兵士の死に場所はベッドの上だ
エルベ河・スヴァルト軍水軍・旗船アレクサンドル・スヴァルトside―――
「敵船団、矢の有効射程距離に入ります」
「よし、漕ぎ手の神官兵以外の乗組員を甲板に集めろ」
「はっ!!」
スヴァルト水軍の甲板に褐色の偉丈夫が並び立つ。
本来、神官兵が整列するはずのそこにはリューネブルク市から敗走したミハエル伯の元部下、ムラヴィヨフ家の私兵団が揃っていた。
砦の司令官とは命令系統を別とする彼らは無理を言って戦列に加わり、慣れない水上戦闘に参戦した。
その胸にあるのは主君の仇を討ちたいと言う精神。
貴族主義を貫くスヴァルトにとって主君を守れなかった事実は大きな罪なのだ……もはや彼らに他の道はない。
命を捨てて仇を討つか、あるいは一生を不忠者として蔑まれながら生きるか。 命を軽視するその思想はスヴァルト故の残酷さであった。
「全従者に告ぐ。主君の無念を晴らす時が来た。各員は全身全霊をかけて自己の責務を果たし、名誉ある戦死でもって伯爵閣下の恩顧に報いるのだ。我らが恐れるものはただ一つ、己の怯懦のみ。己を可愛がる自儘な精神を捨て、大局に殉じるのだ。何、アールヴ共の賄賂にさえ注意すれば必ずや使命を果たせる。あの時の裏切りを思い出せ、毒を飲まされて殺された仲間の涙を思い出せ。世界の終わり、最後の審判の時に誇りを持って現世に帰還しよう、ウッラー、ヴァール!!」
「ウラー、ヴァール!!」
彼らの長、騎士セルゲイの宣言と共に、一斉にマストに黒十字の旗が掲げられる。
彼らが神にも等しく敬うウラジミール公が祝福した聖なる旗である。
これは聖戦なのだ……卑劣なだまし討ちを行ったアールヴに正義の鉄槌を下す祝福されし、黒十字の騎士団。
わずかの間に行われた祈りの後、彼らからはあらゆる思いが消え、残ったのは使命を果たす意志のみだった。
現世への執着を捨て去った三百の精兵が今、連合軍船団に襲い掛かる。
*****
エルベ河・バルムンク連合軍水軍・旗船クリームヒルト―――
「黒十字……船団の戦闘員がスヴァルトに入れ替わっている」
「あれは、あの旗はムラヴィヨフ家。そうか、やはり合流していたのか」
「分かるのか?」
「はい、旗の周りを縁どる刺繍の違いで……」
「そうか、厳しい戦いになるな」
マストから降りたブリギッテ竜司祭長は覚悟を決めていた。
眠たげだった眼ははっきりと見開き、表情にも戦場を生き抜いてきた者特有の凄みが見える。
彼女が初めて経験した戦いは十歳の時、十年前の首都マグデブルク防衛戦である。
あの時、アールヴ……法国軍は内部分裂の果て……混乱しきった官軍はあっさりとスヴァルト軍に防衛線を破られた。
その後に起こったのは紛れもない蛮行。
スヴァルト軍だけではない。
死を目の前にした神官兵は自分よりも弱い民衆に襲い掛かり、自らの恐怖をごまかそうとした。
中にはスヴァルトに媚を売るために金持ちや上官を殺してその首を捧げた者もいた、彼らの消息は香と知れない。
神官兵とはそれほど救いがたい存在なのだ。
それでも彼女が神官兵になったのは今まで学んだことを無駄にしたくなかったのと、父親が神官兵だったから。
醜態の果てに殺された父を、彼女は捨て去ることが出来なかった。
だが……そんな自己保身だけに終始した疲労だけが続く日々ももう終わる。
自己満足だろうが、ヤケを起こしたと言われようが知ったことか。
私は無為に生きるわけではない、無駄に戦う訳ではない。
ただ、今はただ目の前の子供を生き残らせるだけに剣を取る。
「いいかお前ら、戦いのことは考えるな。戦いが終わった後の愉しいことだけ考えろ」
「竜司祭長……」
不安げな配下を見渡し、ブリギッテは先を続ける。
「私は兵士が戦場で死ぬのは馬鹿らしいと考える。兵士の死に場所はベッドの上だ。無駄に体を鍛えたせいで病気にもかからず、怪我もしない。そしてダラダラと生きて家族に迷惑をかけ、そんな自分の図太さに苦笑いしながらいつかポックリ死ぬのが正しい死に方だ。いいか、こんな馬鹿なところで馬鹿な死に方だけはするんじゃないぞ。生き残ってリューネブルクでパーティーをしよう。その時は私が全部、奢ってやる。酒がいいか。肉がいいか。それとも……女がいいか!!」
女……の部分でやや赤面しながら場を盛り上げるブリギッテに、徐々にだが確実に兵士の表情が明るくなっていく。
絶望に満ちたその心を溶かしていく。
「俺は酒がいい!! あの銀の雀亭だっけか。怖くて行けなかったがあそこの酒は絶品らしい。」
「俺はメシだ。腹が破れるくらい肉を食べるぞ!!」
「竜司祭長、踊ってくださいよ。裸で……約束してくれるんだったら俺はスヴァルトに勝ちます」
「裸は駄目だ。せめてホーズ(靴下)を履かせろ」
半ば現実を見ることを止めた彼らから一歩離れてヴァンはいつもの無表情のまま佇んでいた。
彼もまた覚悟を決めていた。
今までの余計な感情を捨ててただ一つの刃となる。
その完成が近いことを予感していた……ただし、それはブリギッテの覚悟とは真逆のものであったのだが。
「半分も生き残ればいいですね。船が制圧されても泳げばなんとか助かるでしょう。精一杯に戦った者にまでリヒテル様は罰を与えない」
「そんな心配など捨ててしまえ。私の悩みは奴らの豪遊のせいで借金地獄に陥る自分の進退だ。ヴァン、お前の悩みはなんだ?」
いつの間にか神官兵は持ち場に着き、戦闘の開始を待っていた。
ブリギッテは件の子供……ヴァンと相対し、真意を問いただす。
あのリヒテルに洗脳された彼が捨て鉢な行動を取らないか心配だったのだ。
「私の悩みはただ一つ……ですがそれは言いたくありません」
「女か、あのテレーゼ姫をどう口説こうかと悩んでいるのか?」
「テレーゼ様にはいつもよくしていただいています。これ以上その関係が良くなることも悪くなることもない」
「では、あのアマーリアとかいう愛人か?」
「いえ、もっと、差し迫ったことです。申し訳ありませんがお答えすることはできません……いえ、この戦いが終わったらお話ししましょう」
その頑な態度に無理強いはしない方がいいと考えたブリギッテは引き下がることにした。
甲板の最前列に立ち、船団の指揮を取る。
彼女は気づかなかった、ヴァンの瞳の鈍い輝きに……。
あらゆる光を飲み込み膨れ上がる漆黒を超えた混沌たる輝きは、ただ黙って目前の敵を見据えていた。
*****
エルベ河・スヴァルト軍水軍・旗船アレクサンドル・船内・スヴァルトに使役される神官兵side―――
「なぜ、ガレー船の漕ぎ手に……本当ならば俺ら神官兵が戦闘員になるはずだったのに」
「貴族の我儘だろう。くそっ、せっかく内通してもこれじゃあ……」
「声が大きい!!」
本来、水軍を指揮するはずだったハノーヴァー砦に駐屯していた神官兵二百人は、ガレー船の漕ぎ手として参戦していた。
実の所、彼らが連合軍と内通して八百長を画策したことはスヴァルト側にばれている。
ただし、それを見抜いたグスタフの意向からその裏切りは砦の司令官ボリス侯爵とグスタフしか知らない……他者には知らせていない。
裏切り者を即座に始末するリヒテルに対し、グスタフはその事実を有効活用できる時まで切り札として取っておく考えなのだ。
ただし、彼らは八百長を行わないよう船底に閉じこめられている。
表向きはムラヴィヨフ家の我儘を受けた形で……裏切りが気づかれなかったと信じたまま。
神官兵は直接戦闘に参加しないため安全に見えるが、防備を理由に船底には遮光窓以外に外部に繋がる穴がなく、外の様子は伺えない。
船が沈没の危機に陥ってもそれに気づかずスヴァルトと運命を共にするだろう。
「こうなったら、決着が早くつくのを祈るしかないな。攻め手の連合軍が早期敗退する可能性は少ない。だったらスヴァルトの守備隊があっさりやられることを……」
「いや、それはない」
「なんだ、何か知っているのか?」
平然と友軍の敗北を望む彼はどこか怯えるような仲間の様子に訝しむ。
「例えスヴァルトが劣勢に陥っても、ボリス侯爵があれを使えば連合軍は壊滅する」
*****
エルベ河・バルムンク連合軍水軍・旗船クリームヒルト―――
「戦闘開始だ、プロージット!!」
ブリギッテ率いる腐敗神官の軍はそれほど練度が高い訳ではない。
さすがに難民崩れの飢狼軍よりはマシだが、バルムンクのファーヴニルと比べると経験はともかく、勇猛さに関しては大いに劣るし、何より真面目さが足りない。
だが、こういった人間ほどいざ保身のためとなると、ものすごい力を発揮するのだ。
逃れようのない生命の危機に対し、堕落した竜司祭長は実力以上の能力を顕現させていた。
「敵は横列を維持して突進してくるぞ。こちらは本船「クリームヒルト」を先頭に紡錘陣形を取る」
ブリギッテは水上戦に不慣れなスヴァルト軍は接舷し、白兵戦でもって勝負を決めるつもりだと推察していた。
横列で近づくスヴァルト軍に対し、先頭が突きでる形の紡錘陣形を取れば先頭の船は集中攻撃の的となる。
しかし的となる「クリームヒルト」は他の船より一回り大きく、一段高い。
他の船と違って〈梯子〉を使わなければ乗り移れないのだ。
逆に攻撃が集中するということは他の船は反撃を受けずに攻撃できるということであり、旗船クリームヒルが耐えている限り、連合軍の船はスヴァルト軍の船を遠距離から一方的に攻撃できる。
そこにブリギッテは勝機を見出した。
「絶対に乗り移らせるな、白兵戦に持ち込まれたらスヴァルトに必ず負ける。どんな手段を使っても河に叩き落すんだ。この水温だ、落ちれば凍えて再び浮き上がることはできない」
「火矢、来ます!!」
「よし、一班、二班は指示通りの陣形を組み、盾を構えろ。三班は消火の準備!!」
まるで雨のように降り注ぐ火矢が先頭を行くクリームヒルトに突き刺さる。
木造船を焼き尽くすその炎に抗うべく乗組員が必死の消火活動を開始した。
「水ではなく、砂で消すんだ。根元を断つように、火の元から断つんだ!!」
「砂ですか……?」
一人、待機を命じられたヴァンは思い浮かんだ疑問を口に出した。火を消すのは水である。
幸い、ここは河。水には不自由しない、逆に砂は有限な物資なのである。
「ムスペルの炎を知っているか?」
「はい、水では消えない炎を生み出す我が軍の切り札です。それが何か……」
何気ない仕草でブリギッテはヴァンの問いに答えた。
本来なら指揮に忙しくそんな暇はない。
ヴァン自身、答えを願ってはいなかったのだが、もしかすると、ブリギッテは何げない仕草を行うことで、平常心を保とうとしたのかもしれない。
「我が軍の切り札、ムスペルの炎だが、敵も必ず使ってくる」
「まさか……」
「あれは切り札だが、しょせん金さえあれば作れる道具だ。私たちが用意できたんだ、スヴァルトが用意できないはずがない」
ブリギッテが断言した瞬間、陶器が砕ける音と共に、甲板の左端にいた兵士が炎に包まれる。
のたうち回り、体を締め付ける炎を消そうとするが、炎はまるで蛇のように彼に絡みつき、決して離れない。
狂乱のダンスを踊った挙句、手すりを乗り越えて彼は河に落ち、断末魔の表情を浮かべたまま、漂い、流されていく。
炎は消えず、その体を抱きしめながら……
「炎が消えない……」
「ムスペルの炎だ、やってくれる。反撃だ、こっちも打ち込んでやれ!!」
ブリギッテの怒号はそれなりに配下の混乱をなだめる効果があった。
神官兵は盾で己を火矢から守りつつ、バリスタの矢を発射した。
先端にはムスペルの炎、先の攻撃に対する意趣返しである。
「先頭の船に着弾、炎上を確認!!」
「よっしゃあぁぁぁ!!」
旗船クリームヒルトに最も近かった船が炎上する。
必死に水をかけて消火しようとするスヴァルト兵が遠目に見えたが、炎は勢いを弱めない。
次第に甲板は紅く染まり、燃え上がる兵士が河に落ちていく。
スラムでの戦いで彼らはムスペルの炎を使ってこなかった。
あれから一月しかたっていない。
恐らく、末端の兵士はムスペルの炎の特質を理解していない……対応策が分からないのだろう。
「延焼するぞ!!」
「ロープを切れ……あの船を切り捨てる!!」
炎上した船は足を引っ張る。
かの船はただ一人、河を漂い、クリームヒルトの横を通り過ぎていく。
どうやら、互いを縛るロープを斬り、他の船に延焼するのを防いだようだ。
スヴァルト軍はロープで船を繋ぐ愚策に遅まきながら気付いたらしい。
恐らく、この先は単純な横列を捨てて臨機応変に立ち回っていくだろう……ここからが本当の勝負である。
「一班は盾を構えたままでいい。二班は得物をフォーク(先端がU字型になった槍)に持ち替えろ。このクリームヒルトに乗り移るには梯子を使わなくてはならない。かけられた梯子をひっくり返せ。それでも昇ってくる奴は突いて河に叩き落せ」
「前進が止まらない、あいつら、何を!!」
ブリギッテの命令を邪魔するように一人の兵士が後方を指さして奇声を上げた。
命令を無視された形の彼女は苛立たしげに振り向く。
いつの間にかあの炎上した船が後方に流されていた。
甲板には一人の兵士が屹立しており、その不動の体勢を見て、ブリギッテの胃が数度温度を下げる。
「前進速度止まりません、ああ、突っ込んだ。〈ヴィルヘルム〉延焼!!」
かの船は勢いを止めず、そのまま後方にいた連合軍の船「ヴィルヘルム」に特攻した。
火だるまになった船である、突入された方も無事では済まない。
猛烈な炎は延焼した船をも焼き尽くし、今度は連合軍の神官兵が燃え上がりながら河に落ちていく。
「……狂ってやがる。相討ちに持ち込んだのか」
「おい、俺らは何と戦っているんだ……」
「怯えるな、怯えれば私達もああなるぞ。反撃……反撃するんだ!!」
恐怖が狂乱に結びつき、ブリギッテが率いる神官兵らははまさしく死にもの狂いの反撃に出た。
班に分かれた命令系統が吹っ飛ぶ。
盾班も、消火班もほぼ全員が得物をクロス・ボウに代えた。
顔面を蒼白して、矢を番え、息を切らしながら放つ。
狙いも何もない、滅茶苦茶なものだったが、最低限の指揮はブリギッテが取っており、無駄射ちしても余りあるほどの矢の在庫がある。
ヴァンは一カ月間戦闘が続いた場合を考えて在庫を用意していたのだ。
ロープを斬り、バラバラに襲い掛かるスヴァルト側は攻めあぐねているようであった。
大型の旗船クリームヒルトはその分、物資も人員も豊富なのだ。
スヴァルト船団の集中攻撃を受けながらも、まるで手負いの狼のように激烈な反撃を繰り返す。
近づいた船は忽ち、ハリネズミとなり、這う這うの体で後退する。
反撃は先頭のクリームヒルとだけではない。
紡錘陣形の後列、十隻近い船団がクリームヒルトに近づく船を狙い撃ちにしているのだ。
ブリギッテの策が功を奏し始めた……まるで一つの生き物のように連携するバルムンク側に対し、スヴァルトは数の多さを生かしきれていない。
「このまま距離を保って矢戦を続けろ」
「分かりました!!」
「陸軍が内壁を突破するか、あるいは夜が来るか」
ブリギッテが蒼ざめた唇で呟いた。
激烈な反撃……しかしそれが無茶であり、長く持たないことを彼女は理解していたのだ。
人間である以上、必ず、体力の限界が来る。
そうなれば……犠牲を問わないスヴァルトに押し切られる。
それを防ぐには夜が来て戦闘が中止になるか、あるいはハノーヴァー砦の内壁が突破されて本城の危機に陥ったスヴァルトが自発的に撤退するか。
どちらも運まかせ、他人頼みだったが、それを恥と思う余裕はもうなかった。 生き残ることで精一杯、勝利など、遥か彼方のことであった。
だが無情にも、勝利の女神は自らを賛美しない怠け者には微笑まない。
鈍い振動とともに、先頭の操舵手が悲鳴を上げる。
「舵が利きません、何かひっかかりました!!」
「座礁したのか、馬鹿な……水中に仕掛けられた罠は全て取り除いたはずだ!!」
内通した時に、ブリギッテは河に仕掛けられた丸太やら鎖やらの罠を全て知らされており、当然、戦闘前に取り去っていた。
勿論、岩などの自然の障害物もあらかじめ調べており、平時には多くの商船が通るこのエルベ河に岩などの自然な障害物はない。
だが、スヴァルトの狂気は再び彼女の常識を裏切る。
「水中だ……」
「なんだヴァン、何を言っているんだ?」
「敵が水中にいる!!」
*****
エルベ河・スヴァルト軍水軍・旗船アレクサンドル・スヴァルトside―――
「敵の旗船を拘束しました」
「よし、投石器を用意……打ち込んでやれ!!」
「はっ!!」
スヴァルトの旗船「アレクサンドル」の甲板にて司令官である騎士セルゲイが威厳を漂わせて号令を発した。
彼は志願兵を用いて水中からの攻撃を命令したのである。
鎖を持った数名の兵士が水中から近づき、舵にそれを巻きつけたのだ。
鎖のもう片方は河底に固く結びつけられており、角度から、船側が引き抜くことは事実上不可能だ。
連合軍船団の度肝を抜いた奇策……だが、危険もまた大きかった。
「水中から攻めた兵士の生存者は……」
「十人中、三名です。やはりこの水温では長く潜っていては命取りになります。鎖を巻きつけたのはコンドラートです」
「奴は確か……」
「はい、毒麦の時に可愛がっていた奴隷女が……」
「そうか、仇を討ったと言うのか」
そう言うとセルゲイは徐に目頭を抑え、自らの表情を隠した。
「ずるいではないか、一人だけ宿願を遂げるとは……」
「セルゲイ様……」
振り向いた騎士セルゲイはいつもの武人らしい峻厳な表情に戻っていた。
「総攻撃開始!! 下賤なるアールヴに不死王の裁きを下せ!!」




