表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集  作者: 空束 縋
8/13

ロボット









 僕は本当に人間だろうか

 人間として生きて良いんだろうか



 本当はポンコツ人型ロボットで

 ずっと修理もしないから

 関節は錆びてミシミシいうし

 頭脳プログラムはバグだらけ


 瞳のレンズは曇って歪み

 身体を巡るオイルも濁り

 成長してると見せかけて

 ただ ただ 朽ちているんじゃないか



 手術なんて したことないし

 体内を見たことは無いから

 臓器があるかも わからない


 どくん どくん と鳴っている

 僕の胸の この音は

 ハートの形のスピーカーが

 吐き出しているのかも知れない



 ネジが外れて

 どんどん軋んで

 そのうち倒れて 止まるのかもな


 それは死だと言えるのだろうか

 ロボットにも死は訪れるだろうか









.

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ