第4回
快適な空の旅を楽しんでいた
飲み物でも頼むかメニュー、メニューはどこだ
ピコ
??
つよさをみる
もちもの
???
その他
何だ?あったあった飲み物のメニュー!頭に浮かんだそれは消えていた。
疲れているのかな飲み物飲んだら少し休もう
ん?何だか騒がしいなこれも夢か
悲鳴と叫び声だ!夢じゃない
周りの座席の人達も何事かとさまざまな言葉で声にだしている。
「何かあったのか、いや、何かとんでもないことがおこっているな」
金持ちそうな紳士が若いCAに尋ねる
「は、はい、それが・・」
口ごもる。
「はっきりしないか」
「・・」
「落ちつきましょう、彼女も困っている」
「しかし、あの叫び声はおかしいぞそれに聞き慣れない言葉を話している」
さすがにファーストクラスに乗るような人はそれなりに博識のようだ。
「そうですね。とある少数民族が使う言葉を使っていますね」
「お、お客様彼らが何を言っているかわかるのですか?」
「ええわかりますよ、あと言葉がわかるだけで彼らの仲間とかではないですからね自分は」
「ええ、存じ上げてます日本のサッカー代表の」
「そうです。語学にいささか自信がありまして珍しい言葉ですが、たまたま知っていました。」
どうやらファーストクラスの方々は落ちついたようだ。しかし落ちついている場合でもない。
他の乗客が俺に何か尋ねる前に移動せねばまた混乱するだろう。
「お姉さん、責任者の方と直ぐに話さなせてください彼らは仲間同士で主張が違っている」
「わ、わかりました。こちらへ」
機内通話をつなげてくれたようだ
「どうぞ、機長から管制の責任者の方へ話していただいたので」
「ありがとう」
「はじめまして責任者の方ですね」
「ああ、そうだタジムだ」
「彼らの要求ですが」
「ああ、テロリストの仲間の解放だろう、それ以外があるとは本当なのか?」
「ええ、自分達の近くの者はどうやら違う目的のようです。そちらが聞いた者達はハイジャック目的のようだが彼らはハイジャック目的のやつらを始末し自分たちも死ぬ気のようだ。大声で話してもハイジャック仲間にすらわからない言葉だと確信があるみたいだ。」
「では、交渉の引き延ばし等は」
「ああ、ハイジャック犯には有効でも彼らには意味がないむしろそのすきに始末してこの飛行機ごと死ぬつもりだろうから、まだ誰も殺されてないみたいだがどうせ誰も助からないだろうからと行動してもおかしくはないしハイジャック犯達にまだ疑われないようにしてるだけだ」
隣でCAは青ざめている。だがこれは現実だハイジャック犯はもとより仲間のふりをしている彼らこそどうにかせねば誰も助からない
「今のところ誰も助からなさそうだからって軍隊に撃墜とか要請したりしないでくださいよ」
冗談めかして言ってみた。
「も、もちろんだ最善をつくすつもりだが・・」
「彼らと話してみましょうか?あと武器とかってあります?テロリストは武器持ってたんでしょ空港でも手引きしたものがいないと無理ですよね?そちらの方でも動いてます?」
「ああ、帰宅したものとあからさまに怪しいが消えた者もいた。武器は実はある機長に出させようだがばれたら大変だぞ」
「すみません武器は聞いてみただけです。平和な日本育ちの自分が使えるわけないでしょう」
「そうか、危険だぞ本当にやるのか?」
「何もしなければ皆助かる見込み0ですよ、大丈夫です。何かあっても自己責任です。録音とかしておけば後々問題にもならんでしょ」
「よく、そんな事言えるなサッカー選手とは思えないよ」
さて、やってみるか