破滅は目の前まで見えていた
中央戦線・リヒテル率いるバルムンク直轄軍700・エルンスト老率いるファーヴニル軍分隊2000対グスタフ率いる法王軍分隊3000・リューリク公家軍8000―――
「まずは露払いだ、耐え切れよ、耐えた奴だけが俺と戦う栄誉を与えられる」
グスタフが運ばせた大剣を受け取る。四十ゼントル(約1、6メートル)のティルフィング製の大剣は重さにして普通の剣の数倍はある。
それを彼はまるで棒切れでも扱うように軽々と振るっているのだ。のみならず彼の剣はリヒテルと同じく風を生み出す。
「左右に避けろ!!」
「えっ、何が来るんですか?」
リヒテルは両手のカトラスを交差させ、かまいたちでもってそれを相殺させようとする。だが彼の部下はそれの存在を理解していなかった。弓矢でも来るのかと思い、盾の影に隠れてしまったのだ。
その判断ミスが彼らの最期を決めてしまった。
「圧縮した空気のハンマーだ、ベコベコに潰れてバターになっちまえ!!」
残像すら見えない程の猛烈な速度のフルスイングが衝撃波を生んだ。それは真っ直ぐと
バルムンクの陣、リヒテルの元に疾駆する。
「その程度で……!!」
リヒテルの剣が消失する、否、動かすあまりの速度に常人では認識できないのだ。誕生
したかまいたちがグスタフの放った衝撃波を二分する。
二分されたそれはリヒテルをまるで避けるように横に流れ、盾に隠れた兵士を直撃した。
「なっ、なんだこれは!!」
「リヒテル様、た、助け……!!」
兵士が隠れていた木製の盾が表面に張った鉄板ごと瞬時に粉々になる。
何が起きたか分からなかった彼らは訳も分からず見えない力で仰向けに倒され、グスタフが宣言したようにまるでハンマーで叩かれているように潰れていく。
まずは顔から突き出た鼻、次に目と頬骨が砕け、歯が吹き飛ぶ、まるで顔に凹凸があることが不自然であるとでも言うように平たく伸ばされ、衝撃波が通り過ぎた時には押し花ができていた。人間の押し花である。
「ははは、やはり生き残ったのはリヒテル、お前一人か!!」
「グスタフ、貴様!!」
仲間を無惨な方法で殺され、リヒテルの瞳に烈火が宿る。怒りは疲労や絶望を忘れさせ、敵と戦う勇気を生み出してくれる。
グスタフ、この男はわざと余計な犠牲が出るように戦っているのだ。リヒテルの無力さを嘲笑い、あるいは人々の嘆きと絶望を愉しむようにわざと……。
「さあ、一騎討ちだぜ、リヒテル……」
「個人的な要求にはお応えしかねるな」
「本当はできないのだろう、お前の部下はお前の命令がなければ何もできない木偶の坊揃い、今お前が離れればそこの木偶は統制を失い全滅する」
「リヒテル様、私達は大丈夫です、ですから貴方様はご自分の宿願を遂げてください」
「嘘を吐くなよ、何が宿願だ……貴方がここにいると巻き添えを食うからどこかに行ってください、だろ?」
どこまでも小馬鹿にしたグスタフがリヒテルを、そして彼に忠誠を誓う兵士達を嘲笑う。それは同時にバルムンクの大義をも嘲笑することでもあった。
ただ我意あるのみ、民衆のために、スヴァルト人に虐げられしアールヴ人のために戦うバルムンクにとって自分の目的のために何千、何万人もの無辜の人々を犠牲にしても砂粒ほど罪悪感も覚えないグスタフは相いれない対極の存在だ。
だが現実は残酷である、正義は勝利によって支えられるのだ。
敗北寸前まで追いつめられたバルムンクは、しょせんは弱者。その大義は勝利したスヴァルトによって踏みつけられて泥にまみえるだろう。
「すぐに決着をつける。私が戻るまででいい、耐えるのだ」
「はっ!!」
懊悩の末、リヒテルはグスタフの一騎討ちを受けることにした。自分がここにいては巻き添えを食う。その現実を正しく認識したが故に、ただそれは目の前で仲間が死んでいくのに耐えられなかったからでもある。
人によってはリヒテルを偽善者と呼ぶだろう。
「来るか、リヒテル……おい、俺らはバルムンク直轄軍をやる。お前らは横から邪魔してくるエルンストの爺さんのファーヴニル軍をやれ」
「お任せを、グスタフ卿……」
「ははは、三人で一人を殺せば大勝利だ」
スヴァルトの騎士は素直に貴族であるグスタフの命に従う。騎士は貴族に対し、疑問を持たないものだ、リヒテルを倒す功績を分け合うという盟約を信じ込んでいる。
しかし本当の所、グスタフはリヒテルを倒す功績を誰かと分け合う気はこれっぽっちもなかった、無論、その考えを表には出さない。
あくまで功績を山分けにすると言う姿勢を維持し、恨みを、疑念を抱かれないように調整し、偶然を装い、さもすまなそうな顔で、他に方法がなかったとでも言うように功績を独り占めにする。
混血であると言う出自を隠し、他人を欺きながらのし上がってきた彼の処世術である。
「素直に貴族の命令を聞く者は好感が持てるな」
「何が貴族だ、混血という事実を隠して身分を偽る臆病な男、その出自を晒し、戦う者に私は手を貸そう、だが真実を晒す度胸もない貴様を私は軽蔑する」
「ははは、十年前と変わらないな、リヒテル。だからお前は俺に見限られたんだ、天高く飛ぶ翼を持つが故に地上で這いまわる人間の気持ちが分からない愚かな男、お前は手を貸した人間を踏みつけて進んできたんだぜ、それがなぜ分からない」
「元より意見が合うとは思ってはいない」
「俺もそう思う、語り合うのは剣でのみだ、この国に頂点は二人もいらない、老人がくたばった後にその玉座を奪うのはこの俺だ!!」
全身の筋肉を流れる水のように動かし、リヒテルが跳躍する。一っ跳びで敵陣を乗り越える瞬発力、それを利用した双剣による奇襲はバルムンクで五本の指に入るヴァンやテレーゼでも対応できない。
だがグスタフは反応した。危なげない動作で地を蹴ってその反動で後ろに下がり、リヒテルの跳躍の限界点を瞬時に見極めるとそこ目掛けて円を描くように大剣を振るう。
「同じ手ばかりを……!!」
リヒテルはその高速で動く大剣を足場とした。そしてそのまま滑るように大剣を乗り越え、グスタフの懐に飛び込む。
空振りした大剣は円を描き、一周してリヒテルの所に来るまでまだ間がある。その何分の一秒の時間だけでリヒテルには十分だった。
左目を失っているグスタフの死角を突くように左側からの連続攻撃、狙うは人体で最も脆弱な弱点である首筋、双剣の刃は例えどちらかを防がれても必ずやグスタフの首を両断することだろう。
必殺の一撃、その瞬間、リヒテルはグスタフと顔を合わせる。不敵な笑み、十年前には決して見られなかったその自信に満ちた顔になぜだが心が警鐘を鳴らす。
「くっ……!!」
刹那の判断でリヒテルは後方に飛ぶ、遅れてリヒテルを追うように放たれたナイフが肩に突き刺さった、浅い、とてもではないが致命傷ではない、だがあのまま攻撃していればそれは顔の中心を貫いていただろう。
いつの間にかグスタフの両手は自由になっていた。少し離れた場所に大剣が突き刺さっている。彼は一撃を躱された時点で得物を放り投げていた。
「俺は大剣ばかりを使う訳じゃない、普通の剣も使うし、場合によってはクロス・ボウだって使う、これ見よがしに得物を見せつけて油断を誘い、隠し持っていた武器で急所を狙う」
「スラムでの戦いでヴァンが姉上に使った方法だな」
「そう言うことだ、俺の戦い方に型などない、勝てばいいんだよ、勝てば……つまらない誇りなど必要ない、俺は結果だけが欲しいんだ、どんな汚い手段を使っても、勝てば許される。俺が俺自身を許すんだぜ」
「傲慢な……!!」
そのおしゃべりで、不愉快なことばかりしゃべる口を引き裂くべく、リヒテルが疾駆する。
今度は剣速に物を言わせて無数の刃でグスタフを斬り刻む、一度目には皮を切り、二度目は肉を切る、そして三度目は骨まで届くかまいたち、だがそれでも目前の敵は痛む様子すら見せず変幻自在、ありとあらゆる方法でリヒテルを追尾する。
大剣の一撃、それを囮にして拳が蹴りが、ナイフが、そして全てを受け流した先に見える嘲笑、内側に入り込まなければ致命傷を負わせられない。
その焦りを見抜かれてはいけない、見抜かれれば……。
「いいのかよ、時間をかけても……命令待ちの部下が全滅するぜ」
「ぐっ……!!」
フェイントを交えたグスタフの拳をリヒテルは躱せなかった。仲間の窮地を心配する心が判断を鈍らせたのだ。皮鎧を着ていても臓腑に染み渡る鉄拳、吐き出された血は赤黒かった。
内臓を傷つけた、その意味するところはあまりにも簡単すぎる結果だ。
「内臓を傷つけたな、これでお前はどんどん速度が落ちていくぞ、体内に膿のようにたまった疲労がお前を腐らせていく」
リヒテルの心にかつて背中を預けた幼馴染の嗤い声が木霊する。それはいつしか自分が犠牲にしてきた仲間の声に変わっていった。
幻覚だと分かる、だが振り払えない、アールヴ人の守護者、バルムンク総統リヒテル、彼は今、最期の時を迎えようとしていた。
*****
ライプツィヒ戦線より中央戦線・ロスヴァイセ連合軍500対リューリク公家軍250―――
「工兵や衛生兵、非戦闘員も戦闘に投入せよ!!」
「しかし、それでは……」
「陛下がいらっしゃるのだ、陛下が討たれれば全てが終わりぞ、我らリューリク公家の兵は肉の壁と成りて時を稼ぐのだ、安心しろ、騎士ヴァルラム様がその身を犠牲にして援軍を呼んでくださった、もう間もなくだ、間もなく……」
「突撃、私に続きなさい!!」
中央戦線の西の端、エルベ河のほとりでウラジミール公国軍相手にリヒテルが絶望的な防戦を行っている頃、反対側、ウラジミール公国軍の本陣に奇襲をかけたロスヴァイセ連合軍は千載一遇の機会を逃さぬよう、突撃をかけていた。
まさしく肉の壁と化してその攻勢を防ごうとするリューリク公家の精鋭達、だが怒りと復讐に燃える連合軍も負けてはいない。
理性を半ば失い、充血して朱く染まった目を爛々と輝かせてファーヴニルや民兵が仲間の死体を踏み越えて、自身の負傷を物ともせずにしゃにむに敵陣に突っ込んでいく。
辺りは敵兵と友軍が流す血が濃密な血臭を生み出し、常人ならば吐き気を及ぼす空気を生じさせる。
それに耐えられるのは人の法を捨てた外道共、命を奪うことに慣れてしまった殺人鬼だけである。
幸か不幸か、ヴァンもイグナーツも、そしてテレーゼもその素質を有していた。
「もはや制御できないな、この上は勢いのままウラジミール公を討ち取るのみ……」
「犠牲を問わずにですか……このままでは首尾よくウラジミール公を倒しても半数は戦死しますよ」
「もう時間がない」
「どういうことですか?」
ヴァン、イグナーツは暴徒と化した兵士達を必死に制御していた。だがもはやその努力が無になるときが近い。もう抑えきれないのだ。
発端となった民兵の暴走は合流した後にテレーゼ率いるファーヴニル隊にも波及し、 怒り、復讐、十年間侵略者たるスヴァルトに重ねなれた屈辱が一気に噴出した。
何せ手が届かなかった怨敵が目の上の高さまで曳きずり落とされたのだ、手の届く距離まで降りた希望を餓鬼のように貪る戦士達、だがその猶予が有限であるとヴァンは理解していた。
「先ほどの爆発……」
「ええ、敵側の混乱のせいでしょう、恐らくはムスペルの炎、それを間違って……」
「何ディース、響いたと思います」
「えっ……」
「そして今も燃え上がる炎、どのくらいの距離から視認できます、この吹雪の中でも!!」
兵の暴走をヴァンは止めようとしなかった、犠牲が出ることも理解していた、突撃の先頭に立つのは彼が愛し、守ろうとしたテレーゼお嬢様なのだ、彼女はどんな訴えにも耳を貸さず、一番槍を買って出た。
むしろヴァンを指揮官という立場を言い訳に、後方に下げさせたぐらいなのだ。
愛しい者を危険からは離れさせたいのはヴァンも、テレーゼも同じ、テレーゼがずっと前より感じてきたその好意を、ヴァンはそのようやく気付き始めていた。
ただそれを形にする方法は知らない。
「スヴァルトにとってウラジミール公は神にも等しい存在、アールヴ人中心の法王軍はともかく、リューリク公家軍や貴族連合軍は神の危機にすぐにでも援軍を送ってよこすでしょう……」
「まさか……」
「私の予想では後三十分ほどで援軍が来ます、そうなれば……今度こそ数の暴力で握りつぶされます、この乱戦状態では陣形も組めない」
最悪の事態を予想し、ヴァンがおののく、彼は間違っていた。あるいは敵を過大評価していた。
リューリク公家軍の主力はバルムンクの陣に斬りこみ、すぐには本陣に戻れないほど距離が離れていた、そして貴族連合軍はもっと悪い、ブリギッテ竜司祭長らの防御陣地を攻略できないことに業を煮やし、全戦力を前面に投入していた。
我らが父、ウラジミール公の危機に気付いてもいない。
だが一つだけすぐにでも援軍を送れる軍があった。
友軍が死闘を続ける中、戦力を温存していた、卑劣なる司令官グスタフの法王軍、だがグスタフの意志がどうあれ、現場の人間の思考はまた別物であった。
我らが父の危機に間髪入れて支援を決めた一人のスヴァルト人がいる。彼の名はセルゲイ・レフ・ルントフスキーと言った。
「側面より数百の騎兵連隊を確認、これは……法王軍!!」
「敵の援軍だと!!」
「早すぎる……しかも法王軍、スヴァルトの奴隷と化したアールヴ人の軍がここまで迅速に動くとは」
早すぎる、あまりにも早すぎる敵援軍の到来……それに顔面を蒼白にするイグナーツ、だがそれに対し、ヴァンはもう既に覚悟を決めていた。
「再び前線にでます、もはや我がロスヴァイセ連合軍に統制された戦闘は無理でしょう、指揮官は必要ない、ここからはどちらかが全滅するまでの消耗戦です」
「垂らされた蜘蛛の糸が再び遠のこうとしているのか、いや、希望が無残にも踏みにじられたこの絶望はこの十年、何度も味わってきた。度重ねた貴族への反乱、徒労と分かっていても剣を掲げた同胞たち、そんな無気力な日々とはもうたくさんだ、ヴァン、私も続こう、この手に勝利を……さもなくば栄光ある敗北を!!」
ヴァンとイグナーツが出陣する。同刻、彼らが先の戦いで撃破したレオニード伯が狂乱し、彼らが守ろうとしたライプツィヒ市を焼き討ちにしていることを彼らは知らない。
帰る場所を既になくしていることを彼らは未だ知らなかった。
彼らは戦う、さらなる絶望を受けるために、破滅は目の前まで見えていた。
*****
南部戦線より中央戦線・リューリク公家本陣より南―――
「見えたぞ、リューリク公家の本陣だ、まだ陥落してはいない、間に合った!!」
リューリク公家の本陣より南、数百の騎兵が援軍に向かおうとしていた、騎兵らの指揮官の名はセルゲイ・レフ・ルントフスキー(レフは父親が騎士階級出身の意味)である。
彼は本来、分割した法王軍のもう一方の指揮をグスタフに任されていたが、スヴァルト人にとっての我らが父の危機に対し、即座に貴重な騎兵戦力を割き、それを率いて援軍に赴いた。
現在、法王軍主力の指揮は法王シュタイナーが取っている。彼は凡庸な指揮官であるともっぱらの噂だったが、セルゲイはそのことを考慮しなかった。
「セルゲイ竜司祭長、リューリク公家の兵士も本陣に戻りつつあります、我々はしばしの戦闘の後、戻りましょう、場合によってはグスタフ竜司教に任務放棄と見なされます」
「馬鹿を申すな、我らが父の生存は全てに優先する、グスタフ卿とてスヴァルト人、あの場にいても私と同じ判断を下すだろう」
セルゲイの独断専行に部下の騎兵将校が遠慮がちに苦言を遇する、セルゲイが指揮する騎兵らは侵略者スヴァルト人に虐げられしアールヴ人なのだ、本来ならばスヴァルト人の王、ウラジミール公の生命など知ったことではない、だが彼らは上官たるスヴァルト人のセルゲイに逆らえなかった。
それはスヴァルト人特有の上位の者に忠実であることが美徳とされる主義からでは決してない、彼らは自由を尊び、故に信念無きアールヴ人、上官との無用な衝突を避けただけである。
その事なかれ主義をセルゲイは軽蔑する。
(ふん、臆病なアールヴ人か、上官に逆らう反骨心も、忠実であろうとする気概もない、シャルロッテよ、お前にはああ言ったが、人種間の溝は深い、階級の頂点に位置する戦士としての素質ではアールヴ人はスヴァルト人に遠く及ばない、やはりアールヴ人は我らスヴァルト人に管理される必要がある)
セルゲイは己が高揚を感じ取っていた、何を言おうと彼は根っこの所ではスヴァルト人なのだ、アールヴ人が作り出した神官職は性に合わない。
彼は竜司祭長である前にスヴァルトの騎士、王たるウラジミール公を守るべくアールヴ人の反徒と戦う、それはほとんど伝承にしかない最高の栄誉である。
セルゲイは自身の上官たるグスタフとウラジミール公に横たわる因縁を知らない、それを察する能力もなかった。
その場にいればグスタフはウラジミール公に援軍など送らなかったであろう、セルゲイは上官の思惑から一脱した行為をしている自覚がまるでなかった。
「敵が見え、あれは……あの蒼い髪はテレーゼ・ヴォルテール!!」
セルゲイは歓喜した、彼自身とバルムンクに渡る因縁、それを清算する機会を彼らが神、不死王シグムンドは与えたのである。
「不死王よ、私は貴方の恩寵に感謝します、我が亡き主君、ミハエル・アレクサンドル・ムラヴィヨフ伯爵閣下に屈辱を与えしあの者を裁く機会を与えてくださるとは……私は剣でもって応えようではないですか!!」
バルムンクがその名を知らしめたリューネブルク市での蜂起、それによって失われしセルゲイの主君、あの時よりバルムンクとの彼との因縁は始まったのだ。
騎兵らは真っ直ぐとロスヴァイセ連合軍の側面に突撃していった。セルゲイ個人の正義を遂行するために……。




