02 愛される妹は国をひっくり返す悪女でしたR2
ーーあらすじ
主人公アリエルは、妹のアリルに騙され、濡れ衣を着せられた末に、断罪されて死んだ。
そのはずだったが、アリエルは過去の世界で目覚める。
全てが元の状況に戻っている事を把握したアリエルは、決意した。
今度こそ、妹のアリルに騙されないと。
ーー人物
〇アリエル・ティアホーブ
主人公。
十六歳。
好きな色 青
好きな事 薬草の研究
〇アリル・ティアホープ
主人公の妹。
十四歳。
好きな色 赤
好きな事 お茶会
〇アラン・ティアホープ
生まれてからすぐに死亡した末の弟。
〇ディスト・ティアホープ
主人公の父親。
三十五歳。
好きな色 青と赤
好きな事 妻とアリルとの散歩
〇メルフィス・ティアホープ
主人公の母親。
三十四歳。
好きな色 全部の色
好きな事 旦那とアリルと過ごす時間
〇レイガス・レイス
主人公の友人。
好きな色 赤と茶色
好きな事 体を動かす事
〇レオン・ネスエ
情報通な男性。
好きな色 緑
好きな事 貯金の記録
〇シァナ・ホムラン
アリエルの婚約相手。
好きな色 赤と紅
好きな事 研究
ーー章構成
〇学園編
00 人質にされる妹
01 不審者が入り込んでいたらしい
02 妹に恨みがあるようだ
03 放置される私
04 才能がない、どうでも良い存在なので
05 集まる人の視線の行く先は
06 不審者暴走
07 様子がおかしい
08 薬の影響で思考が読めないようだ
09 教師が解決してくれたようだ
10 教師も妹にメロメロのようだ
11 怪我をした私
12 上っ面だけの心配はいらない
13 冷めた視線には慣れている
14 保健室へ
15 手当をしていたらひょっこり友人
16 唯一の友人
17 授業に出る私、授業に出ない妹
18 教師からの指名
19 落ちこぼれに期待される醜態
20 嘲笑と視線
21 帰宅してすぐにやる事
22 訓練してもやっぱり伸びない
23 魔法の種類について
24 魔法を極めた者達について
24 貴族と魔法の関係
25 部屋に戻る途中で会いたくない人と出会ってしまった。心境が顔に出た。
26 使用人は皆、妹の味方らしい
27 両親に気に掛けてもらえるのも、妹だけらしい
28 部屋も妹の方が広い
29 プレゼントの量も妹の方が多い
30 昔はこうではなかった。
〇学園襲撃編
00 学校登校
01 情報通が話しかけてきた
02 貴族会の最新の情報
03 貴族のお坊ちゃん共が妹に骨抜きにされているらしい
04 最近の流行は香水らしい
05 一般市民たちの間ではラブロマンスが流行っているらしい
06 ロマンのある結婚生活に憧れているらしい
07 私の結婚事情
08 送りつけられてくるのは手紙(怪文書)の数々
09 離婚できるのならそうしたいけれど
10 情報料を渡して
11 再びの授業回
12 退屈していると変な集団が入ってきた
13 妹の命を狙っているらしい
14 正直妹がどうなってもいいが、巻き込まれる人間が多すぎる
15 襲撃者は妹をつれて学園を離れていくようだ
16 非常に面倒くさいけれど、追いかけるしかない
17 こっそり後をついていく
18 落ちこぼれだけど、知恵を使えば強者にも勝てます
19 妹、私の足を引っ張らないで!
20 友人と婚約者にピンチを助けてもらった
21 婚約者が思ったよりまともな人でびっくりした
22 たまたま通りかかったらしい
23 戦って心配されるのは妹だけ
24 学校帰り、馬車がいつもより厳重な防護装甲で迎えにきた
25 嫌々なら私の事は守らなくても良いです
26 道くさしていたら婚約者と出会った
27 婚約者は事件後なのに、私が出歩いている事に驚いた
28 婚約者は妹の事をよく思っていないらしい
29 婚約者は妹が貴族の社交界でやっている事をよく喋った
30 妹、私の婚約者から「この国で一番危険な女」と言われてしまう
〇結婚生活編
00 卒業式
01 友人に別れの言葉を
02 両親から祝われるのは妹だけ
03 妹の嫁ぎ先が決まっていたようだ
04 相手の評判は私とは雲泥の差らしい
05 荷物整理中…
06 品物少ないのですぐに終わりそうだ
07 お別れ当日だけど誰も見送りはしないようだ
08 随分と遠くまで移動している
09 聞いた場所とは違う
10 別館と言うか、離れというか、お化け屋敷というか
11 使用人が少ない
12 内部の設備がぼろい
13 冷遇されているようだ
14 旦那(※予定)様、実は私の事嫌いなのでは?
15 部屋に隙間風が吹いているようだ
16 入浴するがお風呂に入っているのが冷たい水だ
17 明かりももらえないので真っ暗だ
18 夜になると狼の鳴き声がうるさい
19 それでも眠れる私は神経が図太いのだろうか?
20 翌日、旦那様がやってきた
21 どうか納得がいく説明をしてくださいませんか?
22 驚き、困惑、反省な旦那様
23 どうやら彼は、こちらを冷遇するつもりはないようです
24 妹の間の手がこんな所にまで及んでいたようだ
25 意識を変えていく必要性があるようだ
26 婚約者と共に計画ねりねり
27 とりあえず挨拶から始めよう
28 失敗しても多めに見てみよう、ただし調子に乗らせない程度に
29 使用人たちに有能なところを見せつけよう。
30 そこそこ改善してきただろうか
〇闇組織編
00 眠っていると暗殺者が襲撃してきた
01 一体誰が?
02 犯人の有力候補に妹の名前が挙がる私の家庭はたぶん終わってる
03 目には目を、歯には歯を、闇組織には闇組織を。もっとすごいのを雇おう
04 そういうわけでスラムへ
05 スラムの現状は国の要人が堕落してきている証拠らしい
06 裏路地にある、いかにもな怪しい店に入ってみた
07 お金の力をちらつかせて味方を得てみる
08 契約内容はきちんと確認しないと痛い目を見るので
09 契約成立
10 護衛されてるのに人の気配がまったくしないのは地味に凄いと思う
11 闇組織にも通すべき義という物は存在するらしい
12 闇組織の人間VS闇組織の人間→ファイト!
13 効率を考えたら不得意な分野を自分でやるより、他の人に任せた方が良い気がするので
14 生け捕り。からの情報提供。
15 拷問王って一体どんな事をしたのだろうか?
16 やはり襲撃事件の裏には妹の存在があったらしい
17 夫婦になる者達とは、こういう時相手を思いやるものらしい
18 「人にこういう事を話すのはあなたが初めてよ」なんて言う出来事はなかったのですみません
〇加護編
00 とりあえず魅了の加護というものについて調べてみよう
01 図書好き貴族におすすめの本を教えてもらった
02 毎日家にこもるのは体によくないらしい
03 新しい趣味というものを探してみてと言われたけれど、何も思いつかないのですが
04 とりあえず体を動かす方向で検討してみた結果、木剣を振り回す事になった
05 次に身に着けたスキルが乗馬というのは乙女的にありなのだろうか?なしなのだろうか?
06 加護というのものは大昔の神話が結構関係しているらしい
07 差し入れの料理を自分で作りたいからって、旦那様であるあなたが作る必要はないのでは?
08 いずれ離婚する事にどうお思いでしょうか?
09 この時間は、ただの契約結婚生活に過ぎない
〇同盟編
00 アポなしでいきなり王子がやってくるなんて事、普通ある?
01 王子は言った。手を組まないか。
02 旦那様は言った。まずはわけを話してください、と。
03 王子は私の妹を警戒しているらしい
04 無能の第八王子?そんな存在がいたような?聞いたような?
05 影が薄いのは承知しているが、そこまでだろうかと王子は落ち込んだ
06 王様が不治の病におかされているらしいけれど、国的には助かっているのでは?
07 腐っても家族という感覚が私には分かりません
08 要人を片っ端から堕落させてしまう妹を、とにかく排除したくて仕方がないらしい
09 手を差しだしたら友好的だと思うんですか?もちろん敵対の意思はないですが
10 ええ、よくひねくれ者だと言われます
11 王家と接点を持つと特殊な連絡方法が使えるようになるらしい
〇隣国編
00 あの妹がやらかしたようで
01 隣国のメロメロにされた馬鹿が操られているらしい
02 我が国に立ち入らないでください。といって聞き入れるようならそもそも見える所まで近づいてこない
03 空気がとてもピりついていて、静電気でも火が起こせそうですね。戦いの。
04 うっかり者はどの時代にもいるらしい。開戦しました。
05 敵国兵乱舞
06 遊撃として戦場を走り回る事になるとは思ってもみませんでした(白目)
07 接吻一つで、やる気を出す魔法にかかったらしいので、旦那様の魔法(調子)は絶好調のようです
08 いけない兵士はしまっちゃいましょうね。永遠に。
09 残りの方々はトラウマを持ち帰ってください
10 妹の尻拭いをするのが姉というものなのだろうか。そうであっても、私は御免である
11 妹と戦場で再会した
12 可愛いから敵対できない?何でもいいからさっさとあの人捕まえてください
〇断罪編
00 取り繕う必要がないので、明らかになった。そう、それがアリルの裏の顔。
01 断罪劇は広場で行わせていただきます。前世と同じ場所です。ただし役者は違いますが
02 笑う者と叫ぶ者と石を投げる者
03 欠けて正常と言えるように
〇結婚式編
00 離婚手続きが完了しました
01 結婚もやっちゃいましょうね
02 国を救った英雄とも言えなくもないので、簡素な式は認められないようです
03 国の中の雰囲気が浮ついている
04 一度目の結婚式はしてなかったので、離婚はカウントしていても、実質これがファーストです