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自殺する前に読んでほしい

作者: 川西 乃玲里

自分が死んだら、自分という存在が消えてしまったら当然楽しかった思い出も悲しかった出来事も全て忘れてしまうのだろう。そう考えると寂しくなり悲しくなる。生きるって何だろう。私は死後の世界があると仮定してその死後の時間は今生きている時間より何倍も何十倍も長いのだと考えている。そう考えると生きている時間はとても少ないのだと思う。だから私は生きている時間をより大切に過ごしていきたいと思う。もし自殺をしたいと思ったらこのことを思い出して欲しい。

限られた時間の中でいかに生きていることを楽しめるかが大切なのだ。私は生きていることを自分自身の物語だと考え、その物語を読むことができるのは自分だけで時間が進みながら読める。その物語を読み返したくなったらそこを思い出してみたりするだけで物語を進めることができる。ただし物語を進めると選択を間違えてしまったときに書き直しはできないが、どうしてそうなったのか考え、より楽しめるようにするために物語を進めるヒントとして現れ、間違えた後の続きの話に繋がっていくのだと思う。けれど私は辛いことのない事がイコール幸せだとは思わない。つまり辛いことイコール不幸だとは思わない。楽しいというのは喜びも悲しみもあってたった1人の読者(自分自身)をいかに満足させられるかなのだと思う。私は私に与えられた設定の中でいかにたった1人の読者を楽しませることができる物語を作っていくのかが人生だと考えている。

私はこのことから生きているということがどれほど尊いか、どれほど貴重なのかを知って理解して貰いたい。私は命を与えられた生き物全てに生きている時間を大切にしてほしいと願っている。


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