技能の確認
今年最後の投稿になります。
年明けに同時投稿予定です。
「ふぅ、こんなもんか」
一息ついて、そう呟く。
「まずは現状の確認か、髪も色が変わっちまってるしな…。とりあえず『ステータス』っと」
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レイト カミノ Lv25 Age15 男
種族:不明(現在解析中)
職業:練成師
称号:禁忌 再生 変異者 喰らう者
体力 1500/1500
魔力量 2000/2000
魔力 3000
筋力 3500
敏捷 2700
耐性 4500
魔耐性 4000
〈固有技能〉:錬成 魔素支配 再構成 完全記憶 解析 無属性魔法 変異
〈技能〉:剣術Lv7 瞬動Lv5 魔道具作成Lv5 痛覚耐性Lv10 魔力回復速度上昇Lv7
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「なんかツッコミどころ満載な『ステータス』になってやがんなぁ。てか種族どうなってんだよ。とりあえず見た感じ『解析』から見た方がいいな」
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解析
対象を解析することができる。
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「なんか情報すくねぇな。解析に『解析』かけてみるか」
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解析
対象を解析することができる。
鑑定系の『技能』とは異なり、即座に『ステータス』を表示する訳では無い。
思考能力や熟練度によって速度や解析結果の密度が異なる。
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「…便利ではあるんだがな。まあ、『完全記憶』も取れてるみたいだしあとは思考系の技能が取れりゃあそんな欠点なんてあってねェようなもんだしな。これで見たほうが詳しく見れるだろうしな。じゃあ、どんどん見てくか。とりあえず……なんかヤバそうな称号から」
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禁忌
人が忌むべきことを行なった者に与えられる称号。
対象:人体錬成
人体を錬成という冒涜をしたことによって与えられた。
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「……うわぁ、なんかやらかしてんな。しかもかなりやべぇやつ。まあ、やっちまったもんはしょうがねえな。次」
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再生
1度壊れたものを再度生き返させた者に贈られる称号。
あるべきものへの冒涜である。
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変異者
あったものから異なるものへと変わった者に贈られる称号。
本来、性質を変質させたということで『変質者』という称号が贈られる筈だったが異なるものへと変わってしまったため、称号すら変異してしまった。
対象:生体変異
自己の生体そのものを異なるものへと変えてしまったことに対して贈られた。
生命の冒涜である。
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喰らう者
対象を喰らった者に贈られる称号。
本来なら喰えないようなものも喰えるようなる。
喰らった対象の『ステータス』を自分の『ステータス』で引いた差異分を吸収することができる。
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「おい、俺は何回冒涜すれば済むんだ。割とマジで。つーか、変質者とかマジてならなくて良かった。死にかけて、必死に生きて『変質者』とか嫌だからな。『喰らう者』は魔物を喰ったからか?チート過ぎるだろ。…まあ、自分より強いヤツを倒さねぇといけねぇしな。あとは『技能』か」
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錬成
物質を支配することができる。
生体も可。
『固有技能』となった事で、使えば使うほど汎用性が高くなる。
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「使えば使うほど汎用性が高くなるのか…。楽しみだな」
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魔素支配
包括技能
【『魔力』系統技能、『魔素』系統技能】
魔素を感知、支配する事ができる。
物体や現象を構成する魔素にさえ干渉することができる。
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「物体を構成する、か。薄々思っていたけれどすべての事象に魔素が関わっているのか」
─魔法が行使される時、なぜ火や風が起こるのか。なぜ水や土が発生するのか。なぜ、物体を『錬成』できるのか。そしてなぜそれらのことが魔力によって行うことができるのか。
ずっと疑問に思っていた。
言ってしまえば、魔力は魔素が人体で精製されたものであって元は魔素なのだ。
つまり、事象のすべてに魔素が関わっているという事だ。
まあ、こんな所でそれが分かるとは思っていなかったが
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再構成
再構成することができる。
再構成は使用者のイメージや記憶に依存する。
有機物などの1部のものは『生体魔素』が必要。
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完全記憶
物事を完全に記憶する事ができる。
しかし、「うっかり」には作用しない。
思いだそうとすれば、すべてを思い出すことができる。
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「『再構成』に関しては何も言えねぇな。イメージとか記憶に関しては『完全記憶』で補えるな。………あれ、これ即死じゃあ無かったら『完全記憶』で記憶漁って『再構成』で再生できるじゃん。…人間辞めてんなぁ」
ふと、思う。
「種族見てみっかな」
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種族:不明
現在解析中です。しばらくお待ちください。
※期間は不明です。
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「…大丈夫かよ、コレ。まあ、どうしようもねぇな。次いくかっていうか無属性魔法は『ステータス』に記入されないっていう設定どこいった」
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無属性魔法
その者の魔力そのものの力を発揮させ、扱うことができる。
本来の属性による現象という過程によって結果を起こすものをそれを踏まえずに結果を使うことができる。
使用者の魔力の性質に依存。
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「…どういうことだ?魔力の性質ってのがよくわかんねぇな。『解析』でもしてみるか」
手から魔力を少し放出し『解析』をかけてみる。
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魔力
使用者:神野 零刀
所有性質:『否定』【破壊】
【備考】
属性を持たない。
変異しており、本来の性質以上の効力をもつ。
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「…そうか、さっきの【魔力障壁】でトラの牙が砕けたのはそういう事か」
そのカタチを『否定』したことによる【破壊】がトラの牙に及んだというのが答えらしい。
「次で最後か」
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変異
異なるものへと変化させる。
それは生物、無機物すら問わない。
『変換』や『変態』が変異して統合された。
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「…良かった、『変態』で『変質者』とか救いようがねぇからな」
ホッと一息ついて、次の確認に移る。
「しかしまあ、よくもここまで様変わりしたもんだな1回確認しておくか『錬成』【抽出:水分 形成:鏡面】」
目の前に水でできた鏡が現れる。
そこには灰色の髪に右眼は血のような鮮やかな紅に左眼は紫で目つきが鋭い少年が映っていた。
「なんかすげぇ中二病みてぇになったな。右眼は1回身体を【破壊】して、無駄な色素が抜けちまったから紅色なのか。髪はそれプラスで魔力の色で少し染まった感じか。で、問題は左眼だ。…『解析』かけてみるか」
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瘴気の眼
瘴気が留まっている眼。
本来なら瘴気の性質上有り得ないが『変異』しているため、瘴気の眼というカタチで留まった。
瘴気を貯蔵することができる。
※魔眼ではない。
保有性質:『瘴気』
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「…なんだよそれ。あれか?迷宮の魔物が喰えるようになったってことか?まぁ、食糧は死活問題ではあったしな。『喰らう者』の効果があって喰えたとしても瘴気の影響を受けないかはわからなかったしな。助かったというべきか。でも魔眼じゃあねぇのか」
地味に魔眼に対して憧れていた部分もあるので少しショックだった。




