「第九十九話」えちちコンロ点火!!(3/10)
百合乱暴ならぬ、
連日の薔薇乱暴というものによって、
もはや、俺ちゃんは限界であった…………
ルーのやつと同衾するのは、昨日のこれで斯くして、三回目であった。
しかして、そこで関係性の破綻によるハード・ランディング、というのは、まあ俺ちゃんの望むところでは、ない。
簡単な話だ……
代替物を用意し、それをクッションというか、
身代わり……にさせてやるのである。
物流会社の倉庫と配送センターがすぐ近くにあるので、
即日で届くときもある……
エクストリーム便。これのおかげだ。
四連装型・外付けハードディスク・ドライブ。
それがぱんっぱんになるまで、動画だったりHTMLを突っ込みまくる。
オペレーション・コード、“禁じられた果実”……
それの始まりだ。
性別不明娘?の性徴を促そう。ということであった。
突っ込んだモノの内容とは?
おおまかに、ぶっちゃけよう…………
ヱ口動画である。画像もある。
この俺が厳選したうふーんあはーんな動画とそれらをたっぷり突っ込んでおいたのだ
はてさて、どうなるか?
結果はいわずともがな、でありますよ。
はたして、ルーの前でのつかいかたの実演の場で、
俺は、一席、ぶっこんでみることとした。
メディアプレイヤーの連続再生をオンにするだけで果たして肉色の淫的パライゾになるのであるし、
はたや画像閲覧ビューアのスライドショーをオンにするだけでも、以下同文。
さあさあさあ、おんなのこのうっふんあっはんですよ。
いいだろう? いいだろう?! これはよいものだろう?!!
そう頷いてくれよ……たのむから…………
「わっ、ぁっ、ゎっ、ゎっ………、、、、……、、/////////」
「/////////////////」
ルーの奴には、効果てきめん?
というやつなのか、どうなのか…………はてさて、
「……鏡、が、ほしい、かな////」
即座に、ポッケに突っ込んでおいたは良いが、
長らくつかわずじまいになっていた、
ポケットサイズの手鏡を、手渡してやった。
……──脈はあったようで、なによりだ……──
「そ、それから…////////…はぅ……//////////」
「あ、あの、これ、って……/////////」
そうだな? 言い忘れていた……いまこうして渡した、このプレゼントボックスの中身を。
areですよ?
日本で一番有名なシリコンちくわのひとつである。(nantaraエッグ、であるために形状がタマゴである、という突込みは野暮とする)
「えぇっと、その、ぁ、の/////////」
なんだ?? 高級ホールをご所望か???
高すぎるから却下なのだよ。今のところはな……
おまえにゃ高級ホールははやすぎるっちゅーねん!
「…………ちょっと、そとでまってて、ね…………//////////
」
そうして、俺はいったん、退室させられた……
……たっぷり二十分が経った。
あ、ドアが開いた。
「………………///////////////」
なんかお前、匂うぞ。
「! ぁ、ゎ、っ、/////////……」
「……ゆ、ユータのバカーぁっ!!//////////」
ぺこんぺこんと俺の胸板を叩くルーのおててはやわらかかった、とだけ言っておこう。
その日は、ひさしぶりに、俺は自宅の自室の寝床で、静かな夜を、過ごせた…………
(作戦、成功!)
俺ちゃん、さえてるーーゥっ!!!