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4(4/9)-発明ちゃれんじ!後編-

###23






「開発機をつくろう。」



「ほえ?」




「このままじゃ、らちが明かねー。


せめて、キーボードとモニターがある環境を用意しないと、どうにもならん。」



「お、おおー!?」



「俺のお古で…だが、パソコンを与えよう。」



「ほゃっ?!//////」



「だけど、パソコンの方は、セッティングとかが必要だから、また日が明けてからな…


 んで、技術的なこととなると、

 パソコンにはWIFIとかBluetooth経由で情報のやり取りやらをさせるとして、


 魔導ブローチ、これが一つしかないわけだから、うーん、」


 その魔導ブローチとやら?は、

 マルチタスクはできなくはないが、

 複数タブで複数の違うアプリ?を、同時に実行することに、性能的な制約はやはりあるか…



 受け機も加工機もその1個だから、

 ボトルネックになるのもそこかー…



 でもよお、」



 はーぁーい?



「ガラス…ビー玉やらおはじきに、転写するわけやろ。」



うん!そうなのです!



「で、このディスクに焼いたやつでも、

同じかくらいには、機能が込められとるわけやろ?」



はい!もちろんなのです♪



「てぇ、ことはぁ…」


ほぇ?

 


……ビー玉だと、収納やら携帯がしづらい、

おはじきも含めると、、

どのみち、パット見の外観上からは、

複数多数がいっぱい散らかると…


「少なくとも、その魔導のセンスとやらがない、俺ちゃん視点から、なのだが…」


……ネームシールを個別に貼るか、

マジックペンで直接記入するかをしないと、

どれがなにやらわからん!

となる?



「と、つまるところは、だが…」



……それなら、わざわざガラス製品を媒体にしなくとも、

dvdに焼いた、そのディスクを直接、売り物にすればよいのでは?





どうすっぺ…?


どうしよう、…





俺とルーの前に、大きな、はてな?が生まれるに至った…




「!!!! あっ、!!!!




でも、ビー玉やおはじきなら、

小さいから携帯性は、とてもよい?かも?…」



「どちらかというとかさばりはしない、という類のやつではあろうが……

 せやな、

なら、ディスクのやつのほうは…


パソコンっぽい外装をとりつけて、

ラップトップパソコンみたいにしてやれば…」




「ほほう! ……ふふー?

 それならば、ボクの工作のスキルの、出番なのです!」



 そう言ったあとはあっという間に!

 ものの十分もしないうちに、宅配だとかの廃材を用いた、

 ダンボール製の筐体?が用意された…



「起動してみますね~! えいっ」



……



「おお☆」



「す、すげえ!ほんとにubuntuが動いとる…」



 それで、あとはこれと対応した、

 魔導ライター(書き込み機)を作って、!




……やった、

 これで正確に高密度のまま、量産できる!



「おお!」




「それで、あとは……



一個づつつくるのに、


ボクや製造者が、いちいち魔法や錬金術を行使してひとつずつやってたら、

量産するのに、コストがかかる…



…自動化できないかな?


なら、それならだとすると、


なら、魔導力を生成する、エナジー発生生成機関相当のディスクを作って、配置して、

それを基軸に、マザーマシンをつくってしまいましょう。


それを複数枚重ねたら、だいたいこれだけの出力を得られるから、

あとは、それを制御する制御盤相当のディスクと、

あとはそれで統制できた制御化魔力を使って、

ブランクのディスクに焼き付けるための実装機部分、

これ相当のディスクも作って、それで…」




……なんかルーがブツブツ言いながら、没頭しておられる…



この分なら、相当な枚数の未使用DVDRが要りそうだ。

なら、今日のおれちゃんのやれる役割は、ルーのやつを援護する、そのことになるだろう。

それなら、そのためにも、今のうちに買いに行っておこうかな。



「おーい?ルー、俺ちゃんちょっち、駅前の家電屋まで買い込みに行ってくるがな。

 ここにおやつ置いとくから、口が寂しくなったら食っとくんやで。

 おふくろにもなんか作ってもらえるように言っとくから、

 お腹がすいたらおれの母ちゃんにいうんやぞ?

 んではいってくるけえのー…」







「あれ?ユウタは?



…いない…」







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