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9(9/9)-発明ちゃれんじ!後編-

###28




 プラセメントでの接着性というか、溶着性も持たせられるのか?



……そのあたりは、樹脂の組成をいじれば、なんとでも!



 そんな先程のルーとのやり取りも思い出す。 





「る、ルーのやつにも、いろいろしてあげられる……な……

 そうだ、そういうことだ。そうしよう。そういう方便と、しよう、させてもらおう……うへ、うへへ、うへへへ……」


 



「ユウタっ!」



「うぉっ?!!」




 おっとぉっ?! 俺ちゃんのハート♡が大ピーンチィッ! 






「ど、どどど、どうした、???」



「きょう、ボク、大活躍でしたねっ?」



「あ、ああ、そうだな……」




 

「きょうまで思いつけて、実現できたものだけでも……

 たくさんありましたね……



 なにより、

 帯魔化のための、ホビー用小型魔導実装機。

 これが作れたから、もうボクは、縛ってくるものがありませんっ!


 それからビー玉と、おはじきのこと。

 これは、とっても、とっても、な、大発見でしたっ!

 これの安定供給があれば、

 ボクの世界のアリスティリゥも、ユウタの世界みたいな、

 高度情報社会、それに届くはずなのですっ。」


 


「そ、そうか…」

 



「出来事がたくさんありすぎて、ボク、のぼせちゃったよぅ。」




 だろうな……って、




「へとへとになりました……ぅぅうっ……」




 って、おい。




「 鼻血がでとるぞ!? 」







 あぅ?



…あ、本当だ。




「まぁあったく!



 

 とりあえず、ティッシュ箱から大量に、紙をふんだくって……




「とりあえず、紙はまだあるからな。」



「あ、ありがとうございますっ



 ユウタは、優しいな……

 大好きですっ」





「お、おまえな~…」



 とりあえず、服にちらばって付いた、血だとかを、ごしごしと拭いていってやる……




「あ、あぅ、あぅ……/////」




「まぁったく……」





………、、、、。。



 



「そのあぐらの、膝の上に、すわらせてくださいっ。」




「あ、え、あ、ああ……?」




 ルーはにこり、と微笑むと、




「お金稼ぎ、いいですよっ」




「え゛っ !? あ、あああ、あああ、あああ……」




……、、、。。。




「よし、わかった……来い。」


「やったっ」





…………





「くわぁ、…………」






 ユウタに、抱きしめられてる……





……






………






「ユウタ、?」




「ねちゃった、のかな……?」




…………





「//////」






 ボクにとって、とってもしあわせな時間っ!/////





いつまでも……続くといいなっ……//////








……………





 がちゃり、




 ひゃぅっ?!




 

「おとうとくん? すこし、頼まれごとをお願いしたいんだが…?


…え゛」



「あにき、ばかおにぃー、わたしの、プ・リ・ン、どこやった?

 なんならあねきの分の牛乳プリンの追加と合わせて、

 買いに行かせてやってあげる刑を、

 くれてやってやってもいいんだぞー?、っ……て……」




 その時、ユウタのお姉さんといもうとさんが、またも現れてしまいました。




「 」「あ……」




「……



 

 ねぼけてんじゃねー! この、クソ兄貴っ!!!!!」



 

「ぐえっぶっ?!!」



 


……な、なんなんだよーっ?!!




「…、ゆぅくん……おとうとくん、流石にその趣味は改めてほしいかな?

 姉としては……

 やはりわたしのことをしっかりと見ていてほしいのでね。

 津々浦々…くまなくすみなく……別け隔てなく……

……そうして…分け入ってほしい……わたしの中に、

 そして……く、く、く、くくく、フフフ……ふふ………」




 あねきも紛らわしいこと言うな!?



「あーも゛ーーーー!!!!

 この家には、ぼけ。しかおらんのか!!!!?」






 そんな感じで、三日目は経っていきました。








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