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第七話一人目

「おまえ、、、もしかしてどんなのか?」


ハルトは恐る恐る鈍に尋ねる。


いや絶対違う、、、俺の知ってるドンは下ネタなど一切言わないしいつもクールで俺たちを敵から守ってくれていた男だ、、、平和な世界に転生したからと言ってここまでアホになってるわけが、、、


「なっ、おまえもしかしてはるとか!?」


くそっ!! なんでなんだ!! 


「おまえ、、かわったな」


「はっ、おにいちゃんに教えてもらったんだ。幼稚園では下ネタを言ってる方が友達ができるって!!」


こいつ、、、真に受けすぎてる、、、


「ていうかなんできづいたんだ?」


「いや、なまえがどんだったし、、、いちおうきいてみようと、、、」


「まあいいか、おまえもいっしょにうんこっていってともだちふやそーぜ!!」


こいつは偽物だっ!! 本物のドンを返してくれ!!




遠くから見ている大人視点


「あら、もうあの子達仲良さそうに一緒に遊んでるわ」


「あらぁ、かわいいわぁ」






とりあえず俺も友達を作ろう、、、そのためにはこの下ネタばっか言ってるこいつと離れないと、、、


「おれちょっとといれいってくる」


「おう。はやくもどってこいよ」


よし、、、とりあえず離れられた。ここで今友達を作ろう、、、まずはあいつだ!!


「ね、ねぇ。いっしょにあそ、、」


「カァァ、ペッ!!」


なんだこいつ!? 出会い頭にたんかけてきやがった、、、 こいつほんとに幼稚園児か、、、? 中身ジジイなんじゃねぇか?

まあいい、、、気を取り直して違うやつ、、


「ねえ! ともだちに、、」


「え? しょたいめんですよね? つうほうしますよ?」


くそっ!! ここの幼稚園何かがおかしい!!


その後も何度か友達になることを試みたハルトだったが、全員、完敗に終わった。




くそっ!! なぜだ!! なぜみんなこんなにクソみたいな性格なんだ!! まあいい、、、一旦部屋に戻ろう、、、


ガラガラ


「イェーイ!! うんこ!!」


「うんこ!!」


「うんこぉぉ!!」


なんだ、、、これは、、、


部屋に戻るとさっきハルトの誘いを断った人たちがドンの元でうんこコールをしていた。


俺も、うんこって言おう、、、、


その日の入園式ではなぜか名前を呼ばれた後の返事がうんこだったようだ。

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