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あの時の君は  作者:
12/13

-12-

 数学教師を狙っていたチワワ系男子は意外と多かったみたいで、崇め立てられていたマナトが孤立していく様子は圧巻。

 でも、恋人であるヨウが隣にいてくれているようだから、大丈夫みたいだ。


「マナト……俺以外を見るな……愛してるんだ……マナトマナトマナト………」


「ヨウ、ごめんなさいごめんなさいっ、もう許してっ、家に帰らせてっ……!」


「何を言っているだ。お義母さんもお義父さんも俺達の交際に積極的に賛成してくれてたじゃないか。俺の両親の会社との取引だって社会に役立っているんだ。二人で暮らすための家だって、喜んで用意してくれたし。これからは俺とお前で息をしていこう……」


「あ、ぃ、……いぁっ……」


 放課後の閑散とし始めた教室内で、俺は恋人と今日の授業の復習をしながら目の前で行われている痴話喧嘩?を視界の端に入れていた。


 ……ヤンデレ化は流石に予想できなかったなぁ。


 つか、ヨウって本性あんなだったんか。

 まぁ、愛されることが大好きなマナトとだったら、確かにお似合いの二人かもしれない。


「なぁ、ヒョウ」


「ん?どうした。カヤト」


 今の俺、どんな色してる?


 決まっている。あの時からずっと、お前は美味しそうな色をしていた。


 さて、その色とは――――――……。





end.

本編完結。

次は、マナトの結末です。少し暗めな話です。苦手な方は御注意下さい。

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