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登場人物紹介(最終章開始時)
虐げられたアールヴ人の解放を唄っていた。皆が平等に、幸せになれる世界を作りたかった。
だがこの惨状をなんとする。ブライテンフェルト会戦に敗北したバルムンクにもう立ち上がる力は残されておらず、その剣は宿敵ではなく、粛清した同胞の血で汚れていた。
しかし、もはや大義なく、牙は折れ、首に縄をかけて降伏する彼らをさらに鞭打つ簒奪者。
彼の者は言う、この地上から消滅せよ、と。
我の権力を確立するためにその大地と共に見せしめになれ、と。
咎なき無辜の人々諸共殲滅しようとする簒奪者を前に、侠客の意地を賭け、バルムンクは最期の力を振り絞りその剣を握った。
〈バルムンク(反スヴァルト組織)〉
ヴァン(ヴァシーリー・アレクセーエフ) 混血の死術士
テレーゼ・ヴォルテール 蒼髪の戦乙女
リヒテル・ヴォルテール 半身不随の指導者
〈スヴァルト(ウラジミール公国)〉
グスタフ・ベルナルト・リューリク 簒奪者




