方針
しばらくの間更新が出来ませんでした。
皆さんはもう忘れ始めているかもしれませんが…
頑張って行きたいと思っています。
ある程度ステータスについて確認してから話は本題に入り始める。
「して勇者殿、魔王の討伐をしてくれるだろうか。」
「お任せ下さい。」
と光輝が答える。
(いやいや、そんな重大な事1人で勝手に決める?)
「待って聖川君!そんな危険なことなんてさせられません!!」
「先生、僕達には力がある、そして困っている人達がいて、助けを求めている。ならば助けるべきでしょう?」
「そうだ!俺たちには力がある!」
「光輝もいるし俺たちなら魔王だって倒せる!」
「で、ですが…」
(はぁ、仕方ないか。このままじゃ終わらなさそうだし、何よりこのままじゃあ訓練すらしないでもとか言い始めそうだしね)
「先生、今現在帰る方法がそれしか無いのならばそれしか出来ることは有りません。それに戦う人には訓練を、戦いたく無い人、戦えない人はこの国で、保護などをしてくれますよね?」
と、先生を諭しながらアノルドに問いかける。
「もちろんだ。戦えないものはこちらで保護すると誓おう。そして、訓練もアドルフ率いる王国騎士団と宮廷魔道士がサポートする。」
「…はい、わかりました。」
桜はしぶしぶではあるが、理解したようであった。
「さて、みなもいきなりで疲れているであろう。部屋に案内しよう。昼食は部屋に運ぶ。夕食までゆっくりしていてくれ。」
と言われて、部屋に案内される。
他の人達は二人一組の部屋なのに対して僕は一人部屋である。理由はただ単に人数が合わないからちょうどいいらしい。なぜだ、解せぬ。
部屋に案内されたらすぐに昼食が運び込まれる。サンドイッチだった。
(とりあえず、まずは情報収集、スキルや魔法に関してもそうだけど、歴史についても知りたいよね。沢山面白い本があるといいな。次に戦闘訓練にも参加して、戦えるようになりたいな。生産職だからって戦えないわけではないだろうし。あと、僕の知識がどれくらいこの世界で通じるものなのかは知っておかないと…)
そうして方針は決まっていった。
ちなみに夕食は美味しかった。




