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あの時の君は  作者:
7/13

-7-

 ぽたぽた、って。両目からいっぱい涙が溢れ出てきて仕方ない。

 あれから俺は逃げた。

 周りから愛される兄から、俺の実の兄から。

 怖くて、寂しくて、身体が壊れそうなほど震えた。

 俺は、俺は……見てきた筈だった。

 マナトの前だと、笑顔で一生懸命になって可愛い我が子に構う両親の姿を。

 だけど俺が視界に入ると、それが一切無くなって。

 なんでいるの?と問うような目で俺を見つめてくるお父さんとお母さん。

 そんな視線を気にしてないよっていう態度で、俺は話し掛けた。

 マナトに一生懸命話し掛ける両親のように、俺は両親に話し掛けていた。


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