラックキューティクルは熱線で包み込まれた。


 ブラックの体からは泥のように重々しい闇が搾り取られるように溢れては消失していく。


「ああああああああ!」


 ブラックは激痛に叫んだ。


 白く染まっていく光の中で、ブラックはただ耐え忍んだ。やがてブラックの邪悪に染まった体は削り取られ、肉は液状化し、骨は粉になっていった。


 残ったのはブラックの胸の中心にあったクリスタルだけだった。


        ▼       ▼


 ついにクリスタルだけになったブラックは声を発することはできなくなっていた。


 だが、その後を見ることはできていた。


 ブラックの黒いクリスタルは空中を落下し、ルビー・キューティクルに拾われた。


 キューティクルズの三人はブラックのクリスタルに対してなにやら一言二言感謝の言葉を掛けてる。

 その感謝の言葉を言い終えると、キューティクルズはファンに向けて大声で勝ち鬨を上げていた。


 その言葉の内容はブラックには聞こえなかったが、まず間違いなく想像を超えるような内容ではなかっただろう。


 そうしてキューティクルズのライブは再開をはじめた。


 歌と音楽に合わせて、そのライブは過去最大級の盛り上がりを見せていた。それは、プロデューサーとしてそうなるようにブラックが計算したイメージそのままだった。


 会場では懐中電灯とスティックライトが振られ、空にはスポットライトの光が走り、リズミカルな音響が空気を震わせる。


 しかし、ブラックの事など誰も見ていなかった。


 ブラックのクリスタルは誰もいない円形ステージに放置され、いつの間にか会場のスタッフに拾われると、ライブの終了まで舞台裏の机の上に置かれることとなっていた。


 観客たちはキューティクルズ三人の歌に熱中している。


 巨大シャドウとの戦いは観客にとって最高に盛り上がる前座であり、歌を聞いてテンションを上げるうちにブラックのことなどいつの間にか忘れてしまったようだった。


 観客にとってブラックの事など脇役程度の評価でしかなかったようだ。舞台に主役として歌う三人こそが観客にとって真のキューティクルズであり、ブラックの再登場を望む声は聞こえてこない。


 ただそれをブラックは耐え忍んだ。プロデューサーなのだから光が当たらないのは当然のことなのだと。それは致し方ないことだと。


 しかしキューティクルズはおろかブラック自身すら気付かなかったが、ブラックの透明だったクリスタルは、光を反射しないほど暗い色合いのままだった。

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